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2008年2月28日 (木曜日)

グエムル 漢江の怪物

 韓国の人々のオアシス、漢江(ハンガン)に突如出現した怪物を巡る事件に肉迫するパニック映画。怪物に娘を奪われた一家の奮闘を描く。情けない父親から一変、闘うお父さんを体当たりで演じるのは『南極日誌』のソン・ガンホ。その妹役を『リンダ リンダ リンダ』のペ・ドゥナ、弟役を『殺人の追憶』のパク・ヘイルが演じている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手がけたニュージーランドのWETAワークショップが、魚に似たリアルな怪物を作り上げた。

 単純な怪物映画では決してない。ストーリーもしっかりしているし、怪物の出来がいいから迫力がある。韓国映画では異色の映画だ。おじいさんと娘が可哀想・・・せめて娘だけでも助け出してハッピーエンドにしてほしいね。この手の映画で、あと味を悪くする必要はないでしょ。 

おすすめ度  ★★★★★


原題: THE HOST/怪物
製作年度: 2006年
監督: ポン・ジュノ
上映時間: 120分
キャスト:ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ

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2008年2月27日 (水曜日)

TAXI 4

 フランスきってのヒットメイカー、リュック・ベッソン製作のフレンチ・カーアクション第4弾。今回はヨーロッパ全土から指名手配される凶悪犯“ベルギーの怪物”が逃亡し、刑事のエミリアンとタクシー運転手のダニエルが一味を追ってモナコへ向かう。監督は前作に続きジェラール・クラヴジックが担当。406から407に進化し、レーシング仕様にカスタマイズされた純白のプジョーのスタイリッシュな走りにも注目。

 TAXIシリーズってこんなにおばか映画(コメディ?)だったっけ。ま、かまわないけど。

 警察署長がおかしい。ちょっぴりスリルがあって、笑える映画だ。最後にもっと盛り上がるかと思ったら終わってた。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: TAXI 4/T4Xi
製作年度: 2007年
監督: ジェラール・クラヴジック
上映時間: 91分
キャスト:サミー・ナセリ、フレデリック・ディファンタール、ベルナール・ファルシー

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2008年2月26日 (火曜日)

ハリウッドランド

 テレビ版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーヴスの死の謎に迫るサスペンスドラマ。謎の自殺を遂げたジョージ・リーヴスを『アルマゲドン』のベン・アフレックがリアルに演じる。また、彼の死を追う私立探偵を『キング・コング』のエイドリアン・ブロディが熱演。ジョージ・リーブスの愛人だった映画会社の重役夫人を『運命の女』のダイアン・レインとキャスティングも豪華。ハリウッド史上最もスキャンダラスな事件の裏側に潜む人間ドラマを堪能できる。

 死の謎の結論というか、結末が確定しないという結末の映画だった。3つの推論を提示し、謎のまま、視聴者に判断を委ねたわけだ。1つ目は、新しい恋人の射殺説、2つ目は、MGM重役の指示による殺し屋に射殺されるというもの、最後は自殺説。真相は解らぬままである。こんな展開の映画もいいというのが感想だ。出演者が分かりにくい面もあったが、最後には、なるほどと唸らされた映画である。

おすすめ度  ★★★★☆


基本情報 原題: HOLLYWOODLAND
製作年度: 2006年
監督: アレン・コールター
上映時間: 126分
キャスト:エイドリアン・ブロディ、ダイアン・レイン、ベン・アフレック

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2008年2月25日 (月曜日)

華麗なるギャツビー

 F・スコット・フィッツジェラルドの小説の映画化。1920年代のアメリカ上流階級の話しだ。1974年制作のリメイク版だ。1974年の映画は、ロバート・レッドフォードとミア・ファローが演じている。

あらすじは、1920年代のアメリカ。ニューヨーク郊外のロングアイランドに豪華な邸宅を構えるジェイ・ギャツビーは夜毎のようにパーティーを催していた。彼の身分は謎に包まれていたが、招待客は密輸やスパイ、殺人など法に背く行為の末に大金持ちになったのだと噂し合っていた。そんなギャツビーの隣に住むニック・キャラウェイは、数回パーティに招待され、徐々に彼の秘密を知るようになった。ギャッピーはダコタの農家に生まれ、17歳のとき鉱山成金に拾われた。そして第1次大戦に参加し、陸軍少尉となった彼はルイビルのキャンプにいるときデイジーと知りあった。2人は互いに心ひかれ激しい恋におちたが、ギャツビーは軍の命令でフランス戦線へ派遣されてしまったのだ。その頃のことをニックは知らなかったが、デイジーとニックは従弟同志だった。ギャツビーがフランスへ発ったあと、デイジーはシカゴの富豪トム・ブキャナンと結婚した。トムとニックはエール大学での級友だった。数年後、戦線から戻ったギャッピーは、自分の青春を賭けて愛したデイジーが結婚したことを知って苦しんだ。しかも彼女の生活はギャツビーの手の届かない上流階級にあり、社交界の花形としてその日々を送っていた。ギャツビーは再びテイジーの心をとり戻す決意を固め、5年が過ぎた。今、ギャツビーはロングアイランドに大邸宅を構えていた。それは、デイジーの邸と湾をへだてて向かい合っていた。ギャツビーは夜毎豪華なパーティを開いた。当然、社交界の話題はギャツビーに集中し、2人はニックの仲介を得て再会した。デイジーはギャツビーの変わらぬ愛を知り、感激した。夫にはマートルという情婦があり夫婦生活がうまくいっていなかったのだ。ある日、ギャツビー、デイジー、ニック、トムが顔を揃え、ギャツビーとトムがデイジーをめぐって対立した。その帰り道、興奮するデイジーが運転するギャツビーの車がマートルを轢き殺してしまった。そうとは知らないマートルの夫のウイルソンは、トムにギャツビーがマートルを轢き殺したと入れ知恵され、ギャッピーを射殺すると自らも命を断った。

 筋書きがしっかりしていて面白い。1920年代を一番表わすのは初期の車だ。その車が上流階級を象徴している。そして、最後に車による交通事故が意外な結末へと導く。

 ぜひ、1974年の原作が観たくなった。

おすすめ度  ★★★★★
 

原題: THE GREAT GATSBY
製作年度: 2001年
監督: ロバート・マーコウィッツ
上映時間: 95分
キャスト:ミラ・ソルヴィノ、トビー・スティーヴンス、ポール・ラッド

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2008年2月23日 (土曜日)

西洋鏡

 韓国映画の紹介が続いたので、また中国映画に戻って少し紹介したい。

 この「西洋鏡」というタイトルの意味は「映画」のことである。 1902年の北京。写真館で働くリウは好奇心旺盛な青年。彼は、ある日そこを訪れてきたイギリス人レイモンドが語る“西洋鏡”と呼ばれる動く写真=映画に強い興味を示す。レイモンドは映画で一儲けするためイギリスからやって来て映画小屋を開いたのだった。だが中国人の外国人に対する反感は根強く、客の入りは芳しくなかった。そんな時リウが小屋へやって来た。そして、この西洋鏡を見た瞬間から美しい映像の魔力に魅入られたリウは、自ら呼び込みを買って出て、間もなく小屋は繁盛し始める。しかしそれは、客を奪われた京劇の人々との軋轢も生んでいった…。

 20世紀初頭、約100年前の北京を舞台に、新しい「映画」と伝統の「京劇」の確執を描く。イギリス人レイモンドのベタな演技が気になって・・・惜しいと思うところもあるが、評判はいい映画だ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: SHADOW MAGIC
製作年度: 2000年
監督: アン・フー
上映時間: 115分
キャスト:シア・ユイ、ジャレッド・ハリス、シン・ユイフェイ

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2008年2月22日 (金曜日)

エシカルという言葉

 今週の衝撃! それは「エシカル」という言葉だ。

 エシカル(ethical)とは、辞書を引いてみると「倫理的」「道徳的」という意味だが、ただそれだけでなく「倫理的(道徳的)に正しい」という意味と考えてみるのがいいようだ。
もともとは形容詞のエシカルだが、名詞としてのエシカルは、エコロジーと似た意味合いの言葉。しかし、環境に配慮した…というエコロジーだけでなく、フェアトレードであったり、ボランティアだったり、チャリティーだったりした考えも含む、これからの市民のあるべき方向性を示している言葉なのだ。

 現在、エコロジーという言葉が一般化しているが、エコがつけば何でも「善」というイメージがあり、かすかに偽善的なイメージがつきまとう。私は「エコロジスト」ですとは、とても恥ずかしくて言えない。

 それは、エコロジーという錦の御旗を冠にした様々な賞品が流通しているせいかもしれません。再生紙偽装問題のように、技術が伴わないのに、商品化せざるを得なかった製紙業界もまた、急進的な環境保護政策のひずみではなかったか?この問題も「エシカル」(道徳的)に考えれば、正直に言えば問題にはならなかったはず。

 某ブランドのエコバッグ狂騒のような薄っぺらな流行なども、違和感を感じざるを得ない。使い古されたエコからもう一段高く、一つにまとめるキーワードが「エシカル」という言葉かもしれません。
 
 実はこの言葉、1月号の雑誌「pen」のロンドン特集号で紹介されていたもの。そこでもう一つ興味深い団体を紹介していた。二人の弁護士が設立した「グリーン・トマト」という名前の会社だ。メインはタクシー業務で、車はすべて日本のハイブリッド車「プリウス」を使い、ガソリン代を節減し、低料金タクシーとして営業している。それでも排出されるCO2の2倍相当を環境対策に実践しているというのである。
 その彼等が売っているのが「グリーントマト・キット」という「エシカル」なグッズをまとめたキットだ。水道代を安くするグッズやさまざまなエシカル商品がトータルにデザインされて魅力的なキットになっている。これらの商品を使うことでエシカルな生活を実践できる入門キットなのである。いいアイデアだと思いませんか?日本でも、こんなキットが売られていれば、必ずヒットすると思う。私も、欲しいもんね。

 今後、この「エシカル」という言葉に注目したい。

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とかげの可愛い嘘

 互いに惹かれ合いながら、なかなか一緒にいられない男女のおとぎ話のような恋物語。20年の間に3度も別れを繰り返す不器用な男女の純愛を描く。ひたすら初恋の人を思い続ける主人公を演じるのはチョ・スンウ。いつももっともらしい嘘をついて相手を煙に巻くヒロイン役を、カン・ヘジョンがチャーミングに演じている。

 映画の日記を書いていて嬉しいことは何か。それは、あまり評判になっていない映画の感動作に出会った時、それを紹介できることだ。有名な大作をおすすめしても、誰でも知っていること。有名でない映画を紹介して、観てもらうことで、同じように感動を分かち合えることが、嬉しい。幸せを分けてあげる感覚・・・ちょぴり、優越感に浸れるしね。

 そんな映画に出会った。それがこの映画「とかげの可愛い嘘」だ。知ってた?知らないでしょ。(たぶん)

 主人公のチョ・スンウは、『マラソン』で知能発達障害者の役を好演した若手俳優。その相手役のカン・ヘジョンは、『トンマッコルへようこそ』に出てたあのちょっと頭の弱い女の子である。この配役だけを観ても、期待に胸が膨らむが、実際の映画も良かった。詳しく紹介するとネタバレになって、面白くなくなるので、少しだけ・・・

 ある日、お寺に預けられた女の子が転校して来た。その女の子は黄色の合羽をいつも着て、ポケットにはトカゲがいた。そして彼女に触れる人間には、必ず不幸が訪れていた。だから、誰にも触れさせない。そんな彼女を好きになった主人公の男の子だが、間もなく、引っ越しをしてしまう。10年後、予備校に通う彼が、勉強のために、昔住んででいた村に戻る。その目的は彼女に会うためだ。再会し、絆を深める二人。しかし、それからまもなく、彼女は姿を消した。8年が経ち、銀行に勤める主人公の前に、ある日突然、彼女が現れる・・・・・・ここまでが中盤。

 あまくせつないラブ・ストーリーだが、後半からさらにぐんと盛り上がる。彼女のうその理由が明かされる美しく切ないラストシーンは涙を誘う。

おすすめ度  ★★★★★

原題 DOMABAM/LOVE PHOBIA
製作年度 2006年
上映時間 117分
監督 カン・ジウン
出演 チョ・スンウ 、カン・ヘジョン 、カン・シニル 、チョン・ソンファ 、イ・ジェヨン[俳優] 、パク・コンテ

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2008年2月21日 (木曜日)

アーサーとミニモイの不思議な国

 冒険好きな少年が家族の危機を救うため、体長2ミリのミニモイ族が暮らす“ミニモイの国”に旅するファンタジー・アドベンチャー。ごく普通の男の子が、数々の困難を知恵と機転で乗り越えていく様を生き生きと描写する。リュック・ベッソン監督が、実写と3Dアニメーションを見事に融合させ、幻想的で美しい独自の世界を作り上げた。主人公の男の子に、『 チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアがふんするほか、マドンナやデヴィッド・ボウイら豪華キャストによる吹き替えも話題だ。

 3Dアニメーションがいい。体長2ミリの世界が面白い。ミクロキッズだったっけ。同じような設定だったが、こちらのほうが出来がいい。満足感を感じる映画だ。ただ、おばあさん役のミア・ファローはどう観てもお母さんにしか見えない。

おすすめ度  ★★★★★

原題: ARTHUR AND THE MINIMOYS/ARTHUR ET LES MINIMOYS
製作年度: 2006年
監督: リュック・ベッソン
上映時間: 104分
キャスト:フレディ・ハイモア、ミア・ファロー、ペニー・バルフォー

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2008年2月20日 (水曜日)

サイボーグ・ソルジャー

 B級映画の香りがぷんぷんする映画。でも、この映画は未来のSF物語りではない。

 第二次世界大戦末期、ナチスは放射線を研究する施設を占領したフランスに作り、戦争を有利にしようとしていた。連合軍は、その秘密施設を破壊するために、特別チームを編成する。爆弾に強い男、変装のうまい男、射撃がうまい男、腕っぷしの強い男等の囚人が集められ、恩赦を条件に施設を破壊する任務を負うのだ。7人だったかな?そのアリエナイザーな小部隊がやすやすと侵入する。そして、それを阻むのは、遂に出ました「サイボーグ・ソルジャー」。筋肉マンのようなマッチョな人造人間だ。もとは人間のようだからサイボーグというわけか。この「サイボーグ・ソルジャー」、鉄砲の弾も手榴弾4個でもへっちゃら、とても強い。でも、回収に行った仲間も殺しちゃう大ばか野郎なのね。変なの〜(ちょっとおすぎ口調)
 この「サイボーグ・ソルジャー」を作った博士というのがいて、この計画を進めたい博士と出来損ないだから中止にした幹部との確執があって、とどのつまり、博士が幹部を射殺して暴走するんだけれど、この辺までくると、空いた口が塞がらないほど、阿呆くさいのねん。

 つまり、戦争映画に怪物が出て来て異常に強い特別部隊があり得ない活躍をしてやっつけるという映画なのだ。とっても不味い五目らーめんって感じ。

 そもそもB級映画ってなんだろうというと、お金がかかっていないのね。お金がないから大物役者が使えないでしょ。大きなセットも無理。凝ったCGも使えない。
でも製作費が少なくてもいい映画はあるわよね。B級映画の定義は、つまるところ、志しが低い映画ってことだと思うのよ。

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題: S.S. DOOMTROOPER
製作年度: 2006年
監督: デヴィッド・フローレス
上映時間: 90分
キャスト:コリン・ネメック、ロレンツォ・セナトーレ、ベン・クロス

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恋するレストラン

 この映画の国はどこだ? 主人公はモロッコ人だが、どうも移民のようだ。名前も覚えづらい。そういえば、一番最初に町の紹介をしていたっけ。しっかり、観てなかったよん。
 雑貨屋を営む主人公の家族は、厳格な両親と弟の4人家族だ。医者をさせたい父親に対し、医者には興味にない主人公。ある日、図書館にアルバイトに行くことになり、勉強に都合がいいと父親も許す。しかし、実際の仕事はホテルのレストランの皿洗いだった。何もしない料理長をはじめ、肉担当のあぶない奴、料理長を狙う性格の悪い上司、文句ばかり言いながらサボってばかりいるトルコ人等。不法就労者の集まりだ。その中にひとり、可愛いウェイトレスがいた。そして、二人は恋に落ちていく。レストランで、虐められながらも、少しずつ信頼を勝ち取っていく主人公。しかし、彼女は、社長の姪で、いずれは、ホテルを受け継ぐ大金持ちだった。

 面白い映画だった。ホテルのレストランの厨房が舞台なので、国柄が出るし、(どこの国だ〜)だらけた中にも、秩序があるのが面白い。ちょっと不潔だけれどね。そして、役者は誰一人解らない。舞台の国も解らず(解らないのは、私だけ)、俳優も解らず、浦島太郎状態で観る映画も、いいかも。ハッピーエンドだしね。

おすすめ度  ★★★★★

原題: HET SCHNITZELPARADIJS/SCHNITZEL PARADISE
製作年度: 2005年
監督: マルティン・コールホーベン
上映時間: −
キャスト:ムニール・ヴァレンタイン、マルコ・ヴァン・ゲフィン、ヤヒーラ・ゲイール

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2008年2月19日 (火曜日)

モーツァルトとクジラ

 発達障害の一種であるアスペルガー症候群の男女が織りなすラブストーリー。予測不可能な相手の行動に戸惑いながらも愛を育むカップルを、若手人気俳優ジョシュ・ハートネットと『サイレントヒル』のラダ・ミッチェルが熱演する。脚本は『レインマン』でオスカーを受賞したロナルド・バス、監督はノルウェー出身のペター・ネス、本作のモデル、ジェリー・ニューポートが監修に参加。障害を抱えながらも人生をともに歩もうとする2人の姿が胸を打つ。

 ジョシュ・ハートネットの最近の映画出演はすごい。シン・シティ(2005)、ラッキー・ナンバー7(2006)、ブラック・ダリア(2006)と話題作ばかり。彼を意識し出したのは、「パール・ハーバー」(2001)だ。同じ年に「ブラックホーク・ダウン」にも出演している。

 相手役のラダ・ミッチェルは、サイレント・ヒル(2006)、メリンダとメリンダ(2004)、ネバオランド(2004)などに出演、こちらも負けていない。

 この映画は、2004年だから、互いに油が乗ってきた頃か?ラダ・ミッチェルは、この年、3本の映画に主演したことになる。すごい。

 その二人の愛の物語りだが、発達障害の二人とあって、簡単ではない。障害者の恋、仕事、セックスの問題等、いろんな問題点が浮き彫りになる。暗くなりがちなそれらの問題を明るい二人が、吹き飛ばしてくれるような爽快感がある。

 モーツァルトとクジラ、その意味は見るとすぐに解る。

おすすめ度  ★★★★★


原題: MOZART AND THE WHALE
製作年度: 2004年
監督: ペッター・ネス
上映時間: 94分
キャスト:ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェル、ゲイリー・コール

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2008年2月18日 (月曜日)

レストレス〜中天〜

 『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン主演、迫力の武侠(きょう)アクション大作。失った恋人の面影を追い続ける男が、この世とあの世の境目の“中天”で愛する人と再会し、思わぬ戦いに身を投じていく姿を壮大なスケールで描く。ヒロインを演じるのは、「キム・テヒ。肉体派ウソンの体を張ったアクションシーンと素晴らしいVFX映像は一見の価値あり。

 製作費が90億ウォン、オール中国ロケの大作である。すごく長く感じた映画だ。中国映画のようなワイヤーアクションがふんだんに出て来る。中天の何層もある古い建物が並ぶ景色が印象的だ。この風景がこの世とあの世の境目の“中天”を良く表わしている。

 キム・テヒは「天国の階段」(2003・ドラマ)でブレイクしたが、「ラブストーリー・イン・ハーバード」(2004・ドラマ)でも清楚な主人公を好演している。チョン・ジヒョン、イ・ナヨン、ハ・ジウォンと並ぶ「新世代人気女優」の一人である。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: THE RESTLESS
製作年度: 2006年
監督: チョ・ドンオ
上映時間: 105分
キャスト:チョン・ウソン、キム・テヒ、ホ・ジュノ

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2008年2月16日 (土曜日)

私の頭の中の消しゴム

『四月の雪』でペ・ヨンジュンと共演したソン・イェジンと、『MUSA 武士』のチョン・ウソンによる不朽の愛の名作。韓国映画界におけるラブストーリーの女王と美形カリスマ俳優が、不治の病と闘いながら、きずなを深めていくカップルを熱演する。“若年性アルツハイマー”という重いテーマを扱いつつも、最後まで希望を捨てないエンディングは秀逸。今までの韓国映画とは一線を画す、美男美女による格調高い恋愛ドラマ。

 シナリオもいいが、チョン・ウソン、ソン・イェジンがはまり役。

 私の「韓国映画ベスト1」の映画だ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: A MOMENT TO REMEMBER
製作年度: 2004年
監督: イ・ジェハン
上映時間: 117分
キャスト:チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク

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2008年2月15日 (金曜日)

「毒入りギョーザ事件」その後

「毒入りギョーザ事件」は、中国国内での薬物混入がほぼ確実になった。中国食品のバッシングはエスカレートするばかりだ。でも、批判だけでは何も解決しない。

 現状では、反日活動家の仕業ではなく、天洋食品を解雇され、不満を持つ元従業員犯人説が有力である。反日活動家は国のためという建前があり、今回のような犯罪では国益を損ねるからである。また、日本を標的にするなら、もっと別の方法がいくらでもあるはずだ。特に、北京オリンピックを前に、公にしてほしくない事件だ。従って、この事件は偶発的なもので、政治性は薄いと考えられるのである。

 この事件でわかったのは、日本の「食」の惨状だ。食糧自給率39%という先進国最低の数字がクローズアップされた。そして、もう一つは、中国食品の危険性やモラルが浮き彫りになった事だ。少し前なら、だんまりを決め込んでいたであろう中国政府も、事件の解決に積極的で、日中が協力して捜査をするというほどだ。中国側としては、「北京オリンピック」と「胡錦濤国家主席」の日本訪問が近いという事情が絡む。つまり、両国とも、早く収束したいという点で一致している。

 この事件を契機に、中国が食の安全に対し、万全の対策で望み、再発を防止することである。その意志は充分あるわけで、その思いは達成されるだろう。問題は、中国人のモラルが低いという点だ。「拝金主義」「物質主義」が横行し、「論語」や「中庸」の精神が忘れられている。これは、政府がいくら号令をかけても、一朝一夕には解決しない問題である。根気よく時間をかけるしかない。

 つまり、日本はこれ以上の中国バッシングはもとより、過剰な反応は意味がない。「私は中国食品はこれから一切口にしません。」なんていってもどだい無理なんである。スーパーで買わなくとも、ファミレスやファーストフーズで使っていれば、いやでも口にする。ただ、知らないだけだ。また、加工食品の餃子をやめて、手づくりで作るとしても、その材料が汚染されているのかもしれない。いたちごっこなのだ。

 唯一できる防衛策は、「焼く」「煮る」「揚げる」「蒸す」を徹底し、ともかく「よく洗う」ことしかないかもしれない。そして舌を信じることである。

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2008年2月14日 (木曜日)

『ミス・ポター』

 ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。運命の出会いを果たした編集者と二人三脚で世界的名作を生み出すポターの逸話を2人の恋愛を絡めて描く。監督は『ベイブ』のクリス・ヌーナン。ポターに『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガー。彼女の初恋の相手となる編集者ノーマンをユアン・マクレガーが演じる。劇中で実現したポターとピーターラビットの劇的な共演が感動的。

 前から観たいと思っていた映画だ。レニー・ゼルウィガーの当たり役の一つになるだろうと思っていた。とにかく彼女の出演作はいい映画が多い。『ベティ・サイズモア』(2000)『シカゴ』(2002)『コールド・マウンテン』(2003)『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001と2004)『シンデレラマン』(2005)などめじろ押し。

 今回の『ミス・ポター』も、ビアトリクス・ポターの役をとつとつと演じている。不思議なのは、観終わった時に、この役は彼女以外は考えられないと思うことだ。ゆったりとしたイギリスの田園風景も美しい。おすすめの一本だ。

おすすめ度  ★★★★★


原題: MISS POTTER
製作年度: 2006年
監督: クリス・ヌーナン
上映時間: 93分
キャスト:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン

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2008年2月13日 (水曜日)

「ラッシュアワー2」

 クリス・タッカーとジャッキー・チェン主演のアクション・コメディの続編。今回は「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイーが悪役で出演している点も注目。のんきにバケーションを楽しもうと香港に乗り込んだリーとカーター。そんな矢先、アメリカ大使館で爆破事件が起きる。香港マフィアの仕業と睨んだ香港警察はリー警部に極秘捜査を命じる。結果、一緒にいたカーターも事件に首をつっこむハメになり、楽しみにしていたバカンスは泡と消えてしまい……。

 チャン・ツィイーが出演していることを最近知り、早速観たが、悪役のボスの右腕で武術に長けて、爆弾を操るぶっとんだ役柄であった。そんな チャン・ツィイーを観るのもいいが、ファンとしてはちょっぴり寂しいものを感じる。

ラッシュアワー3がもう新作DVDででている。こちらも観なくては。数有るジャッキー・チェンの映画の中では好きな部類だ。

おすすめ度 ★★★★☆ 

原題: RUSH HOUR 2
製作年度: 2001年
監督: ブレット・ラトナー
上映時間: 90分
キャスト:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、クリス・ペン、チャン・ツィイー

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2008年2月12日 (火曜日)

「ソウルウェディング花嫁はギャングスター」

 香港マフィアのボスの娘(スー・チー)は剣の使い手で喧嘩も滅法強い。パーティでの出来事がきっかけで抗争に巻き込まれ、ボスの指示でソウルに一時非難することになる。受入先のヤクザの下っ端3人組にその世話役が回ってくる。3人で共同生活をしている家に泊まることになるのだが、大物と思わない3人組と女性通訳のチグハグな生活が始まる。
 前半は彼等の応対が笑える。中盤は、香港から来た刺客とのやりとり。後半は舞台を香港に移しての抗争の結末という内容だ。

 それなりに面白かったが、3人組の兄貴(イ・ボムス)とスー・チーの関係の盛り上がり方が不満だ。お互いに惹かれていく様子が表現されていないので少し違和感がある。惜しい。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: MY WIFE IS A GANGSTER 3
製作年度: 2005年
監督: チョ・ジンギュ
上映時間: 117分
キャスト:イ・ボムス、スー・チー、オ・ジホ

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2008年2月 7日 (木曜日)

ファンタスティック・フォー銀河の危機

 宇宙放射線を浴びて超人となった4人組“ファンタスティック・フォー”が、地球のために戦う人気アメリカン・コミックの映画化第2弾。今回は、銀色のサーフボードを操る未知の生命体、シルバーサーファーが4人の前に現れる。監督は前作に続きティム・ストーリーが担当。ファンタスティック・フォーを『キング・アーサー』のヨアン・グリフィズ、『シン・シティ』のジェシカ・アルバらが演じる。CGIによる新キャラクター、シルバーサーファーなど、驚異の映像に注目。

 2005年の前作に続き2作目。一作目は結構面白かった印象が残っているが、今回はだめだった。前半は特に退屈で、何度も観るのを辞めようと思った。何とか我慢して、最後まで観たが、見せ所は後半の対決シーンの15分だけ。そこに至るまで延々と状況証拠を見せられるのはつらい。その後半のマンガチックな対決もそれほどでもない。訳の解らないトンデモストーリーなんだから、アクションシーンをもっとけちらずに見せるできだ。

 救いは、「ダーク・エンジェル」のジェシカ・アルバだ。大人になった彼女が観られて楽しかった。「ダーク・エンジェル」の彼女は強くて可愛かった。「シン・シティ」にも出ていたが、もっとはじけてほしい。

おすすめ度  ★★☆☆☆


原題: 4: RISE OF THE SILVER SURFER/FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER
製作年度: 2007年
監督: ティム・ストーリー
上映時間: 92分
キャスト:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス

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2008年2月 6日 (水曜日)

恋人たちの食卓

 台湾の大都会、台北。チュ氏は適齢期の3姉妹の父親で、彼女たちと一緒に暮らしている。妻は娘たちが幼い頃に亡くなっており、家事全般は父であるチュ氏が行っていた。日曜日の晩餐は、5つ星ホテルのシェフで中国料理の鉄人だった父の手料理を前に円卓に座るのがこの一家の習わしだ。敬虔なクリスチャンである教師の長女、才色兼備で航空会社勤務のキャリア・ウーマンの次女、女子大生で無邪気な三女−−映画は、彼女たちの初恋に不倫、セックスに妊娠、結婚を通し、父と娘、家族などを描いてゆく。

 この映画、すごく面白いです。1994と言えば、アン・リー監督作品では古い部類に入る傑作だろう。その後、2000年に「グリーン・デスティニー」 、2005年には「ブローバック・マウンテン」、そして2007年には話題作「ラスト・コーション」を出す。日本では、2008年春の公開だ。見逃せない。

おすすめ度  ★★★★★


原題: 飲食男女/EAT DRINK MAN WOMAN
製作年度: 1994年
監督: アン・リー
上映時間: 125分
キャスト:ロン・ション、ヤン・クイメイ、ワン・ユーウェン

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「インファナル・デイズ逆転人生」

 タイトルの「インファナル・・・」で騙されてしまった。インファナル・アフェアの続編かと普通思うじゃない。トニー・レオンとアンディ・ラウだし。
  内容は、ドタバタコメディ、それなりに観られるけれど、裏切られた感はぬぐえず。

おすすめ度  ★★☆☆☆


原題: 中環英雄/DON'T FOOL ME
製作年度: 1991年
監督: ハーマン・ヤオ
上映時間: 93分
キャスト:トニー・レオン、アンディ・ラウ、アンソニー・ウォン

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2008年2月 5日 (火曜日)

「マジック・キッチン」

 『ファイティング・ラブ』のサミー・チェン、TVドラマ「流星花園 〜花より男子〜」にも出演していた人気グループF4のジェリー・イェン、『墨攻』のアンディ・ラウ主演のラブコメディ。監督は『不夜城 SLEEPLESS TOWN』のリー・チーガイ。香港でブームの“私房菜館”(プライベート・レストラン)を舞台に、3人の男性と恋に臆病な女性シェフが食と恋のバトルを繰り広げる。

 香港を舞台にした現代のラブコメディだ。う〜ん、もう一つ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: MAGIC KITCHEN/魔幻厨房
製作年度: 2004年
監督: リー・チーガイ
上映時間: −
キャスト:サミー・チェン、ジェリー・イェン、アンディ・ラウ

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2008年2月 4日 (月曜日)

「ウォ・アイ・ニー」

 チャン・ユアン監督によるドキュメンタリー・ドラマ。1組の若い夫婦の結婚生活を通して、その理想と現実、男女の愛し方の違いを激しくリアルに描き出す。中国四大女優の1人である『最後の恋,初めての恋』のシュー・ジンレイが、夫に執拗(しつよう)なほど愛情表現を求めるヒロインを熱演。俳優たちのアドリブで演じられた夫婦喧嘩の迫力に圧倒される。よくある夫婦のすれちがいが描かれていて、身につまされる感じ。客観的に夫婦喧嘩が観られて、面白いかも。

 チャン・ユアン監督といえば、『ただいま』でベネチア国際映画祭銀獅子賞と監督賞に輝いた中国第六世代の監督だ。最近の監督作品は、緑茶(2002)クレイジー・イングリッシュ(1999)ただいま(1999)東宮西宮(1997)離婚のあとに(1996)・・・など。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: I LOVE YOU/我愛[イ尓]
製作年度: 2003年
監督: チャン・ユアン
上映時間: 98分
キャスト:シュー・ジンレイ、トン・ダウェイ

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2008年2月 2日 (土曜日)

「龍城恋歌」

 チャン家の結婚式の日。華やかな披露宴は、突如現われた暗殺者によって一家惨殺の場と化した。唯一生き残ったのは花嫁のランチュエンのみ。彼女は復讐に燃え、数年掛けてその首謀者を突き止める。暗殺者を雇ったのは、長年チャン家と反目してきたドラゴン・タウンの地主シオンだった。殺された夫と家族の仇を討つため、名うての殺し屋リーにシオンの暗殺を依頼するランチュエン。しかし、リーはその依頼を断る。彼女は自ら暗殺に向かうも失敗し傷を負ってしまう。そこへリーが再び現われ、彼女に暗殺を請けおうと告げるのだった…。

 「菊豆」のヤン・フォンリャン監督作品。戸惑うばかりの一家残殺から生き残った花嫁の復讐劇。昔の中国の一面を感じさせる秀作。

おすすめ度  ★★★☆☆


原題: 龍城正月/DRAGON TOWN STORY
製作年度: 1996年
監督: ヤン・フォンリャン
上映時間: 93分

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2008年2月 1日 (金曜日)

「ただいま」

 16歳のとき、些細ないさかいが原因で血のつながらない姉を発作的に殺してしまったタウ・ラン。投獄され、模範囚として17年の禁固生活送った彼女は旧正月の一時帰宅を許可される。しかし、家族の出迎えはなく、故郷の近い女性教育主任シャオジェが彼女を家まで送ることになる。17年の間に街はすっかり変わってしまっていた……。ベネチア映画祭で監督賞を受賞したチャン・ユアン監督作。

 チャン・ユアン監督といえば、ウォ・アイ・ニー(2003)、緑茶(2002)、クレイジー・イングリッシュ(1999)など秀作が多い。しかし、代表的な作品といえば、この映画だろう。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: 過年回家/SEVENTEEN YEARS
製作年度: 1999年
監督: チャン・ユアン
上映時間: 89分
キャスト:リウ・リン、リー・ビンビン、リー・イェッピン

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