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2008年5月29日 (木曜日)

大漢風・項羽と劉邦

 「三国志」と並び、中国の歴史上最も高い人気を誇る項羽と劉邦の物語を、歴史劇に定評のある中国中央電視台が総力を挙げて映像化!2000年の時を越え、今なお人々の胸を熱くさせる両雄の愛と戦いの日々を綴る、一大スペクタクル巨編!
 始皇帝の死から、漢王朝設立までの項羽と劉邦の壮絶な攻防は、中国のみならず日本でも殊の外人気が高く、司馬遼太郎、津本陽らによる小説、横山光輝、本宮ひろ志らによる漫画が、軒並みロングセラーとなっている。慣用句となっている“四面楚歌”や、故事“鴻門の会”、京劇の古典として知られる“覇王別姫”などは、この歴史物語から生まれており、中国史のハイライトと言えるだろう。
 非業の英雄・項羽を演じるのは『天龍八部』『インファナル・アフェア 無間序曲』の演技派フー・ジュン。名門出身でカリスマ性をそなえ、無類の強さを誇る武将・項羽は、まさにハマり役だ。“虞美人”こと虞姫を可憐に演じるのは、ミス・アジアに輝いたこともあるクリスティ・ヨン。中国三大悪女のひとりに数えられる劉邦夫人・呂雉は、アン・リー監督の『恋人たちの食卓』で一躍注目を集めた美人女優ン・シンリンが、貫禄たっぷりに演じている。
 本作の見所のひとつでもある、ハイビジョン撮影されたクオリティの高い映像は、迫力の合戦シーンは勿論、豪華な衣装もきらびやかに映し出す。項羽と劉邦の2人だけで数十着に及ぶ衣装が用意され、いずれも精巧なつくりになっているが、中でも項羽が着用した金の鎧は、中国映画博物館に永久に展示されることが決まったという逸品だ。実力派キャストとスタッフによって再現された歴史の息吹が堪能できる、超大型歴史時代劇だ。

 なんとなく、知っているのは「横山光輝」のマンガを読んでいたのか?それも大昔のことで、内容迄は記憶にない。でも、記憶の片隅になんとなくある。そのせいか、愛着を感じてしまう。
「横山光輝」の仕事ってすごいよね。そして感謝!
 歴史の知識として、観ておきたい「教科書」のような作品である。

おすすめ度  ★★★★☆

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