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2008年1月31日 (木曜日)

「活きる」

 1940年代の中国。資産家の息子だったフークイだが、賭けに負けてしまい全財産を失う。身重の妻チアチェンは愛想をつかして実家へ戻ってしまった。しかし、半年後、長男が誕生したのを機に夫フークイのもとへと戻ってくる。心機一転、困窮する一家の家計を支えようとフークイは得意の影絵の巡業を始める。そんな矢先、フークイは国民党と共産党の内戦に巻き込まれてしまう。フークイがやっと家族のもとに戻ってきたのは、共産党の勝利が決まり内戦が終結した後だった。一家はその後も、荒波にもまれながらも逞しく生きていく……。

 チャン・イーモウはこの映画を通して、激動の中国の歴史を伝えたかったのだと思う。クーフイ一家の流転の人生は、その時代の政治的な動きに翻弄される。それでも逞しく生きる姿は、感動を呼ぶ。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: 活着/LIFETIMES/LIVING/TO LIVE
製作年度: 1994年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: 131分
キャスト:グォ・ヨウ、コン・リー、ニウ・ベン

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2008年1月30日 (水曜日)

「スカイ・オブ・ラブ」

 学生運動が激化する1979年のソウル。

 英文科の学生ソウンは同じ大学の1年先輩の青年トンヒに密かな想いを抱いていた。だが、ソウンはその想いは本人に伝えることなく入院中の親友ソンミに熱く語るのみだった。
  
 そんなある日、皆既月食が起こったその夜、ソウンはひょんなことから大学から持ち帰ってしまった壊れた無線機から男の声が流れてくるのを聞く。驚いて思わず応答してしまったソウンだったが、その声はちゃんと相手に届いていた。

 やがて、無線機での会話を重ねるようになる二人だったが、いつしかソウンは男が暮らしているのは2000年のソウルであることを知る。二人はこの奇跡に興奮し、無線機での会話に夢中になっていくのだったが……。

 2000年に公開された韓国映画「リメンバー・ミー」のあらすじだ。(出演:キム・ハヌル、ハ・ジウォン)

 そして、2003年にリメイクされた中国映画がこの「スカイ・オブ・ラブ」である。

 最初は、どちらが原作か、ずっと解らなかったが、調べてみると、2000年制作ってことで、「リメンバー・ミー」が原作だったことが判明。しかし、この2本を比べてみると、どちらも良くできている。「スカイ・オブ・ラブ」のリメイクが「リメンバー・ミー」だと言われても納得してしまうだろう。

 ちなみに、日本でも同名「リメンバー・ミー」のリメイク映画がある。こちらはお粗末・・・でした。しかし、これだけリメイクされまくるのは、原作がいいからだろう。

 さて、個人的には、この「スカイ・オブ・ラブ」のほうが、品良く出来ている。それは、主人公の違いだろう。ジジ・リョンの透明感ある美しさと韓国のキム・ハヌルの差だろう。

 いい映画なので、ぜひ、見比べてほしい。きっと、映画の面白さが倍増するだろう。

「スカイ・オブ・ラブ」おすすめ度  ★★★★★

「リメンバー・ミー」おすすめ度  ★★★★★


原題: SKY OF LOVE/愛,断了線
製作年度: 2003年
監督: タン・ファータオ
上映時間: −
キャスト:ケン・チュウ、ジジ・リョン、トン・ダーウェイ

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2008年1月29日 (火曜日)

「紅いコーリャン」

 20年代末の山東省で、18歳の娘がいやいや嫁いだ先は、造り酒屋の主だった。その嫁入りの輿を担いだ青年と劇的な恋に落ち、あるじが行方不明になったのを契機に二人は結婚。店を継ぎ、妻が匪賊にさらわれたりのトラブルはあるが、ますますの繁栄をみる。だが、やがてこの地域にも日本軍は侵略して、豊かなコーリャン畑を荒らし始める。彼らは神酒をあおり、抵抗に立ち上がる……。

「黄色い大地」の撮影で一躍その名を轟かせた張藝謀(チャン・イーモウ)の監督デビュー作だ。チャン・イーモウの原点がここにある。チャン・イーモウといえば「赤」。赤ではなく「紅」か。これも紅いコーリャン畑が印象的な作品だ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: 紅高梁/RED SORGHUM
製作年度: 1987年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: 91分
キャスト:チアン・ウェン、コン・リー、トン・ルーチュン

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2008年1月28日 (月曜日)

「キープ・クール」

 露天商のシャオは、元恋人のアンホンが忘れられずストーカーまがいの行動を繰り返していた。そしてとうとう、アンホンの今の恋人・劉とその仲間たちに袋だたきにされてしまう。その時、シャオはたまたま側にいた通行人チャンの鞄で応戦し、その中に入っていたパソコンを壊してしまうのだった。怒ったチャンはシャオに弁償を迫るが、シャオは劉の責任だと相手にしない。後日、弁償するという劉に会うため彼の経営するレストランに向かったシャオとチャンだったが、弁償してもらえればそれで満足なチャンに対し、シャオは劉への復讐しか頭になかった…。

 チャン・イーモウの一連の作品の中では異色の映画だ。時代が現代であること。コメディタッチの作風とテーマは、感動を期待すると裏切られる。しかし、小気味のいい展開は、文句無しに楽しい。

おすすめ度  ★★★★☆


基本情報 原題: KEEP COOL/有話好好説
製作年度: 1997年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: 95分
キャスト:チアン・ウェン、リー・パオティエン、チュイ・イン

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2008年1月26日 (土曜日)

「さらばわが愛 覇王別姫」

 演ずることに全てを捧げた二人の男の波乱に満ちた生涯を、京劇『覇王別姫』を軸に描いたチェン・カイコー監督作品。身を持て余した遊廓の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。やがて成長した二人は、それぞれ“程蝶衣”、“段小樓”と名を変え、京劇界きってのスターとなっていた……。

 京劇の舞台裏が面白い。昨年始めて北京で本格的な京劇を観る機会に恵まれたが、一番に思い出したにがこの映画だ。覇王別姫(はおうべっき)と読む。今は亡き、レスリー・チャンの傑作である。

おすすめ度  ★★★★★

基本情報 原題: 覇王別姫/FAREWELL TO MY CONCUBINE/FAREWELL MY CONCUBINE
製作年度: 1993年
監督: チェン・カイコー
上映時間: 172分
キャスト:レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー

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2008年1月25日 (金曜日)

チャ・ツィイー

 中国映画だけでなく、出演している気になる俳優・監督のプロフィール等も記していこうと思う。いきあたりばったりの思い付きだけど・・・
 
 最初は、この人。一番好きな女優は? と、聞かれたら迷わず答えます。「チャン・ツィイー」と。
どこがいいの? と、聞かれたら、迷います。完成された美形とも違うし、抜群の演技力ってわけでもない。(ごめんなさい)あえていえば、隣のお姉さんのような親近感と一生懸命なけなげな姿が感じられることだ・・・と思う。「初恋のきた道」では、可愛くてけなげな演技に圧倒された人も多いだろう。人気を得た今では、妖艶な色っぽさと時折見せる隣のお姉さん的視線にやられてしまう。
 日本では、アジエンス・・・のシャンプーのコマーシャルや「SAYURI」あたりで認知された。

チャン・ツィイー

1979年2月9日生まれ 中国/北京出身

11歳の時に北京舞踏大学付属中学に入学。その後、北京の中国中央演劇学院に進み演劇を専攻する。

チャン・イーモウ監督の目にとまり、「初恋のきた道」のヒロインに大抜擢される。

00年にはアン・リー監督の大ヒット作「グリーン・デスティニー」に出演。一躍アジアのトップ女優に躍り出る。この作品はアメリカでも大成功をおさめ、期待のアジアン・ビューティとしてハリウッドでも注目の存在となる。そしてそのまま、ジャッキー・チェン主演の「ラッシュアワー2」であっさりとハリウッド・デビューを果たす。

その後は、「MUSA-武士-」「HERO」とアジアの超大作に出演。

以後も、日本の木村拓哉出演でも話題の「2046」、「HERO」のチャン・イーモウ監督、金城武主演の歴史アクション「LOVERS」に出演するなど、アジアでもっとも世界的な人気を集める女優となる。

最近では「SAYURI」、「ジャスミンの花開く」「女帝(エンペラー)」等に主演。

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2008年1月24日 (木曜日)

「ファイティング・ガール」

 ボクシング・トレーナーを父に持ち、幼い頃からボクシングに親しんで育った女性ジャッキー・カレン。自分もボクシングの世界に関わりたいと夢見ていた彼女は、やがてマネージャーの道を歩み始める。ある日、新たに契約したボクサーのもとに向かった彼女は、そのボクサーを殴りつける街のチンピラ、ルーサー・ショーに目を留める。ルーサーの才能を確信した彼女は、引退していたトレーナーのフェリックスを説得しルーサーのコーチを任せるのだった…。

 久しぶりのメグ・ライアン出演映画を観た。比較的、最近の映画なのにきれいだ。ストーリーもなかなか良くできていて、面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: AGAINST THE ROPES
製作年度: 2004年
監督: チャールズ・S・ダットン
上映時間: 111分
キャスト・スタッフ:メグ・ライアン、オマー・エップス、トニー・シャルーブ

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2008年1月23日 (水曜日)

「鰐」

「サマリア」「うつせみ」の異才・キム・ギドク監督の幻の処女作で、製作から10年を経た2007年、ついに本邦初公開が実現。漢江に架かる橋の下に住む浮浪者ヨンペ。“鰐”と呼ばれる彼は、一緒に寝起きをともにする少年や老人に暴力を振るい、橋から身投げした自殺者を拾い上げ金品をかすめ取るなど極悪非道は振る舞いを繰り返していた。そんなある日、一人の美女が橋から身投げする。彼女を助けたヨンペは、そのまま強姦し、自らの性のはけ口として彼女を弄ぶが…。
 
 「サマリア」も特異な映画だったが、この映画もキム・ギドクならではの異色映画だろう。場面が暗くてよく解らない部分もあったが、これも意図的な演出だ。暗くて解らんぞ〜と怒られるギリギリのところで勝負している。「漢江の怪物」でみた同じような風景に変な親近感を覚えた。最後のシーンも衝撃的だ。

おすすめ度  ★★★★☆
 
原題: CROCODILE/ALLIGATOR/鰐
製作年度: 1996年
監督: キム・ギドク
上映時間: 102分
キャスト・スタッフ/チョ・ジェヒョン、ウ・ユンギョン、チョン・ムソン


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2008年1月22日 (火曜日)

「クリムゾン・フォース」

 火星の話しだ。企業と政府のスタッフによる火星探査機が事故によって火星に軟着陸するところから物語りは始まる。しかし、火星人による襲撃に遭い、クルーは一人、また一人と殺されていく・・・ 
 つまらないストーリーにつまらない役者陣。宇宙ものは期待を裏切ってくれる確立が高いようだ。火星のピラミッドとか人の顔をした地形とか・・・ワクワクして観ているのに・・・全く応えてくれなかった。火星人は人間の先祖で、罪人を地球に送って生き残ったのが人間だって・・・
安易な設定〜。

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題: CRIMSON FORCE
製作年度: 2005年
監督: デヴィッド・フローレス
上映時間: 93分
キャスト・スタッフ:C・トーマス・ハウエル、トニー・アメンドーラ、テレサ・リヴィングストン

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2008年1月21日 (月曜日)

「ブラック・スネーク・モーン」

 アメリカ南部の田舎町を舞台に、幼少期の性的虐待が原因でセックス依存症になってしまった少女と、妻に去られた孤独な男の心の交流を描いたヒューマンドラマ。主演は『スネーク・フライト』のサミュエル・L・ジャクソンと『モンスター』のクリスティーナ・リッチ。リッチ演じる少女の恋人役を人気歌手のジャスティン・ティンバーレイクが演じる。センセーショナルなストーリーと、さわやかな感動を呼ぶラストに注目だ。

 予告編からの印象では、もっと、サスペンスっぽいというかサディステックな映画かと思っていたが、実際はハートフル。サミュエル・L・ジャクソンのやさしさがほっとさせてくれる。いい映画だ。ほとんど、パンティだけの演技クリスティナ・リッチもいろっぽい。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: BLACK SNAKE MOAN
製作年度: 2006年
監督: クレイグ・ブリュワー
上映時間: 115分
キャスト・スタッフ:サミュエル・L・ジャクソン、クリスティナ・リッチ、ジャスティン・ティンバーレイク

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2008年1月19日 (土曜日)

「アドレナリン」

フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、ある日、宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる。頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、急に意識がもうろうとしてくる。なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……。

体内のアドレナリンが減ると即死するという毒を盛られた、腕利きのスナイパーの奮闘を追ったノンストップ・アクション映画。タフガイが生き残るためにロスの街を奔走する姿をコミカルに描く。主演は『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。彼の恋人役を『バタフライ・エフェクト』のエイミー・スマートが好演。中華街でのあっと驚くシーンや、空中での格闘劇など見どころが満載だ。

「ジェイソン・ステイサム」の出演映画は最近やたら多い。この映画も彼を抜きには語れない映画の一つだ。目にも止まらぬアクション映画を創りたかったのだろうが、観ていて少々疲れてしまうのは年のせいかも。最後のシーンも衝撃的・・・面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: CRANK
製作年度: 2006年
製作国・地域: アメリカ/イギリス   
上映時間: 94分

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2008年1月18日 (金曜日)

チャン・ツィイーに会えた〜

 昨年10月2日は「スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」の開会式を観覧する機会に恵まれた。8万人収容の上海体育場で行われた開会式は壮観の一言。観客を魅了する様々な演出に感動しました。

 胡錦濤中華人民共和国主席の「開会宣言」。カーター元米大統領、アーノルド・シュワルツネッガー・カルフォルニア州知事、音楽家のクインシー・ジョーンズやヨーヨーマ、俳優のジャッキー・チェン、チャン・ツィイー、米プロバスケットボール(NBA)のスター選手ヤオ・ミンなど多数参加、日本からは海部俊樹元首相が列席。169ヵ国のアスリートの入場や聖火の点灯等、華やかな演出と共に中国の威信をかけた国際大会の開会式に圧倒されました。開会式当日は上海市全体がスペシャルオリンピックス一色となり、競技は翌日から上海市内の20カ所で開催されました。

 ジャッキー・チェン、チャン・ツィイーが「スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」のPRをしていたので、開会式にはたぶん来るだろうと思っていたが、やはり来てました〜。

 生チェン、チャン・ツィイーは、豆粒のようでしたが、スクリーンに写ったチェン、チャン・ツィイーの表情を激写・・・しました。また、胡錦濤中華人民共和国主席までが参加されているとは予想もせず、紹介された時には二度びっくりでした。

 だからセキュリティーが厳しかったのねん。

 まさに、中国の威信をかけた開会式でした。そのパワーに脱帽〜。
 

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「タイムリセット」

 青年ジァップには結婚を約束した信心深い恋人ワーンがいた。ところが、ワーンはある日ちょっとした事故に遭い、驚いたことにそのまま原因不明の昏睡状態に陥ってしまう。ジァップは生まれて初めて本気で祈りを捧げた。すると、彼の目の前に謎の僧侶が現れる。僧侶は、「ワーンの前世は一家5人を惨殺した強盗犯で、その罪は今生の死で償われる。彼女を助けるためには5人の命を救うほかない」と言い、ジァップに未来の記事が載る新聞を与える。ジァップはその新聞の死亡記事をもとに、現場に先回りして5人の人間を助けようと奔走する。

 これはどこの映画だ。中国映画と思って借りてきたが、どうも言葉が違う。お金の単位もバーツと言ってる。ということは、タイ?  タイ映画って始めてかも・・・

 内容は、単純だが面白かった。最後の一人が助けられず、恋人のワーンが死んでしまう・・・と思いきや、もう一度リセットされてハッピーエンドだ。

 なんと言っても、タイの映画でこんなタイムスリップものがあることに驚きだ。まだ、知らない事ばかりだ。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: WHO IS RUNNING?/TA FA LIKIT
製作年度: 1997年
監督: オキサイド・パン
上映時間: 105分
キャスト:サンヤー・クンナゴン、ナンタリガー・タンマプリーダナン、スチャオ・ポンウィライ

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2008年1月16日 (水曜日)

「きいてほしいの、あたしのこと」

 「きいてほしいの、あたしのこと」-ウィン・ディキシーのいた夏-というのが正式名称だ。ウィン・ディキシーというのは犬の名前。全米ベストセラーの児童小説を基に、描いたファミリー・ドラマ。
 牧師の父を持つ少女は、新しい赴任地の小さな町に来た。でも、町の人達は、交流がなく、バラバラ。少女がひょんなことから出会った人の話が聞ける野良犬を介して父親との絆を取り戻していく姿をハートフルに描く。ある日、少女は、町の人達を集めたパーティを開くことを決め、今迄出逢った人達をみんな招待する。しかし、そこに野良犬の大嫌いな雷が・・・・

 心暖まる、ほのぼのとしたまさにハートフルな映画である。ほっとしたい時、心がぎすぎすしている時等に見ると、きっといい。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: BECAUSE OF WINN-DIXIE
製作年度: 2005年
監督: ウェイン・ワン
上映時間: 107分
キャスト・スタッフ:アンナソフィア・ロブ、ジェフ・ダニエルズ、シシリー・タイソン

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2008年1月12日 (土曜日)

「イージーライダー」

 マリファナ密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る二人のヒッピーを描いたアメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品。元々は馬をバイクに乗り換えた現代の西部劇を目指して創られた作品だが、そこで描き出されたのはドラッグ・カルチャー、余所者への強烈な排他性、そして名ばかりの“自由”という現代のアメリカであった。

 観るのは二度目だ。最初はたぶん、1969年だった。映画好きの友人に誘われ、映画館で観たような気がする。当時は、マリファナやLSDなどよく理解せずに観ていたと思う。ただ、ヒッピーが主人公の反社会的な映画だという記憶はある。

 あらためて、観てみると、たんたんと放浪のバイク旅が続き、やたらとドラッグばかりでうんざりもするが、時代を現す貴重な映画だったとも思う。そこには、まだ自由でない自由が描かれている。最後の意味もなく撃たれるラストは衝撃的だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: EASY RIDER
製作年度: 1969年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 95分

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「アミスタッド」

 スティーブン・スピルバーグ監督が実話をもとに描いた感動作。奴隷制度が横行していたかつてのアメリカを舞台に、彼らを救おうとアメリカ法制度に疑問を投げかけた元大統領、ジョン・クインシー・アダムズの闘いを描く。モーガン・フリーマン、アンソニー・ホプキンス、マシュー・マコノヒー共演。1839年夏、嵐の吹き荒れる夜、キューバの海岸沖でスペインの奴隷船ラ・アミスタッド号の船倉に捕らわれていた53人のアフリカ人たちが暴動を起こした。乗務員を殺害し、船を乗っ取った彼らの目的はただひとつ、母国アフリカに帰ること。だが彼らは2ヶ月後、アメリカの沿岸警備船に取り押さえられ投獄。死刑確実となる・・・。

 面白い。さすが、スピルバーグ! 最初の奴隷の暴動シーンも強烈だが、裁判の経過が何と言っても見せ場だ。「私達に自由を・・・」という奴隷の言葉が印象的だ。自由の国アメリカの歴史の一部を観た思いである。

おすすめ度   ★★★★★


原題: AMISTAD
製作年度: 1997年
製作国・地域: アメリカ   
上映時間: 155分

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