2008年6月 2日 (月曜日)

碧血剣

 原作『碧血剣』の舞台は17世紀前半、崩壊寸前の明朝である。
無実の罪で処刑された英雄の遺児が、江湖の好漢たちとともに反乱軍を援護しながら父の仇討ちを遂げようと奮闘する、金庸作品の中でも歴史劇の趣きが強い作品だ。
主人公の父親である袁崇煥を始め、反乱軍を率いる李自成、清のホンタイジなど、明朝の終焉に生きた実在の人物が多数登場する。
 その一方で、武侠小説の架空世界「江湖(こうこ)」において超人的な技をもつ侠客たちも多数登場する。彼らの現実離れした技の数々は、日本人にとっても子供の頃にアニメや漫画、映画などで夢見たアクションヒーロー像そのものだろう。
 またそんな江湖に生きる侠客達の恋愛感もエッセンスとして加えられており、日本の小説では考えられない斬新な物語となっている。
 今回のドラマ『碧血剣』では、原作の雰囲気をそのままに、原作を知らない視聴者でも一気に物語へ引き込む新たな脚色を加え、胸躍る物語をよりドラマチックに盛り上げている。

 今、中国ドラマはこの「碧血剣」と「大漢風・項羽と劉邦」を同時進行で観ている。「碧血剣」は仁侠ドラマで「大漢風」は歴史ドラマである。どちらが面白いかは、個人の好みだろう。個人的には「大漢風がややリードか。でもまだどちらも9巻目。

今の所のおすすめ度  ★★★☆☆

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2008年5月29日 (木曜日)

大漢風・項羽と劉邦

 「三国志」と並び、中国の歴史上最も高い人気を誇る項羽と劉邦の物語を、歴史劇に定評のある中国中央電視台が総力を挙げて映像化!2000年の時を越え、今なお人々の胸を熱くさせる両雄の愛と戦いの日々を綴る、一大スペクタクル巨編!
 始皇帝の死から、漢王朝設立までの項羽と劉邦の壮絶な攻防は、中国のみならず日本でも殊の外人気が高く、司馬遼太郎、津本陽らによる小説、横山光輝、本宮ひろ志らによる漫画が、軒並みロングセラーとなっている。慣用句となっている“四面楚歌”や、故事“鴻門の会”、京劇の古典として知られる“覇王別姫”などは、この歴史物語から生まれており、中国史のハイライトと言えるだろう。
 非業の英雄・項羽を演じるのは『天龍八部』『インファナル・アフェア 無間序曲』の演技派フー・ジュン。名門出身でカリスマ性をそなえ、無類の強さを誇る武将・項羽は、まさにハマり役だ。“虞美人”こと虞姫を可憐に演じるのは、ミス・アジアに輝いたこともあるクリスティ・ヨン。中国三大悪女のひとりに数えられる劉邦夫人・呂雉は、アン・リー監督の『恋人たちの食卓』で一躍注目を集めた美人女優ン・シンリンが、貫禄たっぷりに演じている。
 本作の見所のひとつでもある、ハイビジョン撮影されたクオリティの高い映像は、迫力の合戦シーンは勿論、豪華な衣装もきらびやかに映し出す。項羽と劉邦の2人だけで数十着に及ぶ衣装が用意され、いずれも精巧なつくりになっているが、中でも項羽が着用した金の鎧は、中国映画博物館に永久に展示されることが決まったという逸品だ。実力派キャストとスタッフによって再現された歴史の息吹が堪能できる、超大型歴史時代劇だ。

 なんとなく、知っているのは「横山光輝」のマンガを読んでいたのか?それも大昔のことで、内容迄は記憶にない。でも、記憶の片隅になんとなくある。そのせいか、愛着を感じてしまう。
「横山光輝」の仕事ってすごいよね。そして感謝!
 歴史の知識として、観ておきたい「教科書」のような作品である。

おすすめ度  ★★★★☆

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2008年5月26日 (月曜日)

赤毛のアン/アンの青春

 アヴォンリー小学校の教師になったアン。幼なじみで親友のダイアナが結婚、アンはブライズメイドに。ギルバートとの仲はアンの高潔さと理想の高さゆえ進行せず。小学校を辞めたアンはキングスポートの高校教師になる……。

 「赤毛のアン」の続編にあたる。観たのは2度目だ。考えの古いキングスポートの人達をアンが次々に新風を吹き込んでいく様は痛快だ。皮肉屋で意地悪な人達の心を溶かしていくのは、毅然とした素直な心だ。忘れかけていたものを思い出させる不思議な魅力がアンの生き様である。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: ANNE OF GREEN GABLES: THE SEQUEL/ANNE OF AVONLEA
製作年度: 1988年
監督: ケヴィン・サリヴァン
上映時間: 165分
キャスト・スタッフ:ミーガン・フォローズ、ジョナサン・クロンビー、コリーン・デューハースト

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2008年5月24日 (土曜日)

プロデューサーズ

 アカデミー賞に輝くメル・ブルックス監督・脚本による1968年の傑作コメディを、史上最多のトニー賞12部門受賞を成し遂げた2001年の舞台ミュージカル版に続き、再び映画化した話題作。舞台版の初代オリジナル・キャストであるネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが息の合った名コンビぶりで主役を演じるほか、『キル・ビル』のユマ・サーマンがヒロイン役で新登場。舞台版そのままのハイテンションなパフォーマンスが楽しい。

 ユマ・サーマンに惹かれて観た。ミュージカルでコメディなのね。楽しいけれどちょっと長い。

おすすめ度  ★★★☆☆


原題: THE PRODUCERS 製作年度: 2005年
監督: スーザン・ストローマン
上映時間: 134分
キャスト:ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック、ユマ・サーマン

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2008年5月20日 (火曜日)

赤毛のアン/アンの結婚

 ニューヨークの病院からスタッフとしてオファーを受けたギルバートは、自分と一緒に行ってくれるようアンを説得する。そのために、ギルバートは大手出版社にアンの働き口を手配していた。  しかし、そこでアンは自分の原稿をやり手ライターのジャックに盗まれてしまう。一方、ギルバートも大都会の病院で横行する政治の渦に翻弄され打ちのめされてしまう。夢破れた2人はプリンス・エドワード島へと戻り、そこで結婚するのだった。しかし、ほどなくしてギルバートは戦場へと旅ち、そのまま行方不明になってしまう……。

 ここまでは序盤である。その後、アンは行方不明になっ夫のギルバートを探す旅に出る。そして、ジャックに出逢い、彼に世話になったアンは頼まれ事をされる。それは息子を無事に逃がす事だった。苦労の末再会を果たすのだ。

 ミーガン・フォローズの赤気のアンは2作は観ている気がする。心が清らかで毅然としたアンは観てるだけで気持ちがいい。時々、はっとするほど綺麗にみえる時がある。

おすすめ度  ★★★☆☆


基本情報 原題: ANNE OF GREEN GABLES: THE CONTINUING STORY
製作年度: 2000年
監督: ステファン・スケイニ
上映時間: 147分
キャスト:ミーガン・フォローズ、ジョナサン・クロンビー、シュイラー・グラント

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2008年5月19日 (月曜日)

太王四神記

 久々のペ・ヨンジュン主演の韓国ドラマだ。

 物語の舞台は、紀元前から7世紀まで、中国東北部から朝鮮半島に存在した国「高句麗」。
高句麗の人々は、数千年もの間、自分たちが神の国「チュシン」の末裔(まつえい)であると信じ、約束された王を待っていた。
 そしてある晩--
 ついにチュシンの王の誕生を告げる星が夜空に輝いた。
同じ日に王家に生まれた二人の男の子。チュシンの王を守るべく眠りから目覚めた四神たち。四神の神器を手に入れようと企む闇の勢力。引き裂かれた姉妹……
運命の歯車は大きく回り始めた。
 チュシンの王の星のもと生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が、数々の困難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主をさがし当て、真の王へと成長する物語。
優しさと強さを兼ね備えたタムドクを演じるペ・ヨンジュンの演技が見どころ。

 最初の1巻は、まさにファンタジーだ。1話まるごと神の国「チュシン」の説明に費やしている。でも、そのお陰でストーリーがよく解る。4話でやっとペ・ヨンジュンの登場だ。今迄の韓国ドラマに比べてスケールが大きいのも嬉しい。例えば、韓国の歴史ドラマには、王と家臣が一堂に集まるシーンがあるが、「チャングム」「ホジュン」「朱蒙」「ソドンヨ」などを観てもあまりにモ狭い。しかし、このドラマではとっても立派なんである。その理由は、済州島で建設された大掛かりなセットのお陰だろう。お陰で、スケール感が大きく映画のようである。

おすすめ度  ★★★★★

原題:太王四神記 12巻(全24話)
制作:TSG Production Company LLC (2007年韓国)

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2008年5月17日 (土曜日)

ラスト・コーション

 上海から帰国の飛行機の中で「ラスト・コーション」を観る。正確に言えば途中まで観る。この映画トッテモ長いのネン。たっぷり2時間半、上海からセントレア間(2時間15分)では無理でした。しかもトニー・レオンがタン・ウェイをベッドに押し倒したところで無情にも画面は消えたのである。あと少しなのに、またDVDが出たら借りなくてはならない。158分もかかると知っていたら他の映画を観たのに〜。クソッ。
 でも、タン・ウエイは期待通りの綺麗さだった。足も長いし、独特の品がある。その点は大満足でした。

 日本軍占領下の上海、そして香港を舞台にチャン・アイリンの自伝的短編を『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が映画化したサスペンス・ドラマ。1万人のオーディションで選ばれた、女スパイを演じるタン・ウェイは大胆な性描写にも体当たりで臨み、演じ切る。トニー・レオンの完ぺきな中国語にも注目。総製作費40億円をかけた映像美も見逃せない。

期待度 ★★★★★


原題: LUST, CAUTION/色・戒
製作年度: 2007年
監督: アン・リー
上映時間: 158分

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長江哀歌

 長江の三峡ダム建設のため、水没する運命の古都・奉節を舞台にした人間讃歌。『世界』などのジャ・ジャンクー監督がタバコ、草、酒、茶、飴という市民の生活に根ざした嗜好品を題材に、美しくせつない物語を紡ぎ出す。『プラットホーム』のハン・サンミンが等身大の中年男を好演し、現地で起用された素人俳優たちと素晴らしいアンサンブルをみせる。本作は力強く生きる人々の現実と景勝地の最後のきらめきをとらえ、2006年ベネチア国際映画祭でグランプリを獲得した。

 う〜ん。ちょっと期待はずれだ。三峡ダム建設で水没する古都が舞台だが、ストーリーが今一つ。

おすすめ度  ★☆☆☆☆

原題: 三峽好人/STILL LIFE
製作年度: 2006年
監督: ジャ・ジャンクー
上映時間: 113分
キャスト:チャオ・タオ、ハン・サンミン、ワン・ホンウェイ

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2008年5月10日 (土曜日)

ヴィーナス

 20代の奔放な女性の登場により、自分の人生を見つめ直す70代の男性の心の旅が描かれるヒューマンドラマ。監督は『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル。主人公モーリスの心をかき乱すヒロインを新人女優ジョディ・ウィッテカーがみずみずしく演じる。本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた、オトゥールの名演に注目だ。

 元気な老人の話しではない。死をまじかに感じるよぼよぼの老人が主人公である。老醜な年寄りが20代のイケイケのねえちゃんに恋心を寄せる。途中で前立腺の手術、不能になるが恋心は衰えない。最初は冷たくあしらわれるも徐々に親しくなる。海辺のシーンは、これ以上の死に方はあるのかと考えさせられる。もうすぐ「死ぬ迄にしたい10のこと」をテーマにした老人二人の映画が封切になるが、最近老人がブームなのかしらん。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: VENUS
製作年度: 2006年
監督: ロジャー・ミッシェル
上映時間: 95分
キャスト:ピーター・オトゥール、レスリー・フィリップス、ジョディ・ウィッテカー

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2008年5月 9日 (金曜日)

エイリアン vs プレデター

 2004年に公開され大ヒットを記録した『エイリアンVS.プレデター』の続編。前作を大きく上回るスケールで、エイリアンとプレデターの壮絶なバトルが描かれる。監督に『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』『300』などで、ビジュアルエフェクトを手がけたストラウス兄弟。
 出演は「24 TWENTY FOUR」シリーズのミシェル役のレイコ・エイルスワースや『マイアミ・バイス』のジョン・オーティスと新鮮なスタッフ、キャストで臨む。前作で誕生し本作で姿を現すプレデリアンの造形とキャラ設定にも注目。

 プレデターの宇宙船の中にエイリアンが入り込んで、地球に落ちて、物語りが始まる。そのエイリアンをプレデタターが退治に来るという設定のようだ。全くつまらない映画だ。画面が暗いのでよく解らないのがイライラするし、闘いの内容がどちらが有利でどうなってるのか判別不能。最後の終り方も、えっ、本当に死んだの〜?って感じ。

おすすね度  ★☆☆☆☆

原題: ALIENS VS. PREDATOR: REQUIEM
製作年度: 2007年
監督: −
上映時間: 94分
キャスト:レイコ・エイルスワース、ジョン・オーティス、アリエル・ゲイド

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2008年5月 7日 (水曜日)

アイリーン

これは記録映画だ。アメリカで起きた連続殺人事件の犯人、アイリーン・ウォーノス。彼女の裁判の様子やニック・ブルームフィールドのインタビューなどを中心に死刑に至るまでの経過をドキュメントした映画である。一年の間に7人もの男を次々と殺したこの女は、正当防衛を主張したり、金目当てだったと告白したりと発言がクルクルと変わる。
 衝撃的なのは、彼女の生い立ちである。実母は彼女が生後数カ月の時に逃げ、父親は自殺。叔父に育てられるも、虐待と暴行に遭う。13才で子どもを産み、逃走。なんと山で暮らすのだ。そして、ストリート娼婦としての生活。7人の男は、その相手だった男達だ。この事件をややこしくしたのは、当初の弁護士やレズの相手が映画を創るのに協力してお金を貰っていたことだ。
 アイリーンは能弁だ。適確に喋る様子はとても頭にいい女に見える。そして、銃社会アメリカの被害者のように感じる。映画としてはつまらないが、考えさせられる作品ではある。

おすすめ度  ★☆☆☆☆

原題: AILEEN: LIFE AND DEATH OF A SERIAL KILLER
製作年度: 2003年
監督: ニック・ブルームフィールド
上映時間: 90分
キャスト:アイリーン・ウォーノス、ニック・ブルームフィールド

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2008年4月30日 (水曜日)

幸せのルールはママが教えてくれた

 3人の俳優がいい。厳格な祖母の役はジェーン・フォンダ、もうおばあさん役なのね。(泣)奔放な孫娘は、リンジー・ローハン。う〜ん、色っぽいね〜。母親役は、フェリシティ・ハフマン。名前では解らないかもしれないが、「デスパレードな妻たち」で出演している3人の子持ちのキャリアウーマン役で出てる人。
 義父と孫娘の関係でぎくしゃくする家族を描くが、孫娘の話が本当なのか、嘘なのか、最後迄わからないのが面白い。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: GEORGIA RULE
製作年度: 2007年
監督: ゲイリー・マーシャル
上映時間: 110分
キャスト:ジェーン・フォンダ、リンジー・ローハン、フェリシティ・ハフマン

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バスキア

 喫茶店のウェートレス、ジーナの部屋に転がり込んでいたストリート・アーチストのバスキア。彼は美術評論家ルネに注目されたことから、アンディ・ウォホールに認められ、一躍有名になる。だがそれと引き換えに、ルネやジーナの心は次第に彼から離れて行くのだった……。27歳でこの世を去った画家ジャン・ミシェル・バスキアの生涯を、生前彼の友人だったジュリアン・シュナーベル監督が映画化。

 落書きのようなアートを描く天才バスキア。彼の生き方が興味深い。また、有名なアンディ・ウォホールの一面が観られて面白かった。随所に出て来る絵は、色彩がとってもきれいだった。
でも、映画としての面白さは今一つだ。

おすすめ度  ★★★☆☆ 

原題: BASQUIAT
製作年度: 1996年
監督: ジュリアン・シュナーベル
上映時間: 107分
キャスト:ジェフリー・ライト、クレア・フォーラニ、マイケル・ウィンコット

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2008年4月28日 (月曜日)

王妃の紋章

 『HERO』や『LOVERS』などのヒットメーカー、チャン・イーモウ監督による絢爛豪華な歴史大作。きらびやかな宮廷の裏に渦巻く陰謀と策略のドラマを華麗に描き出す。俳優陣も香港のトップスター、チョウ・ユンファ、『SAYURI』のコン・リー、『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』のジェイ・チョウらアジアを代表するスターたちが名を連ねる。細部にまでこだわった圧巻の映像美と怒とうのアクションシーンまで一瞬たりとも目が離せない。

 チャン・イーモウの久しぶりの監督作品。全編綺羅びやかで圧倒される。印象的なところは、これまた圧倒的な人間の戦闘シーンだ。CGではなく実写というところがすごい。ただ、ストーリーは単純だ。王と王妃の愛憎劇に3人の皇子が絡むというもの。う〜ん、ちょっと不満。

おすすめ度  ★★★★★ 

原題: CURSE OF THE GOLDEN FLOWER/満城尽帯黄金甲
製作年度: 2006年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: −
キャスト:チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウ

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2008年4月26日 (土曜日)

英雄時代

 “漢江の奇跡”を起こしたあの時代を豪華キャストで描く韓国ドラマ『英雄時代』(全70話)   

 50〜60年代。朝鮮戦争による打撃を受け、世界最貧国に数えられるほど貧しかった韓国は、ベトナム参戦後、“漢江の奇跡”と呼ばれる経済成長により急速に発展。その奇跡の原動力となったふたりの男の半生を、彼らを支えた女たちとの愛を交えながら、ドラマチックに描いていく。自動車産業で有名な財閥、“ヒュンダイ”をモデルにした“世紀”の創業者をチャ・インピョ(『星に願いを』)が、電子機器などで有名な“サムスン”をモデルにした“大韓”の創業者をチョン・グァンリョル(『ホジュン〜宮廷医官への道〜』)が熱演。チャ・インピョ演じる主人公、テサンの初恋相手で、抜群の美貌を持つパンソリの名手ソソンをキム・ジスが、老年期のテサンをチェ・ブラム、テサンの妹役をハン・ヘジンが演じるなど実力派キャストが揃い、骨太なドラマを盛り上げている。
(2004年 MBC 全70話)

 試練と栄光の大韓民国の経済史。その不毛地帯で、奇跡と伝説を起こした男たちの人生にスポットライトをあてた。このドラマは“漢江の奇跡”と呼ばれた韓国の経済成長を、その真っ只中にいた企業家たちの人生をとおして描いていく。そこには開発途中で犠牲になった国民、長期にわたる軍事政権の強圧的な政策、それに対する妥協もあった。その過程で民主主義は後退したが、足踏みを繰り返しながらも経済は奇跡的に成功し、廃墟と化した国を立ち直らせたのである。しかし、近来再び経済は凍りつき、国民の不安を募らせている。過去を経済史という視点で振り返り、英雄たちをクローズアップし、歴史を整理することで、後の世代に伝えようとする。

 貧しい農夫の長男として生まれたチォン・テサンは、父親から貧しい家の長男がしなければならない義務に対して、幼い頃から絶えず教育を受ける。しかし、彼の土地といえばとても小さくて、家族は多く、幼い彼の目から見る故郷ではどうしても彼がしなければならないことが何なのか、思いつかなかった。幼い弟の治療費を稼ぐために友達と家出をしたテサン。しかし、幼い彼らを世の中は受けてくれるはずがなく、父親の手にひかれてまた帰って来る。全財産である牛を売ったお金を盗んで友達と一緒に再び尋ねた新天地。しかし、当時のソウル、京城はやはり彼にあって残酷な地だった。
 一方、その頃、慶尚道の地主の家の末息子で生まれて、日本早稲田大学を中途放棄して帰って来たクク・デホは一時期、賭博と酒で歳月を過ごして世の中を観察して、やっと自分がすべきことを探し出した。そして、将来一生のライバルであり友達になる二人は、京城駅の前で偶然な事件で会うようになる...。


 とにかく長いドラマだ。少年時代、青年時代、中年時代をそれぞれ役者を変えて描く。自動車産業で有名な財閥、“ヒュンダイ”と電子機器などで有名な“サムスン”をモデルにしているのが興味深い。当時の韓国の世情と日本の関係も韓国側の目線で理解できる。


おすすめ度  ★★★★☆

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2008年4月25日 (金曜日)

チョコレート

 ハンクはアメリカ南部の刑務所で死刑囚棟の看守を長年務めてきた男。彼の父も同じ看守を務め、今は息子のソニーが同じ道を歩み始めたところだった。ハンクは父譲りの人種差別主義者だったが、息子のソニーは心の優しい人間で、そんなハンクの考え方に疑問を感じていた。黒人の囚人ローレンス・マスグローヴに対する処刑の日、ハンクとソニーが電気椅子に向かうローレンスに付き添うことになったが、慣れないソニーは執行の直前に取り乱してしまった。刑の執行後、自らの職務に厳格なハンクはそんなソニーの態度を厳しく叱責してしまう……。

 ここまでは普通、でもそれからの展開にびっくりだ。この映画は題名のように甘くない。看守の映画といえば、「グリーンマイル」を思い出すが、これは、塀の中ではなく、外の話しだ。
 前半は人種差別の父親に呆れるが、まさか、彼が主人公とは思いもしなかった。「キャット・ウーマン」のハル・ベリーはこの映画でも綺麗だ。父親が彼女に惹かれていく様子に納得できる。最後は、悲劇的な結末かと思いきや、ハッピーエンドでやれやれって感じだ。久しぶりにいい映画を観た。

おすすめ度  ★★★★★

原題: MONSTER'S BALL
製作年度: 2001年
監督: マーク・フォースター
上映時間: 113分
キャスト:ビリー・ボブ・ソーントン、ハリー・ベリー、ピーター・ボイル

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2008年4月24日 (木曜日)

マイティ・ハート 愛と絆

 2002年にパキスタンで取材中にテロリストに誘拐、殺害された実在のジャーナリスト、ダニエル・パールの妻が著した手記を映画化した社会派ドラマ。事件の真相、夫への愛をつづった原作に感銘を受けたブラッド・ピットが製作を務め、妊娠しながらも懸命に夫を捜す妻をアンジェリーナ・ジョリーが熱演する。監督は、『グアンタナモ、僕達が見た真実』のマイケル・ウィンターボトム。その衝撃と感動のドラマは第60回カンヌ国際映画祭で絶賛され、大きな話題を呼んだ。

 実際にあった事件の映画化であり、淡々と進むストーリーに現実感がある。テロ行為に対する憤りを感じると共に、人間の愚かさを感じる。アンジェリーナ・ジョリーが健気な妻を好演してる。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: A MIGHTY HEART
製作年度: 2007年
監督: マイケル・ウィンターボトム
上映時間: 108分
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・パンジャビ

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2008年4月23日 (水曜日)

ヘアスプレー

 ジョン・ウォーターズの同名カルトムービーを基にした大ヒット・ミュージカルを映画化。人種差別が残る60年代のボルチモアを舞台に、外見を気にしないビッグサイズのヒロイン、トレーシーが活躍する。監督は『ウェディング・プランナー』のアダム・シャンクマン。ヒロインの母親役で大胆な女装姿を披露するジョン・トラヴォルタを始め、新旧豪華キャストの歌とダンス、さらには60年代を再現したレトロでキュートなファッションなどが見どころだ。

 ストーリーは単純明解だ。ジョン・トラヴォルタの太った母親役がみものだ。最初はフランケンシュタインのようで違和感があったが、だんだんと慣れてくると女性に見えてきた。

おすすめ度  ★★★☆☆  


原題: HAIRSPRAY
製作年度: 2007年
監督: アダム・シャンクマン
上映時間: 116分
キャスト:ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー、ミシェル・ファイファー

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2008年4月18日 (金曜日)

タロットカード殺人事件

 ロンドンを舞台に、アガサ・クリスティへのオマージュたっぷりの事件が展開するコミカルなミステリー。切り裂きジャックの再来と言われる連続殺人鬼に、ジャーナリスト志望の女学生が挑む。監督は『マッチポイント』のウディ・アレン。主演はアレン監督作品のヒロインを務めるのは2度目となるスカーレット・ヨハンソンと、ヨハンソンとは2度目の共演となるヒュー・ジャックマン。アレン作品ならではのウィットとペーソスにあふれた作品に仕上がっている。

 もっとシリアスな映画かと思ったら、コメディっぽい味付けのミステリーとなっていた。監督はウディ・アレンだもんね。ウディ・アレンの映画はちょっと理屈っぽくてあまり好きではないが、この映画は好きかも。最後の落ちは解ったけどね。

おすすめ度 ★★★★☆


原題: SCOOP
製作年度: 2006年
監督: ウディ・アレン
上映時間: 95分
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン

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2008年4月17日 (木曜日)

プラネット・テラー

  興味深いのは、『グラインドハウス』というシステムだ。2本の映画と4本の実在しない予告編で構成される。この映画はタランティーノの「デス・プルーフ」と共にグラインドハウス映画だった。それを未公開画像を追加して一般に公開した映画である。

 “グラインドハウス”と呼ばれる、センセーショナルなB級映画にオマージュを捧げたアクション・ホラー。“グラインドハウス”好きのクエンティン・タランティーノ監督の同志、『シン・シティ』のロバート・ロドリゲスが監督を務める。ゾンビに立ち向かうセクシーなヒロインにテレビドラマ「チャームド〜魔女3姉妹」のローズ・マッゴーワンがふんするほか、ブルース・ウィリス、ファーギーら個性的な面々が脇を固める。映像のブレや傷といった、“グラインドハウス”の特性が忠実に再現されていて味わい深い。

 こんな映画にもブルース・ウィルス、出てるのねん。そして、『LOST』に出演しているイラク人。名前は、ナヴァーン・アンドリュースも出ていた。彼も最近、いろんな映画で観るね。
 途中に画面が飛んで、支配人が謝るシーンがあったりするのは、『グラインドハウス』を意識したお遊びだ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: PLANET TERROR/ROBERT RODRIGUEZ'S PLANET TERROR
製作年度: 2007年
監督: ロバート・ロドリゲス
上映時間: 105分
キャスト:ローズ・マッゴーワン、ブルース・ウィリス、フレディ・ロドリゲス

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2008年4月16日 (水曜日)

ソドンヨ(薯童謡)

 ソドンヨ(薯童謡) は2005年制作の韓国ドラマだ。

 韓国歴史上最も劇的で最も華麗な人生を生きた三国時代。 百済王国 30代武王の物語をドラマ化したもの。国内最初の 4具体郷歌(古代詩歌) 「ソドンヨ(薯童謡)」 視聴者がよく知っているソドン王子とソンファ姫の説話!そして韓国史学界でも意見がバラバラな百済武王の特異な出生と身分、 そして熾烈だった当時の百済の王位継承争い!

 国境を越えたラブストーリーと百済、新羅両国の宮廷裏面史を興味深くドラマ化する。百済を韓国ドラマ史上初めて再現する。 新羅、 高句麗と異なり三国のうち残っている遺跡と史料が最も不足しており学問的研究成果が最も不足している百済王国! 特に百済は大部分の資料が消失したにも関わらず、日本や中国等の史料にその文化と技術の高さが伝わっている。

 ドラマでは百済がどのような技術と文化を享受したのか、何故それほど文化と技術を重視したのか、また当時先端の技術と文化をどのように維持できたのか、 全てを登場人物の行績に基づき活き活きと見せてくれる。サクセスストーリーを描く。日本の聖徳太子が出てきて、百済と日本の親密な関係もよくわかる。

 17巻まで制覇。あと少し・・・・

おすすめ度 ★★★★☆

演出 : イ・ビョンフン
脚本 : キム・ヨンヒョン
出演 : チョ・ヒョンジェ、 イ・ボヨン、 リュ・ジン

■ソドン (チョ・ヒョンジェ役)

本名はチャン、 百済 30代武王 - 数奇な事情により王子にも関わらず南池のほとりで麻を売りながら平民として生きて来た。 明るく郎らかで意志が強い。創意力が優れており正義感が強いにも関わらず悪ガキと噂され、母がモクラスから技術を学ばせる。 しかし宮廷で色んな徒党を組んでは争いを起こす。
亡命時代美しいソンファ姫との出会いから性格が清くなる。 博士になることが夢で、様々な逆境の末新技術を開発、再び宮廷に入るが自分が王子だという事実を知り深く悩む。 以降包容力が大きく慎重な性格となった彼は、何のために自分が王にならなければならないかを冷静に判断し、ソンファ姫とサテッキルの助けを借りて王位に就く。
強さと穏やかさの両面を兼ね備えたカリスマと卓越なリーダーシップを発揮し、まだ弱小な百済王国を強大国に変貌させる。

■ソンファ(イ・ボヨン役)

新羅真平王の三女 - 彼女の美しさは三国有史からも広く知られている。 小さい頃ソドンに出会い、生涯苦楽を共にして生きる運命の愛すべき女性。聡明で力強いが茶目っ気もたっぷりで、ソドンに数え切れないほどの背負い投げをおみまいする。 自らの手落ちで彼が追われる事に胸を痛め、彼に君子の道と経学を教えてあげる。
五色夜光珠の秘密を知って、彼を助けるために最善を尽くし、最終的にソドンが王位に上がる決定的な役割を果たす。 敵国の王子を助けたということがばれて反逆者の烙印を押され、新羅の地から永遠に追い出されるかもしれない危機に瀕する。
ソドンを助ける過程で新羅王室の事情に一時女王の道について葛藤を経験するが、結局夢をあきらめて小さい頃から育てて来たソドンとの愛を選ぶ。 百済武王(ソドン)の王妃となり両国の同盟を叶えるが、結局百済と実家である新羅との戦争を見とどける羽目となる。

■サテッキル(リュ・ジン役)

本名はキム・ドハム − 新羅の王族。 慎重で無口な性分、野心は多い。 花郎道の風月主の時からソンファ姫を愛するが真骨(新羅時代の身分制度で親の一方が王族、一方が貴族)要因が弱点で結合は思い通りにならない。宮廷に聖骨(親の両方が王族)の男子がいないのがわかりソンファ姫との結婚を通じて真平王の後継者の座を狙う。 百済の技術獲得が当面の課題になると、ソンファ姫との婚姻を条件に真平王に談判、百済の技術工房に忍び込む。
恐ろしいほどの執念と優れた頭脳で 5年で工房の後継者となったが、突然のソンファ姫の登場で大きな狂いが生ずる。 ソドンとソンファ姫との関係、 そしてソドンが百済の王子だという事実を知り激しく葛藤するが、結局他の道を選ぶ。ソドンが王位に上がり大きな手柄を立てるが新羅真平王の密命を受けてのち深刻に悩み始める。

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2008年4月15日 (火曜日)

ROME

 愛憎渦巻くローマ帝国の覇権争いの中、血にまみれながら二人の兵士は真の友情を築いていく。『地獄の黙示録』のジョン・ミリアス原案・製作総指揮作品!製作費200億円!映画をも超える超大作TVシリーズ。

 当初は、つまらなかったが、だんだんと面白くなってきた。今は、まだ途中ながら、カエサルが暗殺されたところまで観た。(5巻)

 始まりはこうだ。

 紀元前52年、ローマは世界で最も財力のある都市であった。しかし今、その主義は不正や暴力行為によって崩壊しつつあった。階級の落差は激しく、法や政治を統制する組織の権力は弱まり、軍事組織が勢力を高めていた。

 8年に渡る戦争の末、ガリアを征服したガイウス・ユリウス・カエサルは忠実な百戦錬磨の軍人たちを率い、捕らえた者たちから得た財宝の金や略奪品、そして抜本的な社会改革のための、国民への課題を持って帰途につく。

 元老院はそんなカエサルを恐れ、ローマの地に足を踏み入れれば戦争犯罪者として起訴すると彼を脅した。カエサルの旧友であり、仲間であり、指導者でもあったポンペイウス・マグナスもまた、元老院との権力関係は微妙な状況にあった。

 そんな中、カエサルの第13軍団の2人の兵士はガリアの荒野へ向かい、盗まれたカエサル陣営のシンボル、鷲の軍旗の奪還を命じられる。しかしやがて彼らは、古代ローマを揺るがす重大な事件に巻き込まれていくのだった。

 これは、ほんの序の口だが、歴史に興味のある人にはたまらないかもしれない。15才以下は禁止のDVDであり、過激なセックスシーンもあるし、血なまぐさいシーンも多い。

 好き嫌いが別れるドラマかも。

おすすめ度  ★★★★☆

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2008年4月14日 (月曜日)

ベオウルフ

 イギリス文学の「指輪物語」にも影響を与えたという歴史上最古の英雄叙事詩を、『ポーラー・エクスプレス』のロバート・ゼメキスが映画化。伝説的な英雄たちの時代を舞台に、最高の戦士ベオウルフの壮絶な戦いが展開する。主人公ベオウルフを演じるのは『ディパーテッド』のレイ・ウィンストン。ベオウルフの敵グレンデルの母親をアンジェリーナ・ジョリーが演じるほか、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチらベテラン勢が脇を固める。ゼメキス監督ならではの壮大でファンタスティックな作品世界が堪能できる。

 う〜ん、面白い。これって、ほとんど全編CGだよね。基本的な部分だけを役者で撮って、コンピュータで処理してるのかな。ここまでくると、どこまでが演技でどこまでがアニメなのか解らなくなる。でも、そのお陰で、ファンタスティックなびっくり映画が堪能できる。「グレンデル」や最後に闘った「龍」(息子)は、良く出来てるもんねえ。一見の価値ありだ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: BEOWULF
製作年度: 2007年
監督: ロバート・ゼメキス
上映時間: 114分
キャスト:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ

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2008年4月12日 (土曜日)

プロット・アゲインスト

 『プロット・アゲインスト』は、リクエストが殺到し、各局で何度も再放送された。さらにDVDも異例の好セールスを記録、 各地で完売する店舗が続出し、06年上半期に最も売れたTVドラマと大絶賛を浴びたスパイ・サスペンスだ。

 シーズン1は『盲目の少年』(3巻)、
 シーズン2は『天才数学者』(4巻) 、
 シーズン3は『赤い国民党員』(4巻)
 の構成となっている。いずれも中国の暗号解読部を舞台に共産党と国民党の闘いを描いている。敵の暗号を解読するためにシーズン1は天才的な耳を持つ「盲目の少年」を探し出し、難解な暗号を解読するというもの。シーズン2は「奔放な女性数学者」を探して、暗号を解読させる。そして、シーズン3では、主人公(リウ・ユンロン)の両親を描いている。共産党が成立する直前の中国を描いた硬派なドラマである。

おすすめ度  ★★★★☆

出演
シーズン1/リウ・ユンロン、ワン・バオチャン、ガオ・ミン
シーズン2/リウ・ユンロン、チェン.シュー、ソン・チュンリー
シーズン3/リウ・ユンロン、ユー・ナ、シー・シヤオチー

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2008年4月11日 (金曜日)

パーフェクト・ステレンジャー

 ニューヨーク郊外で女性の変死体が発見された事件を機に、被害者の幼なじみでもある女性ジャーナリストが事件の謎にはまっていくサスペンススリラー。監督は『コンフィデンス』のジェームズ・フォーリー。ヒロインの女性ジャーナリストを『チョコレート』のハル・ベリーが、事件に関わる大富豪を『ダイ・ハード4.0』のブルース・ウィリスが演じる。ラスト7分11秒を迎えるまで決して見破れない事件の謎や、豪華出演陣の熱演は必見。

 最後まで犯人が解らなかった。それだけに、ラストの7分が衝撃的だった。そして、すべてのパズルが揃ったって感じだ。面白い。ハル・ベリーもきれいだ。

 ハル・ベリーといえば『キャットウーマン』や『X-MEN』を思い出すが、出演作品は多い。

2008 悲しみが乾くまで
2007 パーフェクト・ストレンジャー
2006 X-MENファイナル・ディジジョン
2005 ロボッツ(声)
2004 キャットウーマン
2003 X-MEN2
2003 ゴシカ
2002 007/ダイ・アナザー・ディ
2001 ソードフィッシュ
2001 チョコレート
2000 X-MEN
1999 アカデミー栄光と悲劇
1998 ブルワーズ
1996 エグゼクティブ・ディジジョン
1995 クイーン・オブ・エジプト
1995 代理人
1994 ウォーターバック
1993 クイーン
1992 ブーメラン
1991 ジャングル・フィーバー
1991 ライス・ボーイスカウト


おすすめ度  ★★★★☆


原題: PERFECT STRANGER
製作年度: 2007年
監督: ジェームズ・フォーリー
上映時間: 110分
キャスト:ハル・ベリー、ブルース・ウィリス、ジョヴァンニ・リビシ

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2008年4月10日 (木曜日)

ナンバー23

 偶然にもこれが23本目の監督作となる『オペラ座の怪人』のジョエル・シューマカーがメガホンをとったミステリー。ある1冊の本を手にした男と、その家族が次第に“23”という数字の謎に翻弄(ほんろう)されていく様子をスリリングに映し出す。『エターナル・サンシャイン』のジム・キャリーが平凡な主人公とダークな小説の登場人物の2役を見事に演じ分け、新境地を開拓。謎が謎を呼ぶ展開と衝撃の結末まで、一瞬たりとも目が離せない。

 ジム・キャリーがシリアスな役で主演してる。『23』という数字に執りつかれた男の本をきっかけにその著者を探すというストーリーだ。最後の5分で意外な結末になって面白い。現実と過去がごっちゃになってしまうような映像も美しい。前半はちょっとつらいけどね。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: THE NUMBER 23
製作年度: 2007年
監督: ジョエル・シューマカー
上映時間: 99分
キャスト:ジム・キャリー、ヴァージニア・マドセン、ローガン・ラーマン

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2008年4月 9日 (水曜日)

BONES

 ついに『BONES』がDVDで配給され出した。取り急ぎ、2本(4話)を観たが、面白い。登場人物の個性が徐々に解ってくるともうだめ。とりつかれてしまう。彼女同様才能豊かなジェファソニアンの法医学研究所の同僚たちのIQの高い登場人物の会話が楽しい。しかも実名の女性が実際にいることが驚きだ。

 製作総指揮、バリー・ジョセフソン(「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」、「ロスト・キッズ」)とハート・ハンソン(「ジョーン・オブ・アルカディア」、「ジャッジング・エイミー」)が送り出す「ボーンズ」は法人類学者でありながらベストセラー作家であるキャシー・ライクス着想の刑事ドラマ。

 テンパレンス・ブレナン博士(エミリー・デシャネル)は高い技術を持つ法人類学者。ジェファソニアン・インスティテューションで働いており、副業で小説も書いている。遺骸がひどく腐乱していたり、認知不能なほど燃やされていたり、破壊されていたりと通常の死体確認方法が使えないような殺人捜査の際、警察からお呼びがかかり助けを求められる。ブレナンの専門技術とは被害者の骨に残された証拠を読み取る超人的な能力にあるのだった。

 ブレナンがチームを組むことが多いのが、FBIの殺人捜査班の特別捜査官、シーリー・ブース(デビッド・ボレアナズ)。元陸軍のスナイパー、狙撃兵であるブースは、科学や彼が“スクインツ(目を細めるやつら)”と呼ぶ科学者に不信感を持っている。犯罪解決の為には生存者(目撃者や容疑者)を通じての事実の解明、古き良き捜査仕事にかかっていると考えるブースにしてみれば、彼らは物理的な証拠に執着しすぎるのだ。ブレナンとブースは仕事上でも私的にもしょっちゅうぶつかっており、2人の相性がうまくいっているのはブレナンの最新ミステリー小説の中、フィクションの世界でだけだ。

 外界とは何かと意見の食い違うことの多いブレナンにとって一番心地いいのは、彼女同様才能豊かなジェファソニアンの法医学研究所の同僚たちの存在。気取りがなくあからさまなアンジェラ・モンテネグロ(ミカエラ・コンリン)はブレナンの友人であり科学者仲間。3次元のコンピューター映像で犯罪の現場をそのまま再現する独自の方法を編み出した。ブレナンのアシスタント、ザック・アディー(エリック・ミレガン)は若き天才。ずば抜けたIQが手がけた学位取得の邪魔になっているほどだ。“バグ・ガイ(虫野郎)”、ジャック・ホッジンズ博士(T・J・サイン)は昆虫胞子と鉱物の専門家だが、趣味は陰謀だ。ブレナンの上司は威圧的な研究所の所長、ダニエル・グッドマン(ジョナサン・アダムズ)。ブレナンの助けをFBIに貸し出すのが彼だ。警察の捜査現場をユーモアと人間味あふれる形で描いた作品「ボーンズ」は、恐ろしい犯罪の影の残虐行為を徹底的に調査する科学者たちの人間性に焦点をあてたダークで興味深いシリーズである。

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2008年4月 7日 (月曜日)

フライトプラン

 テレビ「日曜映画劇場」で観る。もちろん、ニ度目の観賞だが、面白かった。前半というか2/3は、本当に子どもはいたのかと疑ってしまうような展開だ。

 高度一万メートルの密室で繰り広げられる、恐怖のサスペンス・アクション。映画主演は3年ぶりとなるオスカー女優ジョディ・フォスターが、突然娘を奪われた母親にふんし正体不明の敵に立ち向かう。監督のロベルト・シュヴェンケは、本作でハリウッドデビューを飾るドイツ期待の新星だ。あまりに臨場感のあるリアルな設定に、客室乗務員協会(AFA)が映画のボイコットを呼びかけたほど。ジョディ・フォスターの鬼気迫る演技は必見。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: FLIGHTPLAN
製作年度: 2005年
監督: ロベルト・シュヴェンケ
上映時間: 98分
キャスト:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード、ショーン・ビーン

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2008年4月 5日 (土曜日)

トゥーム・レーダー2

 テレビ「木曜洋画劇場」で『トゥームレイダー2』を観た。2003年制作だ。『トゥームレイダー』の原作は、2001年制作だから2年後の続編である。今回の映画は、ギリシャから始まり、中国・上海、香港とアフリカが舞台となっている。<パンドラの箱>を探すストーリーになっているが、ぶっ飛んだシーンが随所にあって飽きない。例えば、中国に潜入する小型のステルス機のような飛行機だったり、香港で高層ビルからパラシュートで降りる場面は痛快だ。

 ある日、ギリシャのサントリーニ島で発生した大規模な地震の影響で、地中海海底に埋没していた“月の神殿”が2300年ぶりに姿を現わした。トレジャー・ハンター、ララ・クロフトもこの情報を聞きつけて現場に急行。神殿に入った彼女は、アレクサンダー大王像の胸に埋め込まれたメダリオンと鉄の檻に収められた黄金の珠を発見する。だが彼女がそれらを取り出そうとした時、突然現われた一味に襲われてメダリオンと珠を奪取されてしまう。その盗まれた珠には<パンドラの箱>の所在が示されていた。彼らの正体とその陰謀を知ったララは珠の追跡に乗り出すが…。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE
製作年度: 2003年
監督: ヤン・デ・ボン
上映時間: 117分
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー、ジェラルド・バトラー、クリス・バリー

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2008年4月 4日 (金曜日)

胡同の理髪師

 『紅い鞄 モォトゥオ探検隊』のハスチョロー監督による、北京の下町を舞台にした人情物語。90歳を超えた現役の理髪師を主人公に、庶民の日常風景をドキュメンタリータッチで優しく映し出す。温厚な主人公を演じるのは、実際に理髪師として腕をふるうチン・クイ。そのほかの出演者もほとんどが映画初出演ながら、何ともいい味を醸し出している。チン老人の豊富な人生経験からふと語られる名言の数々が満載。

 だいぶ前に、中国を紹介するNHKの番組で本物のおじいさんを観た。その番組は、世界各国の街をそぞろ歩く番組で、カメラ目線でさも視聴者が散歩しているように紹介する。その時は北京の胡同(プウトン)を紹介していたのだ。その中で、ひょっこりとおじいさんに遭い、彼が主役として活躍する映画があることを知ったのだ。その時は、どんな映画だよ・・・と思っていたが、それがこの『胡同の理髪師』としってびっくり!

 今、日本でやっと公開中だが、上映している映画館は少ない。いずれDVDで公開されるのを待つしかない。

期待度  ★★★★★


原題: 剃頭匠/THE OLD BARBER
製作年度: 2006年
監督: ハスチョロー
上映時間: 105分
キャスト:チン・クイ、チャン・ヤオシン、ワン・ホンタオ

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2008年4月 3日 (木曜日)

バイオハザード1・2・3

 『バイオハザード』シリーズ3本をまとめて観た。

バイオハザード(2001)
バイオハザード2/アポカリプス(2004)
バイオハザード3(2007)である。

 実は、3本をまとめて観て始めてストーリーが理解できた。1も2も観ていたが、関連性が今一つ理解できなかった。1の原作を観た時は、アクション・ホラー映画だと単純に思ったし、2作目を観た時も原作との関連性は考えもしなかった。単独でも充分面白い。

 『バイオハザード(2001)』の舞台は、「ハイプ」という閉鎖的な地下施設での攻防だ。それが『バイオハザード2/アポカリプス』では、ラクーンシティという街が舞台になる。そして、『バイオハザード3』では、また地下をめざす。そのストーリーが繋がっているのがいい。あらためて、1作目を観ると、きちんと2作目への布石が打ってあるから、当初から続編を意図していることがわかる。2作目は、息苦しい地下から都市となり、ウィルスに汚染された街から子どもを探し脱出するというストーリーでさらに面白い。

 3作目は、目からウロコだ。やっと全体の流れが理解でき、すっきりとアクションが堪能できる。では、4作目はあるのかというと微妙、3作の完結編のようでもある。救いは3作目のラストは、大量のアリスが培養されているシーンで終わっている。

 ここは、ぜひ創ってほしいところだ。

1本づつでは解らなかったが全体で星5つだ。

おすすめ度  ★★★★★

バイオハザード(2001) ★★★★☆
バイオハザード2/アポカリプス(2004) ★★★★☆
バイオハザード3(2007) ★★★★★

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2008年4月 2日 (水曜日)

バイオハザード2/アポカリプス

 ゲームを映像化し世界中で大ヒットとなった前作から2年。舞台を地下施設から巨大都市に移し、蔓延するアンデッド(ゾンビ)たちと主人公アリスらの壮絶な戦いを描く。前作同様ミラ・ジョヴォヴィッチを主演に、ゲーム版1、3の主役ジル・バレンタインを『タイムマシン』でデビューしたシエンナ・ギロリーが演じる。前作で監督を務めたポール・W・S・アンダーソンは製作と脚本にまわり、本作では『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影監督アレクサンダー・ウィットが総指揮をとる。ミラが演じるアリスのパワー・アップには要注目!

 アポカリプスとは『黙示』『天啓』という意味だ。昨日、バイオハザード(2001)を再び観たが、やはり昔に観ていた。再び観て新しい発見、黒人の女性隊員役、どこかで観たことがあると思ったら『LOST』に出てすぐに死んだ警察官じゃん。キャラも同じで、気が強くてしっかりもの。男が何人も出ていたが、最後迄見分けがつかなかったよ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: RESIDENT EVIL: APOCALYPSE
製作年度: 2004年
監督: アレクサンダー・ウィット
上映時間: 93分
キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス

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2008年4月 1日 (火曜日)

バイオハザード

 先日、『バイオハザード3』を観て、前作の2と前々作のこの映画をおさらいしたくなった。2本とも観たはずなのに、記憶が余り無いからだ。ひょっとして、観たつもりで見逃していたかも知れない。どういうこと?

 近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……。

 なんといっても、アリス役の「ミラ・ジョヴォヴィッチ」がかっこいい。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: RESIDENT EVIL/RESIDENT EVIL: GROUND ZERO/BIOHAZARD
製作年度: 2001年
監督: ポール・W・S・アンダーソン
上映時間: 101分
キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス

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2008年3月31日 (月曜日)

バイオハザード3

 同名ゲームを原案に女優のミラ・ジョヴォヴィッチが主演する人気サバイバル・アクションのシリーズ第3弾。ウィルスによる未知の人災が進み、荒れ果てた砂漠のラスベガスに舞台を移した本作では、アンブレラ社の陰謀に勇敢に立ち向かう女戦士アリスの過酷な運命が描かれる。今回はゲーム版の主要キャラクター、クレア・レッドフォードと宿敵タイラントが登場。シリーズ最大のスケールで放たれる驚がくのラストバトルから目が離せない。

ミラ・ジョヴォヴィッチの主な出演作は・・・

バイオハザード III(2007)
ウルトラヴァイオレット(2006)
バイオハザード II アポカリプス(2004)
ノー・グッド・シングス(2002)
プリティ・イン・ニューヨーク(2002)
ズーランダー(2001)
ダミー(2001)
バイオハザード(2001)
ミリオンダラー・ホテル(2000)
ジャンヌ・ダルク(1999)
フィフス・エレメント(1997)
チャーリー(1992)

 印象的な映画は、1997年の『フィフス・エレメント』だ。ブルース・ウィルス主演の未来SF映画だが、地球を救う不思議な女の子の役で出ている。そして、1999年の『ジャンヌ・ダルク』も良かった。2001年の『バイオハザード』のヒットで人気を不動のものにした。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: RESIDENT EVIL: EXTINCTION
製作年度: 2007年
監督: ラッセル・マルケイ
上映時間: 94分
キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター

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テレビドラマシリーズに嵌る

最近映画(DVD)を観るペースがダウン気味だ。

その理由は、各国のテレビドラマ・シリーズの(DVD)が面白いから・・・どうしても、そっちを借りてしまうからだ。

ちなみに観賞中のDVDの途中のものをあげると、

【米】
HEROES/ヒーローズ9巻(まだ、6巻目途中だ)
デスパレードな妻たち/シリーズ3(2巻目)
ROMA(ローマ)/9巻(6巻目途中)

【中国】
プロット・アゲインスト/シリーズ3(9巻目)

【韓国】
薯童謡(ソドンヨ)(11巻目)続編待ち
商道(サンド)(20巻)続編待ち
朱蒙(チュモン)(22巻目)続編待ち
がんばれクムスン/40巻(37巻目)

つまり、この3カ国、8本のドラマを毎日追い続けているのである。

他にも、途中で止まっているシリーズものがある・・・続編待ちのものだ。

24/シーズン6
THE 4400/シーズン3
デッドゾーン/シーズン5
LOST/シーズン4
プリズン・ブレイク/シーズン3
ALIAS/シーズン4

これらがが出たらたぶん観続けるだろう。シーズン毎に話しは終わっているものの全体としては途中だからだ。

これらのテレビシリーズのDVD戦略にまんまと嵌っている。商売として考えると、映画はどんなにいい映画でもレンタル料は1本だが、これらのシリーズものは、その何十倍もの売り上げになるのだ。しかも、小出し戦略により、いつも新作で高いレンタル代を払わされているのだ。

ビデオレンタル店の売り上げの貢献しているのは、今や映画ではなく、テレビドラマシリーズであることは間違い無い。

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2008年3月28日 (金曜日)

武士の一分

 山田洋次監督の藤沢周平時代劇映画化三部作の最後を飾るヒューマンドラマ。主演に『2046』で世界にも活躍の場を広げた木村拓哉を迎え、幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描く。妻役の檀れいやかたき役の坂東三津五郎ほか、緒形拳や桃井かおりなど、日本を代表とする実力派俳優が勢ぞろいする。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味。そのタイトルが指し示す人間ドラマは、観るものの心を揺さぶる。

 木村拓哉の朴訥な演技に好感が持てる。理不尽な仕打ちに敢然と立ち向かう姿を描く藤沢周平の時代劇は、トラさん映画のようにワンパターンだが、安心して観ていられる。脇を固める坂東三津五郎や緒形拳もいい味出してる。

おすすめ度  ★★★★☆


製作年度 2006年
上映時間 121分
監督 山田洋次
出演: 木村拓哉 、檀れい 、笹野高史 、小林稔侍 、赤塚真人 、綾田俊樹

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2008年3月26日 (水曜日)

イレイザー

 日曜映画劇場で放送されてたので、再び観た。「イレイザー」の意味は「抹殺」だ。

 利害関係にある第三者から重要証人を守る証人保護プログラム。そのために証人の死を演出することで過去を消去する凄腕のプロフェッショナルがいる。男の名はジョン・クルーガー。彼の最新任務は、最新鋭のハイテク銃<レール・ガン>の国外持ち出しを企む軍需産業の告発に踏み切った女性職員の庇護だった……。

 いつも(?)のシュワルツェネッガー映画だが、この映画の見どころは、飛行機から脱出するところ。落ちたパラシュト袋に落下しながら確保し、身につけて生還するというシーンだ。このアリエナイザーな痛快なシーンが印象的だ。あとは、すっかり忘れていた。

 ここで、シュワルツェネッガーの出演映画を整理してみると、

2007 アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生
2004 80デイズ 
2003 タームネーター3 
2002 ランダウン・ロッキング・ザ・アマゾン 
2001 コラテラル・ダメージ 
2000 アルマーニ 
2000 シックス・ディ 
1999 エンド・オブ・デイズ
1997 バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
1996 イレイザー
1996 シングル・オール・ザ・ウェイ
1994 ジュニア
1994 ツゥルーライズ
1993 ターミネーター特別編
1993 ラスト・アクション・ヒーロー
1992 キッチン・ウォーズ
1991 ターミネーター2
1990 ギンガートン・コップ
1990 トータル・リコール
1988 レッドブル
1988 ツインズ
1987 バトルランナー
1987 プレデター
1986 ゴリラ
1985 コマンドー
1985 レッドソニア
1984 キング・オブ・デストロイヤー
1984 ターミネーター
1982 コナン・ザ・グレイド
1977 アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男
1973 ロング・グッドバイ
1970 アーノルド・シュワルツェネッガーのSF 超人ヘラクレス

 アーノルド・シュワルツェネッガーの映画はほとんど観たつもりなのに知らない映画がまだ数本ある。ヒマな時に観てみよう。特に1970年の「超人ヘラクレス」はB級映画で、ヘラクレスが現代にタイムスリップするというドタバタ映画だ。観たような記憶もあるが、もう一度観てみたい。

おすすめ度  ★★★☆☆


基本情報 原題: ERASER
製作年度: 1996年
監督: チャールズ・ラッセル
上映時間: 115分
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームズ・カーン、ヴァネッサ・ウィリアムズ

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2008年3月25日 (火曜日)

ラスト・コーション

 アン・リー監督の最新作は前作「ブロークバック・マウンテン」に引き続き“問題作”「ラスト、コーション」=(最後の警告)だ。

 すでに開始から5年が経過しようとする戦争の渦中にあって1942年の上海は実質的に日本の支配下にあり、その手先である現政権は抗日運動を企てる自国民に厳しい弾圧を加えている。本作のヒロイン(タン・ウェイ)は激しい時代の流れの中で抗日運動に身を投じ、女スパイとして弾圧側のスパイ組織のボスに色じかけ(?)で接近、彼の心をつかむことに成功するが、見せかけであったはずの彼らの恋愛がいつしか本物のそれと見分け難くなる……。

 “禁断の愛”を鮮烈な性描写も交えて描く“問題作”。タン・ウェイが魅力的だ。1万人のオーディションで選ばれた、女スパイを演じるタン・ウェイは大胆な性描写にも体当たりで臨み、演じ切る。トニー・レオンの完ぺきな中国語にも注目。総製作費40億円をかけた映像美も見逃せない。

おすすめ度 ★★★★★


基本情報 原題: LUST, CAUTION/色・戒
製作年度: 2007年
監督: アン・リー 上映時間: 158分
キャスト:トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン

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2008年3月24日 (月曜日)

NAKED ネイキッド

 ニューメキシコの小さな町に起きた行方不明事件。その犯人は、人間をハンティングする趣味を持つ警察官だった。レストランも経営する善良な警察官だが、その趣味は狩猟。町に流れてきた娼婦などを誘い出し、素っ裸にして山に放ち、ボウガンで狩るというものだ。ある日、騙されてこの町に連れてこられた主人公の女性(ダニエル・デ・ルカ)が、ストリップ小屋に来る。この彼女が標的にされるわけだが、全裸で逃げまどうシーンは中盤になってからだ。この狩猟シーンは見応えがあるが、追う側も追われる側もちょっと間抜けでじれったい。新任の警察官夫婦が前半しかりと描かれているが、最後に真相を暴く役割にしては、存在感がないのも不満だ。面白いのは、最後のシーンだ。最近観た映画、ジョディ・フォスターの『ブレイブワン』を思い出す結末となっている。この映画の救いはここにある。想像していたより、怖く無い映画だ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: NAKED FEAR
製作年度: 2007年
監督: トム・エバーハード
上映時間: 108分
キャスト:ダニエル・デ・ルカ、ジョー・マンテーニャ、ロナルド・デュカス

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2008年3月22日 (土曜日)

ペイチェック消された記憶

 SF小説の巨匠フィリップ・K・ディックの原作を『フェイス/オフ』『M:I-2』のジョン・ウーが映画化。未来の自分から送られた19個のガラクタを元に、消された記憶をたどり、運命を切り開く男の姿をスリリングに描く。主演は先ごろ、ジェニファー・ロペスと別れたばかりのベン・アフレック。彼を助ける聡明で強靱なガールフレンドに『キル・ビル』のユマ・サーマン。カーチェイスや銃撃戦などウーならではのダイナミックな演出が爽快。

 ベン・アフレックと言えば、一番印象的なのは『パールハーバー』(2001)だ。最近観た映画は『ハイウッドランド』(2006)。う〜ん、もう一つだった。でも、この映画は最後迄ハラハラ・ドキドキで面白い。結構好きかも。

 彼の出演作をおさらいすると

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007)
スモーキン・エース(2007)
ハリウッドランド(2006)
ザ・フィースト(2005)
恋のクリスマス大作戦(2004)
世界で一番パパが好き(2004)
ジーリ(2003)
デアデビル(2003)
ペイチェック(2003)
チェンジングレーン(2002)
トータル・フィアーズ(2002)
パールハーバー(2001)
偶然の恋人(2000)
アルマゲドン(1998)
恋におちたシェイクスピア(1998)
ファントム(1998)
バッド・チューニング(1993)
青春の輝き(1992)

 主な出演作だけでもこれだけある。いろんな映画に出てるね。

 そう言えば『キル・ビル』のユマ・サーマンも久しぶりって感じ。綺麗だった。

おすすめ度  ★★★☆☆


原題: PAYCHECK
製作年度: 2003年
監督: ジョン・ウー
上映時間: 118分
キャスト:ベン・アフレック、アーロン・エッカート、ユマ・サーマン

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2008年3月21日 (金曜日)

ボーン・アルティメイタム

 記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去と対峙(たいじ)し、彼の“自分探しの旅”に衝撃の結末が訪れる。主人公のボーンを演じるのは、前2作に引き続きマット・デイモン。監督は前作『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが務めている。息をもつかせぬスリリングな展開と、3つの都市を舞台に繰り広げられる迫力のアクション・シーンが堪能できる。

 ボーン・アイデンティテイー(2002)ボーン・スプレマシー(2004)に続く3作目だ。記憶を失い追われる理由がすべて解明する。巨大な組織の追求に一人で立ち向かう姿は痛快だ。決着したかのような話しだが、ひょっとして4作目も・・・と思わせぶりの結末。

 それにしてもマット・デイモンの活躍はすごい。彼の出演映画をおさらいしてみよう。

オーシャンズ13 (2007)
グッド・シェパード(2006)
ディパーテッド(2006)
ザ・フィースト(2005)
シリアナ(2005)
ブラザーズ・グリム(2005)
オーシャンズ12(2004)
世界で一番パパが好き(2004)
ボーン・スプレマシー(2004)
ユーロトリップ(2004)
ふたりにクギづけ(2003)
コンフェンション(2002)
GERRY(2002)
オーシャンズ11(2001)
恋の方程式あなたのハートにクリック(2001)
バガーヴァンスの伝説(2000)

リプリー(1999)
プライベート・ライアン(1998)
レインメーカー(1997)
戦火の勇気(1996)

ミスティック・ピザ(1988)

 だいぶ、はしょってもこの数だ。私が注目し始めたのは、『プライベート・ライアン』『リプリー』の1998〜1999年頃からだ。特に『リプリー』は印象的だった。彼の代表作を3つ選べと言われたら『リプリー』『ディパーテッド』『ボーン・シリーズ』と答えるだろう。

おすすめ度  ★★★★★


原題: THE BOURNE ULTIMATUM
製作年度: 2007年
監督: ポール・グリーングラス
上映時間: 115分
キャスト:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン

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2008年3月19日 (水曜日)

ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた〜

 サンダンス映画祭など各国の映画祭で大絶賛され、アメリカで公開されるやいなや予想を上回る大ヒットを記録したハートフル・ストーリー。田舎のダイナーで働くウェイトレス(ケリー・ラッセル)が、突然の妊娠をきっかけに自分自身に目覚めていく姿を描く。監督は2006年に他界した女性監督エイドリアン・シェリー。ほろ苦くもおかしい独特の語り口と、登場するおいしそうなパイの数々がポイント。

 ケリー・ラッセルは、『MI3』(2006)『ママが泣いた日』(2005)『ワンス・アンド・フォーエバー』(2002)、そして『ジャイアント・ベビー』(1992)などに出演している。この映画では、パイづくりのうまいウェイトレスの役。ほのぼのとした気分になれる映画だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: WAITRESS
製作年度: 2006年
監督: エイドリアン・シェリー
上映時間: 108分
キャスト:ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ

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2008年3月18日 (火曜日)

ヒーリング・ハート

 トニー・レオンの医者の役は始めて観る。銀行強盗事件で負傷したミッシェル・リーと知り合い、退院後に同棲を始めるも、二人の関係はクールだ。しかし、奔放な彼女に徐々にひかれ。恋に落ちていく・・・ところが・・・

 この映画なかなかいいんでないの。トニー・レオンといえば、『ラスト・コーション』が2007年出演作品だが、2008年10月に発表される映画が『レッドクリフ』だ。

 『M:I-2』などの巨匠、ジョン・ウー監督が100億円を投じて作り上げた歴史アクション大作が『レッドクリフ』だ。中国の英雄伝「三国志」を基に、国を賭けて戦う男たちの壮大なロマンと、彼らを陰で支える女性たちの姿も浮き彫りにする。才気あふれる軍師を演じるのは『LOVERS』の金城武。彼とともに戦う知将役に『インファナル・アフェア』シリーズのトニー・レオンがあたる。2人の偉大な英雄ぶりに目を見張り、華麗で鮮やかなアクションに息をのむ。これも、楽しみ〜。

おすすめ度  ★★★★☆
 

原題: 侠骨仁心/HEALING HEARTS
製作年度: 2000年
監督: ゲイリー・タン
上映時間: 107分
キャスト:トニー・レオン、ミッシェル・リー、スティーヴン・フォン

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2008年3月17日 (月曜日)

傷だらけの男たち

 大ヒット作『インファナル・アフェア』シリーズを手がけたチームによる、心に深い闇を抱えた男たちの人生を描いたヒューマンドラマ。かつて上司と部下だった二人の刑事の日常が、ある殺人事件をきっかけに交錯していく様を見せる。対照的な主人公を熱演するのはアジアのトップスター、『2046』のトニー・レオンと『ウィンター・ソング』の金城武。本作はディカプリオ主演でハリウッドでのリメイクも決定している話題作。

 見応えあった。最初から犯人はトニー・レオンと解っているのに、何故だろう?
と、どんどん引き込まれていく・・・そしてその衝撃の理由が徐々に明らかにされていくというストーリーだ。スー・チーもいい味出してるし。ハリウッド・リメイクに期待だ。第2の『ディパーテッド』になるか?

おすすめ度  ★★★★★


原題: 傷城/CONFESSION OF PAIN
製作年度: 2006年
監督: アンドリュー・ラウ
上映時間: 111分
キャスト:トニー・レオン、金城武、スー・チー

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2008年3月15日 (土曜日)

ブレイブワン

 婚約者との幸せな未来を夢見ていたヒロインが、暴漢に襲われて婚約者を亡くしたのを機に、悪に制裁を加える“処刑人”と化すサスペンス・スリラー。監督は『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダン。2度のアカデミー主演女優賞に輝く名女優ジョディ・フォスターが主演と製作総指揮を務めている。共演は『ハッスル&フロウ』のテレンス・ハワード。銃を片手に悪をけ散らすヒロインの変ぼうと、ラスト15分に用意された衝撃の結末に注目だ。

 まさに衝撃の映画だった。今年観た映画ベスト3に入るかも。

 非道な暴力により人生観が変わる様子がよく解る。銃社会のアメリカならではの展開だが、平和に生活するための『治安』の重要さを考えさせられる。ラストの終り方も納得だ。

 ジョディ・フォスターも油に乗っている感じ。この映画は美人で、とっても若く感じた。

インサイド・マン 2006
フライトプラン 2005
ロング・エンゲージメント 2004
イノセント・ボーイズ 2002
パニック・ルーム 2002
アンナと王様 1999
コンタクト 1997
    ・
    ・
羊たちの沈黙 1990
    ・
    ・
トム・ソーヤーの冒険 1973

 ジョディ・フォスターは子役時代から30本以上の映画に出演しているが、印象に残る映画といえば、『パニック・ルーム』『フライトプラン』などサスペンス映画の女優というイメージだ。その映画に続く映画として『ブレイブワン』を加え、サスペンス出演映画ベスト3になるだろう。

おすすめ度  ★★★★★

原題: THE BRAVE ONE
製作年度: 2007年
監督: ニール・ジョーダン
上映時間: 122分
キャスト:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース

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2008年3月13日 (木曜日)

バタフライ・エフェクト2

 大ヒット作『バタフライ・エフェクト』の続編となるSFファンタジー。交通事故で最愛の女性と親友を亡くした男が過去へと戻る能力を身に付け、どうにかして愛する人を守ろうと奮闘する過程をじっくりと描写する。『アメリカン・パイ』のエリック・ライヴリーや、『スーパーストーム』のエリカ・デュランスら若手俳優が活躍し、フレッシュな魅力を発揮。スリリングなストーリー展開とその根底に潜む“愛”の力に圧倒される。

 『バタフライ・エフェクト』の特徴は、過去に戻ってやり直すことでその後の人生が変わるというところ。前作は、その方法が『日記』だった。そして今回は『写真』だ。交通事故で亡くなった彼女と親友が、最初のやり直しで、シートベルトを着けさせることで彼女達が生きている人生に変わる。幸せを満喫するが、仕事上ではうだつがあがらない。また過去に戻り、仕事では栄光をつかむが彼女はいない。というように、何度も何度も振り替えるが、すべてがうまくいかないって事だ。そして最後は・・・・

 前作よりも数段いい。子どもの頃に戻るという設定だったが、今回は大人で一年のスパンでやり直しをしている。その設定がわかりやすい。二度・三度と観るとより理解できるかもしれない。

おすすめ度  ★★★★★


原題: THE BUTTERFLY EFFECT 2
製作年度: 2006年
監督: ジョン・R・レオネッティ
上映時間: 92分
キャスト:エリック・ライヴリー、エリカ・デュランス、ダスティン・ミリガン

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2008年3月11日 (火曜日)

ベルベット・レイン

 香港四天王のアンディ・ラウとジャッキー・チュンが16年ぶりに共演したフィルム・ノワ−ル。闇世界に生きる男たちの宿命と絆を、“第二のウォン・カーワイ”の呼び声も高い新人のウォン・ジンポ−監督がスタイリッシュに描く。大先輩に負けず劣らず艶やかな演技を見せているのは、新・香港四天王と目されるショーン・ユーとエディソン・チャン。新旧2組の男たちの運命が交差する予測不可能な人間ドラマに魅了される。

 アンディ・ラウ主演の香港映画のよくあるヤクザ社会のドラマ。これといった目新しさはない。中国映画は好きだが、香港の裏社会を舞台にする映画はあまり好きになれない。いまのところインファナル・アフェアを凌ぐ作品には出会えていない。

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題: 江湖/BLOOD BROTHERS
製作年度: 2004年
監督: ウォン・ジンポー
上映時間: 85分
キャスト:アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、ショーン・ユー

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2008年3月10日 (月曜日)

バタフライ・エフェクト

ビデオ屋でのミス。一番多いのは観たDVDをまた借りてしまうこと。腹たつよね。その次ぐらいに腹のたつこと、それをやってしまった。
 つまり『バタフライ・エフェクト2』を借りたつもりが、実際に借りたDVDは前作のDVDだったのだ。もうこれ。2回も観てるじゃん。くやしい〜。新作のDVDコーナーに親切にも、前作を観ていない人の為に一緒に並べてあったのだ。それを新作と間違えたのは、こっちのミスだけどさ。紛らわしいじゃん。この怒り・・・どこにぶっつけようかしらん。

 てなわけで、観ずに返すのももったいないので、またまた観賞したのであります。でも、何回も観たくなる映画じゃないのよねん。

 あらすじはこうだ。過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年を描いたSFスリラー。『ジャスト・マリッジ』のアシュトン・カッチャー主演作。共演は『ラットレース』のエイミー・スマート。ノンストップで繰り広げられるストーリー展開と驚愕のラストは必見。

 ストーリーは面白いはずなんだけど、何か暗い映画になってるから正直好きになれない。しかし、過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができるってのが面白い。だからこそ、2に期待してしまうのだ。次は観るぞ〜。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: THE BUTTERFLY EFFECT
製作年度: 2004年
監督: エリック・ブレス
上映時間: 114分
キャスト:アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット

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2008年3月 8日 (土曜日)

インベーション

 ジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」を映画化したSFサスペンス。4度目の映画化となる本作では、息子を未知のウイルス感染から守ろうと必死で戦う母親にスポットを当てる。才色兼備な母を熱演するのは『ムーランルージュ』のニコール・キッドマン。その友人役を『007/カジノ・ロワイヤル』のダニエル・クレイグが演じている。ワシントンDCの不気味な静けさや、迫力のカーアクションなど見どころも満載。

 40歳になるのに、なんでこんなに色っぽいの〜? この映画では母親役だが、こんなに綺麗な母親に違和感さえ覚える。これからどんどんおばさんになっていくんだろうな〜。

ニコール・キッドマン主な出演作

2007 ライラの冒険 黄金の羅針盤
2006 ハッピー・フィート(声)
2005 奥様は魔女
2005 ザ・インタープリター
2004 記憶の棘
2003 コールド・マウンテン
2002 パニック・ルーム
2001 アザーズ
2001 ムーラン・ルージュ
1999 アイズ・ワイズ・シャット
1996 妻の恋人、女の愛人
1995 誘う女
1995 バッ・トマン・フォーエバー
1993 マイライフ

これはほんの一部だ。ざっと34本の出演作品がある。

おすすめ度 ★★★★☆

原題: THE INVASION
製作年度: 2007年
監督: オリヴァー・ヒルシュビーゲル
上映時間: 96分
キャスト:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム

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雲の中の散歩

 '42年のイタリア映画「雲の中の散歩」をキアヌ・リーヴス主演でリメイクしたラブ・ストーリー。監督は「赤い薔薇ソースの伝説」のA・アラウ。第2次世界大戦が終わり、故郷に帰還してきたポールを待ち受けていたのは、妻の裏切りだった。傷ついた彼は偶然立ち寄った葡萄園に伝統的な価値観を見つけ、そこで生活する娘に次第に恋してゆく。

 なんてこと。こんないい映画を今迄見逃していたなんて・・・う〜ん、残念。その理由はタイトルだろう。この中途半端な題名、意味わからないでしょ。でも、映画通なら、そうは思わないかも、何故ならイタリアのリメイク映画だからだ。

 場所はアメリカとメキシコだ。1日の約束で夫になりすまして大きな葡萄園の家族に迎えられるが、徐々に家族に溶け込んでいくのが面白い。収穫までと延ばし、失意の内に、家に帰るも待ち受けていたのは、またしても妻の裏切りだった。しかし、今回は、やった〜と大喜びで葡萄園に帰るポール。古女房にうんざりしている人には、きっと痛快だろうと思う場面だ。

 葡萄園に戻るも、ふとした事から、火事になり葡萄の木が全焼してしまう。この設定はちょっと無理がある。こんな簡単に全焼しないでしょ。普通。でも、ラストのくさいシーンの前ぶりだから許す。爽快感のある終り方もグッドだ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: A WALK IN THE CLOUDS
製作年度: 1995年
監督: アルフォンソ・アラウ
上映時間: 102分
キャスト:キアヌ・リーヴス、アイタナ・サンチェス=ギヨン、アンソニー・クイン

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2008年3月 7日 (金曜日)

王妃の紋章

 『HERO』や『LOVERS』などのヒットメーカー、チャン・イーモウ監督による絢爛豪華な歴史大作。きらびやかな宮廷の裏に渦巻く陰謀と策略のドラマを華麗に描き出す。俳優陣も香港のトップスター、チョウ・ユンファ、『SAYURI』のコン・リー、『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』のジェイ・チョウらアジアを代表するスターたちが名を連ねる。細部にまでこだわった圧巻の映像美と怒とうのアクションシーンまで一瞬たりとも目が離せない。

 4月公開予定のチャン・イーモウの久しぶりの監督作品。なぜ、チャン・ツーイーでなくコン・リーなのか、よく解らないが、どうしても私生活のことを勘繰ってしまう。昔の女を主演にするなんて、チャン・ツーイーとはどうなのよ?うまくいってるのかしら。

期待度  ★★★★★ 

原題: CURSE OF THE GOLDEN FLOWER/満城尽帯黄金甲
製作年度: 2006年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: −
キャスト:チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウ

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2008年3月 6日 (木曜日)

ティファニーで朝食を

 NYの安アパートに暮らすホリーの日課は、一流宝石店ティファニーのショー・ウィンドウを見ながら、朝食のクロワッサンを食べることだった。ある日彼女のアパートの隣室に、作家志望の青年ポールが越してきた。ポールはたちまち、不思議な魅力をもつホリーに惹かれていく……。どこまでも魅力的なヘプバーンとペパードの都会派センスが溢れる洒落たラブ・ストーリー。ティファニーの名を一躍世界に知らしめた作品。

 オードリー・ヘプバーンの出演作品を整理してみよう。

1951 ラベンダー・ヒル・モブ
1951 初恋
1951 オードリー・ヘプバーンのモンテカルロに行こう
1953 ローマの休日
1954 麗しのサブリナ
1956 戦争と平和
1957 昼下がりの情事
1957 パリの恋人
1959 許されざる者
1959 緑の館
1959 尼僧物語
1961 ティファニーで朝食を
1961 噂の2人
1963 パリで一緒に
1963 シャレード
1964 マイ・フェア・レディ
1966 おしゃれ泥棒
1967 暗くなるまで待って
1967 いつも2人で
1976 ロビンとマリアン
1979 華麗なる相続人
1989 オールウェイズ

 この『ティファニーで朝食を』は1961年制作だから、丁度油がのっている時期かもしれない。オードリー・ヘプバーンの代表作ベスト5に入る映画だろう。
1.ローマの休日
2.マイ・フェア・レディ
3.ティファニーで朝食を
4.麗しのサブリナ
5.おしゃれ泥棒、戦争と平和

 といったところか。

おすすめ度  ★★★★★ 1〜5までは★★★★★である。
 

原題: BREAKFAST AT TIFFANY'S
製作年度: 1961年
監督: ブレイク・エドワーズ
上映時間: 114分
キャスト:オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード、ミッキー・ルーニー

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2008年3月 5日 (水曜日)

オリバー!

 19世紀初頭のロンドンの貧民窟。救貧院の一室で一人の女が男の赤ちゃんを産み落として死んでいく。坊やはオリバーと名付けられ、利発な少年に成長。葬儀屋の手伝いに僅かの金で売り飛ばされた彼だが、すぐそこを逃げ出し、スリの少年ドジャーと知り合い、彼らの仲間入り。親方フェイギン、悪どいビル、紅一点のナンシーが孤児の彼らを率いる。初仕事の相手となった老紳士は彼の悪事に気づき、この健気な少年をすっかり気に入ってしまい、自宅に引き取ることに……。

 オリバー・ツイストの映画はいくつかあるが、これはマーク・レスター主演のミュージカル映画だ。ミュージカル仕立ての映画は基本的に好きではない。この映画も途中で寝てしまった。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: OLIVER!
製作年度: 1968年
監督: キャロル・リード
上映時間: 146分
キャスト:マーク・レスター、オリヴァー・リード、ロン・ムーディ

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2008年3月 4日 (火曜日)

スターダスト

 ニール・ゲイマンのベストセラー・グラフィックノベルを映画化したファンタジー超大作。越えてはならない壁の向こうに落ちた流れ星を探すため、壁の外に広がる魔法の国を旅する青年の冒険を描く。監督は『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン。主人公の青年を『カサノバ』のチャーリー・コックスが、美女に姿を変えた流れ星を『ロミオとジュリエット』のクレア・デインズが演じる。ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロら豪華俳優陣が演じるユニークなキャラクターが見どころ。

 面白かった。最後に、旅から帰った青年が王になる結末は痛快だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: STARDUST
製作年度: 2007年
監督: マシュー・ヴォーン
上映時間: 128分
キャスト:クレア・デインズ、チャーリー・コックス、シエナ・ミラー

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2008年2月28日 (木曜日)

グエムル 漢江の怪物

 韓国の人々のオアシス、漢江(ハンガン)に突如出現した怪物を巡る事件に肉迫するパニック映画。怪物に娘を奪われた一家の奮闘を描く。情けない父親から一変、闘うお父さんを体当たりで演じるのは『南極日誌』のソン・ガンホ。その妹役を『リンダ リンダ リンダ』のペ・ドゥナ、弟役を『殺人の追憶』のパク・ヘイルが演じている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手がけたニュージーランドのWETAワークショップが、魚に似たリアルな怪物を作り上げた。

 単純な怪物映画では決してない。ストーリーもしっかりしているし、怪物の出来がいいから迫力がある。韓国映画では異色の映画だ。おじいさんと娘が可哀想・・・せめて娘だけでも助け出してハッピーエンドにしてほしいね。この手の映画で、あと味を悪くする必要はないでしょ。 

おすすめ度  ★★★★★


原題: THE HOST/怪物
製作年度: 2006年
監督: ポン・ジュノ
上映時間: 120分
キャスト:ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ

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2008年2月27日 (水曜日)

TAXI 4

 フランスきってのヒットメイカー、リュック・ベッソン製作のフレンチ・カーアクション第4弾。今回はヨーロッパ全土から指名手配される凶悪犯“ベルギーの怪物”が逃亡し、刑事のエミリアンとタクシー運転手のダニエルが一味を追ってモナコへ向かう。監督は前作に続きジェラール・クラヴジックが担当。406から407に進化し、レーシング仕様にカスタマイズされた純白のプジョーのスタイリッシュな走りにも注目。

 TAXIシリーズってこんなにおばか映画(コメディ?)だったっけ。ま、かまわないけど。

 警察署長がおかしい。ちょっぴりスリルがあって、笑える映画だ。最後にもっと盛り上がるかと思ったら終わってた。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: TAXI 4/T4Xi
製作年度: 2007年
監督: ジェラール・クラヴジック
上映時間: 91分
キャスト:サミー・ナセリ、フレデリック・ディファンタール、ベルナール・ファルシー

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2008年2月26日 (火曜日)

ハリウッドランド

 テレビ版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーヴスの死の謎に迫るサスペンスドラマ。謎の自殺を遂げたジョージ・リーヴスを『アルマゲドン』のベン・アフレックがリアルに演じる。また、彼の死を追う私立探偵を『キング・コング』のエイドリアン・ブロディが熱演。ジョージ・リーブスの愛人だった映画会社の重役夫人を『運命の女』のダイアン・レインとキャスティングも豪華。ハリウッド史上最もスキャンダラスな事件の裏側に潜む人間ドラマを堪能できる。

 死の謎の結論というか、結末が確定しないという結末の映画だった。3つの推論を提示し、謎のまま、視聴者に判断を委ねたわけだ。1つ目は、新しい恋人の射殺説、2つ目は、MGM重役の指示による殺し屋に射殺されるというもの、最後は自殺説。真相は解らぬままである。こんな展開の映画もいいというのが感想だ。出演者が分かりにくい面もあったが、最後には、なるほどと唸らされた映画である。

おすすめ度  ★★★★☆


基本情報 原題: HOLLYWOODLAND
製作年度: 2006年
監督: アレン・コールター
上映時間: 126分
キャスト:エイドリアン・ブロディ、ダイアン・レイン、ベン・アフレック

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2008年2月25日 (月曜日)

華麗なるギャツビー

 F・スコット・フィッツジェラルドの小説の映画化。1920年代のアメリカ上流階級の話しだ。1974年制作のリメイク版だ。1974年の映画は、ロバート・レッドフォードとミア・ファローが演じている。

あらすじは、1920年代のアメリカ。ニューヨーク郊外のロングアイランドに豪華な邸宅を構えるジェイ・ギャツビーは夜毎のようにパーティーを催していた。彼の身分は謎に包まれていたが、招待客は密輸やスパイ、殺人など法に背く行為の末に大金持ちになったのだと噂し合っていた。そんなギャツビーの隣に住むニック・キャラウェイは、数回パーティに招待され、徐々に彼の秘密を知るようになった。ギャッピーはダコタの農家に生まれ、17歳のとき鉱山成金に拾われた。そして第1次大戦に参加し、陸軍少尉となった彼はルイビルのキャンプにいるときデイジーと知りあった。2人は互いに心ひかれ激しい恋におちたが、ギャツビーは軍の命令でフランス戦線へ派遣されてしまったのだ。その頃のことをニックは知らなかったが、デイジーとニックは従弟同志だった。ギャツビーがフランスへ発ったあと、デイジーはシカゴの富豪トム・ブキャナンと結婚した。トムとニックはエール大学での級友だった。数年後、戦線から戻ったギャッピーは、自分の青春を賭けて愛したデイジーが結婚したことを知って苦しんだ。しかも彼女の生活はギャツビーの手の届かない上流階級にあり、社交界の花形としてその日々を送っていた。ギャツビーは再びテイジーの心をとり戻す決意を固め、5年が過ぎた。今、ギャツビーはロングアイランドに大邸宅を構えていた。それは、デイジーの邸と湾をへだてて向かい合っていた。ギャツビーは夜毎豪華なパーティを開いた。当然、社交界の話題はギャツビーに集中し、2人はニックの仲介を得て再会した。デイジーはギャツビーの変わらぬ愛を知り、感激した。夫にはマートルという情婦があり夫婦生活がうまくいっていなかったのだ。ある日、ギャツビー、デイジー、ニック、トムが顔を揃え、ギャツビーとトムがデイジーをめぐって対立した。その帰り道、興奮するデイジーが運転するギャツビーの車がマートルを轢き殺してしまった。そうとは知らないマートルの夫のウイルソンは、トムにギャツビーがマートルを轢き殺したと入れ知恵され、ギャッピーを射殺すると自らも命を断った。

 筋書きがしっかりしていて面白い。1920年代を一番表わすのは初期の車だ。その車が上流階級を象徴している。そして、最後に車による交通事故が意外な結末へと導く。

 ぜひ、1974年の原作が観たくなった。

おすすめ度  ★★★★★
 

原題: THE GREAT GATSBY
製作年度: 2001年
監督: ロバート・マーコウィッツ
上映時間: 95分
キャスト:ミラ・ソルヴィノ、トビー・スティーヴンス、ポール・ラッド

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2008年2月23日 (土曜日)

西洋鏡

 韓国映画の紹介が続いたので、また中国映画に戻って少し紹介したい。

 この「西洋鏡」というタイトルの意味は「映画」のことである。 1902年の北京。写真館で働くリウは好奇心旺盛な青年。彼は、ある日そこを訪れてきたイギリス人レイモンドが語る“西洋鏡”と呼ばれる動く写真=映画に強い興味を示す。レイモンドは映画で一儲けするためイギリスからやって来て映画小屋を開いたのだった。だが中国人の外国人に対する反感は根強く、客の入りは芳しくなかった。そんな時リウが小屋へやって来た。そして、この西洋鏡を見た瞬間から美しい映像の魔力に魅入られたリウは、自ら呼び込みを買って出て、間もなく小屋は繁盛し始める。しかしそれは、客を奪われた京劇の人々との軋轢も生んでいった…。

 20世紀初頭、約100年前の北京を舞台に、新しい「映画」と伝統の「京劇」の確執を描く。イギリス人レイモンドのベタな演技が気になって・・・惜しいと思うところもあるが、評判はいい映画だ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: SHADOW MAGIC
製作年度: 2000年
監督: アン・フー
上映時間: 115分
キャスト:シア・ユイ、ジャレッド・ハリス、シン・ユイフェイ

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2008年2月22日 (金曜日)

とかげの可愛い嘘

 互いに惹かれ合いながら、なかなか一緒にいられない男女のおとぎ話のような恋物語。20年の間に3度も別れを繰り返す不器用な男女の純愛を描く。ひたすら初恋の人を思い続ける主人公を演じるのはチョ・スンウ。いつももっともらしい嘘をついて相手を煙に巻くヒロイン役を、カン・ヘジョンがチャーミングに演じている。

 映画の日記を書いていて嬉しいことは何か。それは、あまり評判になっていない映画の感動作に出会った時、それを紹介できることだ。有名な大作をおすすめしても、誰でも知っていること。有名でない映画を紹介して、観てもらうことで、同じように感動を分かち合えることが、嬉しい。幸せを分けてあげる感覚・・・ちょぴり、優越感に浸れるしね。

 そんな映画に出会った。それがこの映画「とかげの可愛い嘘」だ。知ってた?知らないでしょ。(たぶん)

 主人公のチョ・スンウは、『マラソン』で知能発達障害者の役を好演した若手俳優。その相手役のカン・ヘジョンは、『トンマッコルへようこそ』に出てたあのちょっと頭の弱い女の子である。この配役だけを観ても、期待に胸が膨らむが、実際の映画も良かった。詳しく紹介するとネタバレになって、面白くなくなるので、少しだけ・・・

 ある日、お寺に預けられた女の子が転校して来た。その女の子は黄色の合羽をいつも着て、ポケットにはトカゲがいた。そして彼女に触れる人間には、必ず不幸が訪れていた。だから、誰にも触れさせない。そんな彼女を好きになった主人公の男の子だが、間もなく、引っ越しをしてしまう。10年後、予備校に通う彼が、勉強のために、昔住んででいた村に戻る。その目的は彼女に会うためだ。再会し、絆を深める二人。しかし、それからまもなく、彼女は姿を消した。8年が経ち、銀行に勤める主人公の前に、ある日突然、彼女が現れる・・・・・・ここまでが中盤。

 あまくせつないラブ・ストーリーだが、後半からさらにぐんと盛り上がる。彼女のうその理由が明かされる美しく切ないラストシーンは涙を誘う。

おすすめ度  ★★★★★

原題 DOMABAM/LOVE PHOBIA
製作年度 2006年
上映時間 117分
監督 カン・ジウン
出演 チョ・スンウ 、カン・ヘジョン 、カン・シニル 、チョン・ソンファ 、イ・ジェヨン[俳優] 、パク・コンテ

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2008年2月21日 (木曜日)

アーサーとミニモイの不思議な国

 冒険好きな少年が家族の危機を救うため、体長2ミリのミニモイ族が暮らす“ミニモイの国”に旅するファンタジー・アドベンチャー。ごく普通の男の子が、数々の困難を知恵と機転で乗り越えていく様を生き生きと描写する。リュック・ベッソン監督が、実写と3Dアニメーションを見事に融合させ、幻想的で美しい独自の世界を作り上げた。主人公の男の子に、『 チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアがふんするほか、マドンナやデヴィッド・ボウイら豪華キャストによる吹き替えも話題だ。

 3Dアニメーションがいい。体長2ミリの世界が面白い。ミクロキッズだったっけ。同じような設定だったが、こちらのほうが出来がいい。満足感を感じる映画だ。ただ、おばあさん役のミア・ファローはどう観てもお母さんにしか見えない。

おすすめ度  ★★★★★

原題: ARTHUR AND THE MINIMOYS/ARTHUR ET LES MINIMOYS
製作年度: 2006年
監督: リュック・ベッソン
上映時間: 104分
キャスト:フレディ・ハイモア、ミア・ファロー、ペニー・バルフォー

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2008年2月20日 (水曜日)

サイボーグ・ソルジャー

 B級映画の香りがぷんぷんする映画。でも、この映画は未来のSF物語りではない。

 第二次世界大戦末期、ナチスは放射線を研究する施設を占領したフランスに作り、戦争を有利にしようとしていた。連合軍は、その秘密施設を破壊するために、特別チームを編成する。爆弾に強い男、変装のうまい男、射撃がうまい男、腕っぷしの強い男等の囚人が集められ、恩赦を条件に施設を破壊する任務を負うのだ。7人だったかな?そのアリエナイザーな小部隊がやすやすと侵入する。そして、それを阻むのは、遂に出ました「サイボーグ・ソルジャー」。筋肉マンのようなマッチョな人造人間だ。もとは人間のようだからサイボーグというわけか。この「サイボーグ・ソルジャー」、鉄砲の弾も手榴弾4個でもへっちゃら、とても強い。でも、回収に行った仲間も殺しちゃう大ばか野郎なのね。変なの〜(ちょっとおすぎ口調)
 この「サイボーグ・ソルジャー」を作った博士というのがいて、この計画を進めたい博士と出来損ないだから中止にした幹部との確執があって、とどのつまり、博士が幹部を射殺して暴走するんだけれど、この辺までくると、空いた口が塞がらないほど、阿呆くさいのねん。

 つまり、戦争映画に怪物が出て来て異常に強い特別部隊があり得ない活躍をしてやっつけるという映画なのだ。とっても不味い五目らーめんって感じ。

 そもそもB級映画ってなんだろうというと、お金がかかっていないのね。お金がないから大物役者が使えないでしょ。大きなセットも無理。凝ったCGも使えない。
でも製作費が少なくてもいい映画はあるわよね。B級映画の定義は、つまるところ、志しが低い映画ってことだと思うのよ。

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題: S.S. DOOMTROOPER
製作年度: 2006年
監督: デヴィッド・フローレス
上映時間: 90分
キャスト:コリン・ネメック、ロレンツォ・セナトーレ、ベン・クロス

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恋するレストラン

 この映画の国はどこだ? 主人公はモロッコ人だが、どうも移民のようだ。名前も覚えづらい。そういえば、一番最初に町の紹介をしていたっけ。しっかり、観てなかったよん。
 雑貨屋を営む主人公の家族は、厳格な両親と弟の4人家族だ。医者をさせたい父親に対し、医者には興味にない主人公。ある日、図書館にアルバイトに行くことになり、勉強に都合がいいと父親も許す。しかし、実際の仕事はホテルのレストランの皿洗いだった。何もしない料理長をはじめ、肉担当のあぶない奴、料理長を狙う性格の悪い上司、文句ばかり言いながらサボってばかりいるトルコ人等。不法就労者の集まりだ。その中にひとり、可愛いウェイトレスがいた。そして、二人は恋に落ちていく。レストランで、虐められながらも、少しずつ信頼を勝ち取っていく主人公。しかし、彼女は、社長の姪で、いずれは、ホテルを受け継ぐ大金持ちだった。

 面白い映画だった。ホテルのレストランの厨房が舞台なので、国柄が出るし、(どこの国だ〜)だらけた中にも、秩序があるのが面白い。ちょっと不潔だけれどね。そして、役者は誰一人解らない。舞台の国も解らず(解らないのは、私だけ)、俳優も解らず、浦島太郎状態で観る映画も、いいかも。ハッピーエンドだしね。

おすすめ度  ★★★★★

原題: HET SCHNITZELPARADIJS/SCHNITZEL PARADISE
製作年度: 2005年
監督: マルティン・コールホーベン
上映時間: −
キャスト:ムニール・ヴァレンタイン、マルコ・ヴァン・ゲフィン、ヤヒーラ・ゲイール

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2008年2月19日 (火曜日)

モーツァルトとクジラ

 発達障害の一種であるアスペルガー症候群の男女が織りなすラブストーリー。予測不可能な相手の行動に戸惑いながらも愛を育むカップルを、若手人気俳優ジョシュ・ハートネットと『サイレントヒル』のラダ・ミッチェルが熱演する。脚本は『レインマン』でオスカーを受賞したロナルド・バス、監督はノルウェー出身のペター・ネス、本作のモデル、ジェリー・ニューポートが監修に参加。障害を抱えながらも人生をともに歩もうとする2人の姿が胸を打つ。

 ジョシュ・ハートネットの最近の映画出演はすごい。シン・シティ(2005)、ラッキー・ナンバー7(2006)、ブラック・ダリア(2006)と話題作ばかり。彼を意識し出したのは、「パール・ハーバー」(2001)だ。同じ年に「ブラックホーク・ダウン」にも出演している。

 相手役のラダ・ミッチェルは、サイレント・ヒル(2006)、メリンダとメリンダ(2004)、ネバオランド(2004)などに出演、こちらも負けていない。

 この映画は、2004年だから、互いに油が乗ってきた頃か?ラダ・ミッチェルは、この年、3本の映画に主演したことになる。すごい。

 その二人の愛の物語りだが、発達障害の二人とあって、簡単ではない。障害者の恋、仕事、セックスの問題等、いろんな問題点が浮き彫りになる。暗くなりがちなそれらの問題を明るい二人が、吹き飛ばしてくれるような爽快感がある。

 モーツァルトとクジラ、その意味は見るとすぐに解る。

おすすめ度  ★★★★★


原題: MOZART AND THE WHALE
製作年度: 2004年
監督: ペッター・ネス
上映時間: 94分
キャスト:ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェル、ゲイリー・コール

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2008年2月18日 (月曜日)

レストレス〜中天〜

 『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン主演、迫力の武侠(きょう)アクション大作。失った恋人の面影を追い続ける男が、この世とあの世の境目の“中天”で愛する人と再会し、思わぬ戦いに身を投じていく姿を壮大なスケールで描く。ヒロインを演じるのは、「キム・テヒ。肉体派ウソンの体を張ったアクションシーンと素晴らしいVFX映像は一見の価値あり。

 製作費が90億ウォン、オール中国ロケの大作である。すごく長く感じた映画だ。中国映画のようなワイヤーアクションがふんだんに出て来る。中天の何層もある古い建物が並ぶ景色が印象的だ。この風景がこの世とあの世の境目の“中天”を良く表わしている。

 キム・テヒは「天国の階段」(2003・ドラマ)でブレイクしたが、「ラブストーリー・イン・ハーバード」(2004・ドラマ)でも清楚な主人公を好演している。チョン・ジヒョン、イ・ナヨン、ハ・ジウォンと並ぶ「新世代人気女優」の一人である。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: THE RESTLESS
製作年度: 2006年
監督: チョ・ドンオ
上映時間: 105分
キャスト:チョン・ウソン、キム・テヒ、ホ・ジュノ

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2008年2月16日 (土曜日)

私の頭の中の消しゴム

『四月の雪』でペ・ヨンジュンと共演したソン・イェジンと、『MUSA 武士』のチョン・ウソンによる不朽の愛の名作。韓国映画界におけるラブストーリーの女王と美形カリスマ俳優が、不治の病と闘いながら、きずなを深めていくカップルを熱演する。“若年性アルツハイマー”という重いテーマを扱いつつも、最後まで希望を捨てないエンディングは秀逸。今までの韓国映画とは一線を画す、美男美女による格調高い恋愛ドラマ。

 シナリオもいいが、チョン・ウソン、ソン・イェジンがはまり役。

 私の「韓国映画ベスト1」の映画だ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: A MOMENT TO REMEMBER
製作年度: 2004年
監督: イ・ジェハン
上映時間: 117分
キャスト:チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク

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2008年2月14日 (木曜日)

『ミス・ポター』

 ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。運命の出会いを果たした編集者と二人三脚で世界的名作を生み出すポターの逸話を2人の恋愛を絡めて描く。監督は『ベイブ』のクリス・ヌーナン。ポターに『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガー。彼女の初恋の相手となる編集者ノーマンをユアン・マクレガーが演じる。劇中で実現したポターとピーターラビットの劇的な共演が感動的。

 前から観たいと思っていた映画だ。レニー・ゼルウィガーの当たり役の一つになるだろうと思っていた。とにかく彼女の出演作はいい映画が多い。『ベティ・サイズモア』(2000)『シカゴ』(2002)『コールド・マウンテン』(2003)『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001と2004)『シンデレラマン』(2005)などめじろ押し。

 今回の『ミス・ポター』も、ビアトリクス・ポターの役をとつとつと演じている。不思議なのは、観終わった時に、この役は彼女以外は考えられないと思うことだ。ゆったりとしたイギリスの田園風景も美しい。おすすめの一本だ。

おすすめ度  ★★★★★


原題: MISS POTTER
製作年度: 2006年
監督: クリス・ヌーナン
上映時間: 93分
キャスト:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン

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2008年2月13日 (水曜日)

「ラッシュアワー2」

 クリス・タッカーとジャッキー・チェン主演のアクション・コメディの続編。今回は「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイーが悪役で出演している点も注目。のんきにバケーションを楽しもうと香港に乗り込んだリーとカーター。そんな矢先、アメリカ大使館で爆破事件が起きる。香港マフィアの仕業と睨んだ香港警察はリー警部に極秘捜査を命じる。結果、一緒にいたカーターも事件に首をつっこむハメになり、楽しみにしていたバカンスは泡と消えてしまい……。

 チャン・ツィイーが出演していることを最近知り、早速観たが、悪役のボスの右腕で武術に長けて、爆弾を操るぶっとんだ役柄であった。そんな チャン・ツィイーを観るのもいいが、ファンとしてはちょっぴり寂しいものを感じる。

ラッシュアワー3がもう新作DVDででている。こちらも観なくては。数有るジャッキー・チェンの映画の中では好きな部類だ。

おすすめ度 ★★★★☆ 

原題: RUSH HOUR 2
製作年度: 2001年
監督: ブレット・ラトナー
上映時間: 90分
キャスト:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、クリス・ペン、チャン・ツィイー

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2008年2月12日 (火曜日)

「ソウルウェディング花嫁はギャングスター」

 香港マフィアのボスの娘(スー・チー)は剣の使い手で喧嘩も滅法強い。パーティでの出来事がきっかけで抗争に巻き込まれ、ボスの指示でソウルに一時非難することになる。受入先のヤクザの下っ端3人組にその世話役が回ってくる。3人で共同生活をしている家に泊まることになるのだが、大物と思わない3人組と女性通訳のチグハグな生活が始まる。
 前半は彼等の応対が笑える。中盤は、香港から来た刺客とのやりとり。後半は舞台を香港に移しての抗争の結末という内容だ。

 それなりに面白かったが、3人組の兄貴(イ・ボムス)とスー・チーの関係の盛り上がり方が不満だ。お互いに惹かれていく様子が表現されていないので少し違和感がある。惜しい。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: MY WIFE IS A GANGSTER 3
製作年度: 2005年
監督: チョ・ジンギュ
上映時間: 117分
キャスト:イ・ボムス、スー・チー、オ・ジホ

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2008年2月 7日 (木曜日)

ファンタスティック・フォー銀河の危機

 宇宙放射線を浴びて超人となった4人組“ファンタスティック・フォー”が、地球のために戦う人気アメリカン・コミックの映画化第2弾。今回は、銀色のサーフボードを操る未知の生命体、シルバーサーファーが4人の前に現れる。監督は前作に続きティム・ストーリーが担当。ファンタスティック・フォーを『キング・アーサー』のヨアン・グリフィズ、『シン・シティ』のジェシカ・アルバらが演じる。CGIによる新キャラクター、シルバーサーファーなど、驚異の映像に注目。

 2005年の前作に続き2作目。一作目は結構面白かった印象が残っているが、今回はだめだった。前半は特に退屈で、何度も観るのを辞めようと思った。何とか我慢して、最後まで観たが、見せ所は後半の対決シーンの15分だけ。そこに至るまで延々と状況証拠を見せられるのはつらい。その後半のマンガチックな対決もそれほどでもない。訳の解らないトンデモストーリーなんだから、アクションシーンをもっとけちらずに見せるできだ。

 救いは、「ダーク・エンジェル」のジェシカ・アルバだ。大人になった彼女が観られて楽しかった。「ダーク・エンジェル」の彼女は強くて可愛かった。「シン・シティ」にも出ていたが、もっとはじけてほしい。

おすすめ度  ★★☆☆☆


原題: 4: RISE OF THE SILVER SURFER/FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER
製作年度: 2007年
監督: ティム・ストーリー
上映時間: 92分
キャスト:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス

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2008年2月 6日 (水曜日)

恋人たちの食卓

 台湾の大都会、台北。チュ氏は適齢期の3姉妹の父親で、彼女たちと一緒に暮らしている。妻は娘たちが幼い頃に亡くなっており、家事全般は父であるチュ氏が行っていた。日曜日の晩餐は、5つ星ホテルのシェフで中国料理の鉄人だった父の手料理を前に円卓に座るのがこの一家の習わしだ。敬虔なクリスチャンである教師の長女、才色兼備で航空会社勤務のキャリア・ウーマンの次女、女子大生で無邪気な三女−−映画は、彼女たちの初恋に不倫、セックスに妊娠、結婚を通し、父と娘、家族などを描いてゆく。

 この映画、すごく面白いです。1994と言えば、アン・リー監督作品では古い部類に入る傑作だろう。その後、2000年に「グリーン・デスティニー」 、2005年には「ブローバック・マウンテン」、そして2007年には話題作「ラスト・コーション」を出す。日本では、2008年春の公開だ。見逃せない。

おすすめ度  ★★★★★


原題: 飲食男女/EAT DRINK MAN WOMAN
製作年度: 1994年
監督: アン・リー
上映時間: 125分
キャスト:ロン・ション、ヤン・クイメイ、ワン・ユーウェン

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「インファナル・デイズ逆転人生」

 タイトルの「インファナル・・・」で騙されてしまった。インファナル・アフェアの続編かと普通思うじゃない。トニー・レオンとアンディ・ラウだし。
  内容は、ドタバタコメディ、それなりに観られるけれど、裏切られた感はぬぐえず。

おすすめ度  ★★☆☆☆


原題: 中環英雄/DON'T FOOL ME
製作年度: 1991年
監督: ハーマン・ヤオ
上映時間: 93分
キャスト:トニー・レオン、アンディ・ラウ、アンソニー・ウォン

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2008年2月 5日 (火曜日)

「マジック・キッチン」

 『ファイティング・ラブ』のサミー・チェン、TVドラマ「流星花園 〜花より男子〜」にも出演していた人気グループF4のジェリー・イェン、『墨攻』のアンディ・ラウ主演のラブコメディ。監督は『不夜城 SLEEPLESS TOWN』のリー・チーガイ。香港でブームの“私房菜館”(プライベート・レストラン)を舞台に、3人の男性と恋に臆病な女性シェフが食と恋のバトルを繰り広げる。

 香港を舞台にした現代のラブコメディだ。う〜ん、もう一つ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題: MAGIC KITCHEN/魔幻厨房
製作年度: 2004年
監督: リー・チーガイ
上映時間: −
キャスト:サミー・チェン、ジェリー・イェン、アンディ・ラウ

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2008年2月 4日 (月曜日)

「ウォ・アイ・ニー」

 チャン・ユアン監督によるドキュメンタリー・ドラマ。1組の若い夫婦の結婚生活を通して、その理想と現実、男女の愛し方の違いを激しくリアルに描き出す。中国四大女優の1人である『最後の恋,初めての恋』のシュー・ジンレイが、夫に執拗(しつよう)なほど愛情表現を求めるヒロインを熱演。俳優たちのアドリブで演じられた夫婦喧嘩の迫力に圧倒される。よくある夫婦のすれちがいが描かれていて、身につまされる感じ。客観的に夫婦喧嘩が観られて、面白いかも。

 チャン・ユアン監督といえば、『ただいま』でベネチア国際映画祭銀獅子賞と監督賞に輝いた中国第六世代の監督だ。最近の監督作品は、緑茶(2002)クレイジー・イングリッシュ(1999)ただいま(1999)東宮西宮(1997)離婚のあとに(1996)・・・など。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: I LOVE YOU/我愛[イ尓]
製作年度: 2003年
監督: チャン・ユアン
上映時間: 98分
キャスト:シュー・ジンレイ、トン・ダウェイ

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2008年2月 2日 (土曜日)

「龍城恋歌」

 チャン家の結婚式の日。華やかな披露宴は、突如現われた暗殺者によって一家惨殺の場と化した。唯一生き残ったのは花嫁のランチュエンのみ。彼女は復讐に燃え、数年掛けてその首謀者を突き止める。暗殺者を雇ったのは、長年チャン家と反目してきたドラゴン・タウンの地主シオンだった。殺された夫と家族の仇を討つため、名うての殺し屋リーにシオンの暗殺を依頼するランチュエン。しかし、リーはその依頼を断る。彼女は自ら暗殺に向かうも失敗し傷を負ってしまう。そこへリーが再び現われ、彼女に暗殺を請けおうと告げるのだった…。

 「菊豆」のヤン・フォンリャン監督作品。戸惑うばかりの一家残殺から生き残った花嫁の復讐劇。昔の中国の一面を感じさせる秀作。

おすすめ度  ★★★☆☆


原題: 龍城正月/DRAGON TOWN STORY
製作年度: 1996年
監督: ヤン・フォンリャン
上映時間: 93分

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2008年2月 1日 (金曜日)

「ただいま」

 16歳のとき、些細ないさかいが原因で血のつながらない姉を発作的に殺してしまったタウ・ラン。投獄され、模範囚として17年の禁固生活送った彼女は旧正月の一時帰宅を許可される。しかし、家族の出迎えはなく、故郷の近い女性教育主任シャオジェが彼女を家まで送ることになる。17年の間に街はすっかり変わってしまっていた……。ベネチア映画祭で監督賞を受賞したチャン・ユアン監督作。

 チャン・ユアン監督といえば、ウォ・アイ・ニー(2003)、緑茶(2002)、クレイジー・イングリッシュ(1999)など秀作が多い。しかし、代表的な作品といえば、この映画だろう。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: 過年回家/SEVENTEEN YEARS
製作年度: 1999年
監督: チャン・ユアン
上映時間: 89分
キャスト:リウ・リン、リー・ビンビン、リー・イェッピン

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2008年1月31日 (木曜日)

「活きる」

 1940年代の中国。資産家の息子だったフークイだが、賭けに負けてしまい全財産を失う。身重の妻チアチェンは愛想をつかして実家へ戻ってしまった。しかし、半年後、長男が誕生したのを機に夫フークイのもとへと戻ってくる。心機一転、困窮する一家の家計を支えようとフークイは得意の影絵の巡業を始める。そんな矢先、フークイは国民党と共産党の内戦に巻き込まれてしまう。フークイがやっと家族のもとに戻ってきたのは、共産党の勝利が決まり内戦が終結した後だった。一家はその後も、荒波にもまれながらも逞しく生きていく……。

 チャン・イーモウはこの映画を通して、激動の中国の歴史を伝えたかったのだと思う。クーフイ一家の流転の人生は、その時代の政治的な動きに翻弄される。それでも逞しく生きる姿は、感動を呼ぶ。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: 活着/LIFETIMES/LIVING/TO LIVE
製作年度: 1994年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: 131分
キャスト:グォ・ヨウ、コン・リー、ニウ・ベン

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2008年1月30日 (水曜日)

「スカイ・オブ・ラブ」

 学生運動が激化する1979年のソウル。

 英文科の学生ソウンは同じ大学の1年先輩の青年トンヒに密かな想いを抱いていた。だが、ソウンはその想いは本人に伝えることなく入院中の親友ソンミに熱く語るのみだった。
  
 そんなある日、皆既月食が起こったその夜、ソウンはひょんなことから大学から持ち帰ってしまった壊れた無線機から男の声が流れてくるのを聞く。驚いて思わず応答してしまったソウンだったが、その声はちゃんと相手に届いていた。

 やがて、無線機での会話を重ねるようになる二人だったが、いつしかソウンは男が暮らしているのは2000年のソウルであることを知る。二人はこの奇跡に興奮し、無線機での会話に夢中になっていくのだったが……。

 2000年に公開された韓国映画「リメンバー・ミー」のあらすじだ。(出演:キム・ハヌル、ハ・ジウォン)

 そして、2003年にリメイクされた中国映画がこの「スカイ・オブ・ラブ」である。

 最初は、どちらが原作か、ずっと解らなかったが、調べてみると、2000年制作ってことで、「リメンバー・ミー」が原作だったことが判明。しかし、この2本を比べてみると、どちらも良くできている。「スカイ・オブ・ラブ」のリメイクが「リメンバー・ミー」だと言われても納得してしまうだろう。

 ちなみに、日本でも同名「リメンバー・ミー」のリメイク映画がある。こちらはお粗末・・・でした。しかし、これだけリメイクされまくるのは、原作がいいからだろう。

 さて、個人的には、この「スカイ・オブ・ラブ」のほうが、品良く出来ている。それは、主人公の違いだろう。ジジ・リョンの透明感ある美しさと韓国のキム・ハヌルの差だろう。

 いい映画なので、ぜひ、見比べてほしい。きっと、映画の面白さが倍増するだろう。

「スカイ・オブ・ラブ」おすすめ度  ★★★★★

「リメンバー・ミー」おすすめ度  ★★★★★


原題: SKY OF LOVE/愛,断了線
製作年度: 2003年
監督: タン・ファータオ
上映時間: −
キャスト:ケン・チュウ、ジジ・リョン、トン・ダーウェイ

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2008年1月29日 (火曜日)

「紅いコーリャン」

 20年代末の山東省で、18歳の娘がいやいや嫁いだ先は、造り酒屋の主だった。その嫁入りの輿を担いだ青年と劇的な恋に落ち、あるじが行方不明になったのを契機に二人は結婚。店を継ぎ、妻が匪賊にさらわれたりのトラブルはあるが、ますますの繁栄をみる。だが、やがてこの地域にも日本軍は侵略して、豊かなコーリャン畑を荒らし始める。彼らは神酒をあおり、抵抗に立ち上がる……。

「黄色い大地」の撮影で一躍その名を轟かせた張藝謀(チャン・イーモウ)の監督デビュー作だ。チャン・イーモウの原点がここにある。チャン・イーモウといえば「赤」。赤ではなく「紅」か。これも紅いコーリャン畑が印象的な作品だ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: 紅高梁/RED SORGHUM
製作年度: 1987年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: 91分
キャスト:チアン・ウェン、コン・リー、トン・ルーチュン

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2008年1月28日 (月曜日)

「キープ・クール」

 露天商のシャオは、元恋人のアンホンが忘れられずストーカーまがいの行動を繰り返していた。そしてとうとう、アンホンの今の恋人・劉とその仲間たちに袋だたきにされてしまう。その時、シャオはたまたま側にいた通行人チャンの鞄で応戦し、その中に入っていたパソコンを壊してしまうのだった。怒ったチャンはシャオに弁償を迫るが、シャオは劉の責任だと相手にしない。後日、弁償するという劉に会うため彼の経営するレストランに向かったシャオとチャンだったが、弁償してもらえればそれで満足なチャンに対し、シャオは劉への復讐しか頭になかった…。

 チャン・イーモウの一連の作品の中では異色の映画だ。時代が現代であること。コメディタッチの作風とテーマは、感動を期待すると裏切られる。しかし、小気味のいい展開は、文句無しに楽しい。

おすすめ度  ★★★★☆


基本情報 原題: KEEP COOL/有話好好説
製作年度: 1997年
監督: チャン・イーモウ
上映時間: 95分
キャスト:チアン・ウェン、リー・パオティエン、チュイ・イン

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2008年1月26日 (土曜日)

「さらばわが愛 覇王別姫」

 演ずることに全てを捧げた二人の男の波乱に満ちた生涯を、京劇『覇王別姫』を軸に描いたチェン・カイコー監督作品。身を持て余した遊廓の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。やがて成長した二人は、それぞれ“程蝶衣”、“段小樓”と名を変え、京劇界きってのスターとなっていた……。

 京劇の舞台裏が面白い。昨年始めて北京で本格的な京劇を観る機会に恵まれたが、一番に思い出したにがこの映画だ。覇王別姫(はおうべっき)と読む。今は亡き、レスリー・チャンの傑作である。

おすすめ度  ★★★★★

基本情報 原題: 覇王別姫/FAREWELL TO MY CONCUBINE/FAREWELL MY CONCUBINE
製作年度: 1993年
監督: チェン・カイコー
上映時間: 172分
キャスト:レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー

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2008年1月24日 (木曜日)

「ファイティング・ガール」

 ボクシング・トレーナーを父に持ち、幼い頃からボクシングに親しんで育った女性ジャッキー・カレン。自分もボクシングの世界に関わりたいと夢見ていた彼女は、やがてマネージャーの道を歩み始める。ある日、新たに契約したボクサーのもとに向かった彼女は、そのボクサーを殴りつける街のチンピラ、ルーサー・ショーに目を留める。ルーサーの才能を確信した彼女は、引退していたトレーナーのフェリックスを説得しルーサーのコーチを任せるのだった…。

 久しぶりのメグ・ライアン出演映画を観た。比較的、最近の映画なのにきれいだ。ストーリーもなかなか良くできていて、面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: AGAINST THE ROPES
製作年度: 2004年
監督: チャールズ・S・ダットン
上映時間: 111分
キャスト・スタッフ:メグ・ライアン、オマー・エップス、トニー・シャルーブ

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2008年1月23日 (水曜日)

「鰐」

「サマリア」「うつせみ」の異才・キム・ギドク監督の幻の処女作で、製作から10年を経た2007年、ついに本邦初公開が実現。漢江に架かる橋の下に住む浮浪者ヨンペ。“鰐”と呼ばれる彼は、一緒に寝起きをともにする少年や老人に暴力を振るい、橋から身投げした自殺者を拾い上げ金品をかすめ取るなど極悪非道は振る舞いを繰り返していた。そんなある日、一人の美女が橋から身投げする。彼女を助けたヨンペは、そのまま強姦し、自らの性のはけ口として彼女を弄ぶが…。
 
 「サマリア」も特異な映画だったが、この映画もキム・ギドクならではの異色映画だろう。場面が暗くてよく解らない部分もあったが、これも意図的な演出だ。暗くて解らんぞ〜と怒られるギリギリのところで勝負している。「漢江の怪物」でみた同じような風景に変な親近感を覚えた。最後のシーンも衝撃的だ。

おすすめ度  ★★★★☆
 
原題: CROCODILE/ALLIGATOR/鰐
製作年度: 1996年
監督: キム・ギドク
上映時間: 102分
キャスト・スタッフ/チョ・ジェヒョン、ウ・ユンギョン、チョン・ムソン


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2008年1月22日 (火曜日)

「クリムゾン・フォース」

 火星の話しだ。企業と政府のスタッフによる火星探査機が事故によって火星に軟着陸するところから物語りは始まる。しかし、火星人による襲撃に遭い、クルーは一人、また一人と殺されていく・・・ 
 つまらないストーリーにつまらない役者陣。宇宙ものは期待を裏切ってくれる確立が高いようだ。火星のピラミッドとか人の顔をした地形とか・・・ワクワクして観ているのに・・・全く応えてくれなかった。火星人は人間の先祖で、罪人を地球に送って生き残ったのが人間だって・・・
安易な設定〜。

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題: CRIMSON FORCE
製作年度: 2005年
監督: デヴィッド・フローレス
上映時間: 93分
キャスト・スタッフ:C・トーマス・ハウエル、トニー・アメンドーラ、テレサ・リヴィングストン

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2008年1月21日 (月曜日)

「ブラック・スネーク・モーン」

 アメリカ南部の田舎町を舞台に、幼少期の性的虐待が原因でセックス依存症になってしまった少女と、妻に去られた孤独な男の心の交流を描いたヒューマンドラマ。主演は『スネーク・フライト』のサミュエル・L・ジャクソンと『モンスター』のクリスティーナ・リッチ。リッチ演じる少女の恋人役を人気歌手のジャスティン・ティンバーレイクが演じる。センセーショナルなストーリーと、さわやかな感動を呼ぶラストに注目だ。

 予告編からの印象では、もっと、サスペンスっぽいというかサディステックな映画かと思っていたが、実際はハートフル。サミュエル・L・ジャクソンのやさしさがほっとさせてくれる。いい映画だ。ほとんど、パンティだけの演技クリスティナ・リッチもいろっぽい。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: BLACK SNAKE MOAN
製作年度: 2006年
監督: クレイグ・ブリュワー
上映時間: 115分
キャスト・スタッフ:サミュエル・L・ジャクソン、クリスティナ・リッチ、ジャスティン・ティンバーレイク

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2008年1月19日 (土曜日)

「アドレナリン」

フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、ある日、宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる。頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、急に意識がもうろうとしてくる。なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……。

体内のアドレナリンが減ると即死するという毒を盛られた、腕利きのスナイパーの奮闘を追ったノンストップ・アクション映画。タフガイが生き残るためにロスの街を奔走する姿をコミカルに描く。主演は『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。彼の恋人役を『バタフライ・エフェクト』のエイミー・スマートが好演。中華街でのあっと驚くシーンや、空中での格闘劇など見どころが満載だ。

「ジェイソン・ステイサム」の出演映画は最近やたら多い。この映画も彼を抜きには語れない映画の一つだ。目にも止まらぬアクション映画を創りたかったのだろうが、観ていて少々疲れてしまうのは年のせいかも。最後のシーンも衝撃的・・・面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: CRANK
製作年度: 2006年
製作国・地域: アメリカ/イギリス   
上映時間: 94分

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2008年1月18日 (金曜日)

「タイムリセット」

 青年ジァップには結婚を約束した信心深い恋人ワーンがいた。ところが、ワーンはある日ちょっとした事故に遭い、驚いたことにそのまま原因不明の昏睡状態に陥ってしまう。ジァップは生まれて初めて本気で祈りを捧げた。すると、彼の目の前に謎の僧侶が現れる。僧侶は、「ワーンの前世は一家5人を惨殺した強盗犯で、その罪は今生の死で償われる。彼女を助けるためには5人の命を救うほかない」と言い、ジァップに未来の記事が載る新聞を与える。ジァップはその新聞の死亡記事をもとに、現場に先回りして5人の人間を助けようと奔走する。

 これはどこの映画だ。中国映画と思って借りてきたが、どうも言葉が違う。お金の単位もバーツと言ってる。ということは、タイ?  タイ映画って始めてかも・・・

 内容は、単純だが面白かった。最後の一人が助けられず、恋人のワーンが死んでしまう・・・と思いきや、もう一度リセットされてハッピーエンドだ。

 なんと言っても、タイの映画でこんなタイムスリップものがあることに驚きだ。まだ、知らない事ばかりだ。

おすすめ度  ★★★★☆


原題: WHO IS RUNNING?/TA FA LIKIT
製作年度: 1997年
監督: オキサイド・パン
上映時間: 105分
キャスト:サンヤー・クンナゴン、ナンタリガー・タンマプリーダナン、スチャオ・ポンウィライ

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2008年1月16日 (水曜日)

「きいてほしいの、あたしのこと」

 「きいてほしいの、あたしのこと」-ウィン・ディキシーのいた夏-というのが正式名称だ。ウィン・ディキシーというのは犬の名前。全米ベストセラーの児童小説を基に、描いたファミリー・ドラマ。
 牧師の父を持つ少女は、新しい赴任地の小さな町に来た。でも、町の人達は、交流がなく、バラバラ。少女がひょんなことから出会った人の話が聞ける野良犬を介して父親との絆を取り戻していく姿をハートフルに描く。ある日、少女は、町の人達を集めたパーティを開くことを決め、今迄出逢った人達をみんな招待する。しかし、そこに野良犬の大嫌いな雷が・・・・

 心暖まる、ほのぼのとしたまさにハートフルな映画である。ほっとしたい時、心がぎすぎすしている時等に見ると、きっといい。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: BECAUSE OF WINN-DIXIE
製作年度: 2005年
監督: ウェイン・ワン
上映時間: 107分
キャスト・スタッフ:アンナソフィア・ロブ、ジェフ・ダニエルズ、シシリー・タイソン

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2008年1月12日 (土曜日)

「イージーライダー」

 マリファナ密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る二人のヒッピーを描いたアメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品。元々は馬をバイクに乗り換えた現代の西部劇を目指して創られた作品だが、そこで描き出されたのはドラッグ・カルチャー、余所者への強烈な排他性、そして名ばかりの“自由”という現代のアメリカであった。

 観るのは二度目だ。最初はたぶん、1969年だった。映画好きの友人に誘われ、映画館で観たような気がする。当時は、マリファナやLSDなどよく理解せずに観ていたと思う。ただ、ヒッピーが主人公の反社会的な映画だという記憶はある。

 あらためて、観てみると、たんたんと放浪のバイク旅が続き、やたらとドラッグばかりでうんざりもするが、時代を現す貴重な映画だったとも思う。そこには、まだ自由でない自由が描かれている。最後の意味もなく撃たれるラストは衝撃的だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: EASY RIDER
製作年度: 1969年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 95分

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「アミスタッド」

 スティーブン・スピルバーグ監督が実話をもとに描いた感動作。奴隷制度が横行していたかつてのアメリカを舞台に、彼らを救おうとアメリカ法制度に疑問を投げかけた元大統領、ジョン・クインシー・アダムズの闘いを描く。モーガン・フリーマン、アンソニー・ホプキンス、マシュー・マコノヒー共演。1839年夏、嵐の吹き荒れる夜、キューバの海岸沖でスペインの奴隷船ラ・アミスタッド号の船倉に捕らわれていた53人のアフリカ人たちが暴動を起こした。乗務員を殺害し、船を乗っ取った彼らの目的はただひとつ、母国アフリカに帰ること。だが彼らは2ヶ月後、アメリカの沿岸警備船に取り押さえられ投獄。死刑確実となる・・・。

 面白い。さすが、スピルバーグ! 最初の奴隷の暴動シーンも強烈だが、裁判の経過が何と言っても見せ場だ。「私達に自由を・・・」という奴隷の言葉が印象的だ。自由の国アメリカの歴史の一部を観た思いである。

おすすめ度   ★★★★★


原題: AMISTAD
製作年度: 1997年
製作国・地域: アメリカ   
上映時間: 155分

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2007年12月27日 (木曜日)

「主人公は僕だった」

 毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数だけ歯を磨き、同じ歩数でバス停まで歩き、毎晩同じ時間に眠る会計検査官のハロルド・クリック(ウィル・フェレル)。そんな几帳面すぎる毎日が続くある日、彼の行動を正確に描写する女性の声が彼の耳に聞こえてくる。その声の主は人気悲劇作家のカレン・アイフル(エマ・トンプソン)だった。

 監督は『ネバーランド』の名匠マーク・フォースター。自分の人生が有名作家の小説の中で進行していると気づく主人公の男ハロルド・クリックを『プロデューサーズ』のウィル・フェレルが、彼の人生を執筆する作家を『いつか晴れた日に』のエマ・トンプソンが演じる。ファンタスティックで奇抜な設定と、心温まるラストは必見。面白かった。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: STRANGER THAN FICTION
製作年度: 2006年
製作国・地域: アメリカ   
上映時間: 112分

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2007年12月26日 (水曜日)

「西遊記・リローデッド」

 沙車城という街に到着した三蔵法師一行は熱烈な歓迎を受けるが、妖怪の襲撃に遭い弟子たち3人は捕えられてしまう。ニコラス・ツェーら香港のトップスター共演によるSFファンタジーアクション。
 まず、驚くのは映像がきれいだと言う事。おしゃれだ。そして楽しめる。孫悟空達が主役だと思っていたが、実は三蔵法師が中心でストーリーが展開する。
 最初に出会った不細工な妖怪の娘が変身するのは予想できたがワクワクする。これは、若い世代を対象に創った映画だろう。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: A CHINESE TALL STORY
製作年度: 2005年
監督: ジェフ・ラウ 上映時間: 103分

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2007年12月25日 (火曜日)

「イノセント・ワールド」

 詐欺とスリを、なりわいとする生活から足を洗おうと、恋人ワン・ポー(アンディ・ラウ)と決別したワン・リー(レネ・リュウ)。車も通らない大平原を歩いていた彼女は、偶然通りかかった純朴な青年シャーケンに助けられる。その後、列車の始発駅でワン・ポーと再会したところへ、出稼ぎで貯めた大金を持ったシャーケンが現れ、一緒に旅をすることに・・・

 中国本土で、圧倒的な人気を誇るフォン・シャオガン監督が放つアクションエンターテインメント。純朴な青年が持つ大金をめぐって、プロの泥棒たちの攻防をスリリングに描き、2005年の正月映画として同時期公開の『カンフーハッスル』をしのぐ大ヒットになった。主演は香港のトップスター、アンディ・ラウ。台湾の演技派女優レネ・リュウ、シャオガン作品の常連グォ・ヨウが共演。狭い列車内で繰り広げられるスリ合戦の妙技も必見。この映画、映像がきれいだ。そしておしゃれ。アンディ・ラウも若くてかっこいい。

おすすめ度  ★★★★☆

原題: A WORLD WITHOUT THIEVES/天下無賊
製作年度: 2004年
製作国・地域: 中国
上映時間: 116分


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2007年12月 6日 (木曜日)

「フリーダム・ライターズ」

1994年、ロドニー・キング事件を機に起きたロス暴動直後のロサンゼルス郊外にある、ロングビーチのウィルソン高校に赴任してきた英語教師エリン(ヒラリー・スワンク)は、問題が多く、基本的な学習能力さえない生徒たちを担当することになる。しかも、生徒たちの間では人種間の対立が激化し、むなしい争いが繰り広げられていた。

『ミリオンダラー・ベイビー』などで2度のアカデミー賞主演女優賞に輝いたヒラリー・スワンクが、初めてプロデュースを手掛けたヒューマンドラマ。実在の英語教師とその生徒たちによるベストセラーを基に、人種問題がはびこる過酷な環境に生きる若者たちと、彼らを思う教師の感動の物語を描く。監督は『パリ、ジュテーム』にも参加したリチャード・ラグラヴェネーズ。実話ならではのさわやかな感動が味わえる。

正直、つまらない映画だと思っていた。何故なら、実話だということ。人種差別がテーマで重い・・・。ただヒラリー・スワンク観たさにdvdを借りたのである。結果は、あっと言う間に引き込まれてしまった。生徒達の過酷な体験にも驚かされるが、英語教師エリン(ヒラリー・スワンク)のキャラが爽やかでいい。彼女がプロデュースした作品と知ってまた驚いた。これからの活躍に注目したい。

おすすめ度  ★★★★★

原題: FREEDOM WRITERS 製作年度: 2007年
製作国・地域: アメリカ   上映時間: 123分

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2007年11月29日 (木曜日)

「北京ヴァイオリン」

 チェン・カイコー監督の傑作「北京ヴァイオリン」(映画)を再び観た。久しぶりだったので、内容はほとんど忘れていたが、最後の駅のシーンはかろうじて覚えていた。

 ドラマ化され、現在NHKでも放映中でもある。DVDでは4巻8話まで出ている。ドラマでは、チュンの役が違ってはいるが、父親役のリウは同じだ。ドラマでは、時間がたっぷりあるので、父親像がより詳しく描かれている。刑務所に入っていたり、警察の追われている設定となっている。映画の場合は、父親は犯罪者ではない。そして、充分な内容である。ドラマは、展開が遅くイライラすることも・・・と、思いつつも5巻目が待ち遠しい。

 二回目を観て、思ったことは、やはり傑作だということだ。ドラマと比べられるせいか、内容がよく理解できており、無駄がない映画づくりにさらに感動をした。

あらすじはこうだ。

 中国北部の田舎町。13歳のチュンは父と2人暮らし。チュンは、彼が幼いころに亡くした母の形見であるヴァイオリンを上手に弾き、周囲で評判になっていた。父リウはそんな息子に質の高いヴァイオリンの教育を受けさせ一流のヴァイオリニストにしてあげようと、必死に働き金を貯めていた。ある日、2人はコンクール出場のため北京へとやって来る。惜しくも5位に終わったチュンだったが、彼の才能を確信したリウは、有名な先生の個人授業を受けさせるため北京に移り住むことにする。そして、音楽教師チアンの情熱的な指導の下、チュンも練習に励むのだったが…。


おすすめ度  ★★★★★(映画)

原題: TOGETHER
製作年度: 2002年
監督: チェン・カイコー
上映時間: 117分
キャスト・スタッフ/タン・ユン、リウ・ペイチー、ワン・チーウェン

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2007年11月12日 (月曜日)

「東京タワー」

 リリー・フランキーが亡き母への思いをつづって、200万部を超える大ベストセラーとなった同名の自伝小説の映画化。監督を『さよなら、クロ』の松岡錠司、脚本をリリーと同郷の松尾スズキが担当し、社会現象的なブームにまでなった原作の映画化に挑んだ。主人公の“ボク”にオダギリジョー、“オカン”にベテラン女優の樹木希林。昭和から平成を見つめてきた東京タワーをめぐる母子の深い愛情のドラマに胸打たれる感動作。どこか頼りなくナイーブな主人公を演じたオダギリジョーがハマリ役。

 1960年代。3歳のボク(オダギリジョー)は、真夜中に玄関の戸を蹴破って帰ってきた酔っぱらいのオトン(小林薫)にいきなり焼き鳥の串を食べさせられてしまう。オトンに手を焼いたオカン(樹木希林)はボクを筑豊の実家に連れ帰り、妹の“ブーブおばさん”の小料理屋を手伝いながら、女手一つでボクを育て始めるのだった。

 この映画、田中裕子がオカンの役をしたバージョンがある。その映画もなかなか良かった。いや、どちらかと言えば、古いバージョンの方が好きだ。ボクの役は大泉洋だがこれもオダギリより良かったと思う。ただ映像は新しいだけあって、こちらの方が良かった。オカン(樹木希林)が病院で苦しむ姿が痛々しい。母を思い出した。

おすすめ度  ★★★★★

製作年度: 2007年
製作国・地域: 日本   上映時間: 142分

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2007年11月 9日 (金曜日)

「ダイハード4.0」

ブルース・ウィリスが悪夢のような事件に遭遇しながらも知恵と体力を駆使して巨悪と戦い抜く、大人気アクションシリーズ第4弾。ウィリスは人間味あふれる主人公ジョン・マクレーンを演じるほか、製作も兼任。『アンダーワールド』のレン・ワイズマンを監督に迎え、全米を襲うサイバーテロの野望に立ち向かう最強に“運の悪い”男の不死身の奮闘を活写する。閉鎖的な空間での死闘が多かった前作までに比べ、カーアクション満載の豪快なアクションの数々に圧倒される。

デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきた元刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、再び事件解決に乗り出す。

 迫力あるカーチェイスはもちろん、ヘリコプターは出てくるわ、戦闘機は出て来るわでお楽しみ満載。前半の見どころは、車でヘリを撃墜するところか?そして後半は、戦闘機に狙われるシーンだろう。高速道路はずたずた、痛快で笑える。気の強い娘役(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)やマイリン役(マギー・Q)もかわゆい。要チェックだ。

おすすめ度   ★★★★★

原題: LIVE FREE OR DIE HARD
製作年度: 2007年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 129分
監督:レン・ワイズマン
製作総指揮:マイケル・フォトレル 、ウィリアム・ウィッシャー
音楽:マルコ・ベルトラミ
脚本:マーク・ボンバック
キャスト:ブルース・ウィリス(ジョン・マクレーン)
ジャスティン・ロング(マット・ファレル)
ティモシー・オリファント(トーマス・ガブリエル)
クリフ・カーティス(ボウマン)
マギー・Q(マイ・リン)
シリル・ラファエリ(ランド)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ルーシー・マクレーン)
ケヴィン・スミス(−)
ジョナサン・サドウスキー(−)
クリスティーナ・チャン(−)

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2007年11月 7日 (水曜日)

「ALLWAYS 続・三丁目の夕日」

 日本アカデミー賞ほか数多くの映画賞を総ナメにした感動の大ヒット作『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編。前作終了から4か月後、昭和34年に春の夕日町三丁目に住む人々の姿を描く。パワーアップしたVFX技術により東京駅、羽田空港、日本橋、また当時開通した、こだまもリアルに再現。情緒あふれる風情で物語を引き立てる。キャストは前作に引き続き吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希ら豪華な面々が勢ぞろいする。VFX技術と俳優の熱演が融合し、あらゆる世代が共感できる感動のドラマに仕上がっている。

 昭和34年、東京オリンピックの開催が決定し、日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。

泣ける場面が2度あった。ヒット作の続編の場合、一作目にはなかなか勝てない場合が多いのだが、この映画は違った。その理由は前作で実らなかった茶川(吉岡秀隆)とヒロミ(小雪)の恋が成就したことが大きい。完全なるハッピーエンドであり、充実感が大きかったからである。3作目も期待したいと思う。

おすすめ度  ★★★★★  

製作年度: 2007年
上映時間: 146分

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2007年11月 3日 (土曜日)

「ゾディアック」

解説: アメリカ犯罪史上最も危うい連続殺人鬼と言われる“ゾディアック・キラー”を題材にした話題作。ゾディアックに関わり、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描く。監督は『セブン』のデビッド・フィンチャー。『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホールが、事件の謎を追い続ける風刺漫画家を演じる。徹底したリサーチを基に練り上げられたサスペンスとしても、4人の男たちの生き様をリアルにつづった人間ドラマとしても楽しめる。

あらすじ: 1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……

感想:実際にあった話しと聞いて愕然とする。何年にも亘り解決しないこのような事件は、他にもいっぱいあるのだろう。こだわり続ける人間がいて、真相が究明されるということが解る。ジェイク・ギレンホールの演技に引き込まれる。

おすすめ度   ★★★★☆

原題: ZODIAC
製作年度: 2006年
監督: デヴィッド・フィンチャー
上映時間: 157分
キャスト:ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ

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2007年11月 1日 (木曜日)

「プロジェクト・グレイ」

地球に似た星に移住するため、冷凍保存されて向かうクルー。しかし、予定より早く解凍されてしまう。そこには侵入者がいた・・・知らない星に不時着して危機を逃れるも、その星にも敵意を持つ宇宙人がいた。

なんのこっちゃ・・・ゴリラのような人を食う侵入者・・・は勘弁してほしい。

久しぶりに知らずしてB級映画を観てしまった。

おすすめ度  ★☆☆☆☆

原題 PROJECT GREY
製作年度 2007年
上映時間 −
監督 クリスチャン・ブレイズ 、クリスタル=ドーン・ロサレス
出演 クリスチャン・ブレイズ 、ジャスティン・スティルウェル 、アリソン・ワーニカ 、T・J・リレイ 、ミッツィ・サディウス

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2007年10月27日 (土曜日)

「パッチギ ラブ&ピース」

大ヒット作『パッチギ!』のキャストを一新し、さらにパワーアップした、涙と笑いの感動作第二弾。今回は舞台を京都から東京に移し、三世代に渡り受け継がれる壮大な家族史と命の輝きを描く。2200人を超えるオーディションで見事主役に抜てきされた『GO』の井坂俊哉と『さくらん』の中村ゆりが、前回の俳優たちに負けない熱演をみせる。井筒監督が自身の前作を超えると豪語する熱い人間ドラマに胸が締め付けられる。

この映画評判は今一つのようだが、面白かった。在日朝鮮人の差別とパワーを前面に出した作品はやはり異彩を放つ。ハチャメチャの乱闘シーンとヒロインの中村ゆりのかえる口が印象的だった。

おすすめ度  ★★★★★

製作年度 2007年
上映時間 127分
監督 井筒和幸
出演 井坂俊哉 、中村ゆり 、西島秀俊 、藤井隆 、風間杜夫 、キムラ緑子

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2007年10月24日 (水曜日)

「300」

『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。屈強なスパルタの王レオニダスを『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが演じる。色彩のバランスを操作し、独特の質感になるよう画像処理を施した斬新な映像美とともに、屈強な男たちの肉体美も見どころとなっている。

バッタバッタと殺す様は、普通なら気持ち悪くなるはず・・・しかし、全編独特の色あいの処理の為か、それほどでも無い。ストーリーは単純だ。『シン・シティ』は、今一つ 理解できなかったが、この映画は納得できた。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 300
製作年度 2007年
上映時間 117分
監督 ザック・スナイダー
出演 ジェラルド・バトラー 、レナ・ヘディ 、デヴィッド・ウェンハム 、ドミニク・ウェスト 、ミヒャエル・ファスベンダー 、ヴィンセント・リーガン

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2007年10月23日 (火曜日)

「ツォツィ」

アパルトヘイト後も続く南アフリカの過酷な現状と、未来への希望を見つめ、第78回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した感動作。社会の底辺で暴力に明け暮れてきた少年が、生後間もない赤ん坊と出会ったことで人間性に目覚めてゆく姿を描く。監督は、本作の成功により次回作でメジャーデビューを果たす南ア出身のギャヴィン・フッド。監督は本作の成功でメジャーデビューも決まった南アフリカ出身の新鋭ギャヴィン・フッド。アパルトヘイト後もなお続く過酷な現状を描いたリアルなドラマと、主人公の少年を演じて圧倒的な存在感を見せつけた新星プレスリー・チュエニヤハエに注目。

貧しいスラムを舞台に暴力と犯罪で生きるツォツィ。ある日、車を盗むと後席には赤ん坊が・・・
連れて帰ったが、おしめを変えたり、ミルクを飲ませたり、大変な日々となる。仲間との友情や確執など、いろいろあって、結局は両親の元に返す決心をするが・・・

今迄に見た事がないようなスラムの生活が印象的だ。

おすすめ度   ★★★★☆


原題 TSOTSI
製作年度 2005年
上映時間 95分
監督 ギャヴィン・フッド
出演 プレスリー・チュエニヤハエ 、テリー・フェト 、ケネス・ンコースィ 、モツスィ・マッハーノ 、ゼンゾ・ンゴーベ 、ZOLA

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2007年9月25日 (火曜日)

「家門の危機」

田舎ヤクザの跡取り息子と敏腕美人検事が恋に落ちたことから巻き起こる騒動を描いたコメディ映画。『人形霊』で長編映画監督デビューを果たした新鋭チョン・ヨンギがメガホンを取り、お家存続の危機を迎えたヤクザの跡取り問題をコミカルに演出する。最初は女性に関心を示さない主人公にドラマ「天国の階段」「輪舞曲〜RONDO〜」で知られるシン・ヒョンジュンがふんし、コメディ俳優としての才能を開花させたはじけた演技が見もの。

シリアスな映画かと思ったらずっこけた。3兄弟のやろとり、兄に「オレンジの英語は何だ?」と聞かれて弟が「デルモンテ」と応えて「じゃあ、サンキストは?」という 兄のやりとりには笑ってしまう。シン・ヒョンジュンのボケ方が面白い。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 MARRYING THE MAFIA II
製作年度 2005年
上映時間 115分
監督 チョン・ヨンギ
出演 シン・ヒョンジュン 、キム・ウォニ 、キム・スミ 、タク・チェフン 、コン・ヒョンジン 、イム・ヒョンジュン

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2007年9月22日 (土曜日)

「奇蹟の夏」

実話を基に書かれたキム・ヘジョンのエッセイ「悲しみから希望へ」を映画化した感動作。『カル』の脚本家で原作者の妹でもあるキム・ウンジョンがシナリオを担当し、闘病により成長する家族の姿を描き出す。病気の兄役のソ・テハンはこれが映画初出演とは思えない迫真の演技をみせる。同じく映画初主演のパク・チビンは弟役を熱演し、2005年ニュー・モントリオール国際映画祭最年少の主演男優賞受賞者となった。

病気と闘う家族の日常が描かれているが、天真爛漫で時には人を傷つけてしまう弟の心の成長を中心にいろんなエピソードが絡んで進行する。実話と聞いて切ない思いがよぎる。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 LITTLE BROTHER/HELLO BROTHER
製作年度 2005年
上映時間 97分
監督 イム・テヒョン
出演 パク・チビン 、ペ・ジョンオク 、パク・ウォンサン 、オ・ジヘ

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2007年9月21日 (金曜日)

「バブルへGO!」

バブルを知らないヒロインがタイムマシンに乗って1990年に戻り、バブル崩壊を食い止めるために奔走するタイムスリップ・コメディ。『私をスキーに連れてって』などを作ったホイチョイ・プロダクションズ制作となる本作は、バブルの絶頂期の東京を舞台に日本経済史上最も盛り上がっていた時代を追体験する。主人公の財務官僚に阿部寛、洗濯機タイムマシンに乗って旅する娘に広末涼子。バブル期の風俗文化を完全再現した映像も必見。

予想外に面白かった。マンガチックなストーリーだが、バブルの時代が懐かしく思い出された。当時の携帯電話はバカでかく、重かったが、持っていれば、一流のあかしだった。普通のサラリーマンはポケベルを持たされていた時代だ。

その頃、私は中堅の広告・印刷会社のサラリーマンだった。同僚の平サラリーマンでさえ、ゴルフ場の会員権を買い漁っていた事を思い出す。例えば、500万で買った会員権が今は2000万になった・・・とか、そんな話しばかりだった。また、会社の売り上げも前年比20%憎は当たり前であった。

企画・デザイン部の責任者であった私は、専門職のため営業のノルマは無かったが、率先してノルマを引き受け、月に1000万の売上げがあれば一人前と言われていた当時、コンスタントにその2培をクリアしていた。新規開拓も簡単だった。やる気があれば、可能な時代だったのだ。

異常ではあったが、夢がある時代だったのである。

この映画は、そんな懐かしい思いを彷佛とさせてくれる。

おすすめ度  ★★★★☆

製作年度 2006年
上映時間 116分
監督 馬場康夫
出演 阿部寛 、広末涼子 、吹石一恵 、伊藤裕子 、劇団ひとり 、小木茂光

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2007年9月20日 (木曜日)

「大きなお友達ミーシー」

子供向けの楽しい映画。大人も十分楽しめる映画だ。

ミーシーとは、ネス湖のネッシーのような怪獣の名前・・・場所はカナダだ。

大手石油会社に勤務する父子家庭の親子が、ヘリコプターの事故で過って落とした石油会社のユニット?を潜水艇で探しにいく。父は潜水艇の設計者という設定だ。湖に着いても、父が仕事に夢中で遊んでもらえない息子は一人で湖に遊びに行く。そこで先住民の女の子と出逢い、二人は秘密の洞穴に行き、ミーシーと出逢う。
怪獣はセイウチと恐竜を足したような愛くるしい顔をもち、すぐに友達になるが、敵対する石油会社が落としたユニット?を奪いにあの手この手で妨害するのだ。
ま、そんなような展開で、物語りは進行していく。

巨大なミーシーと子供の友情が微笑ましい。最後は、悪役をミーシーがやっつけてめでたし、めでたし。最初の頃のミーシーは実は子供で、最後にもっと巨大な親ミーシーが登場するところなんて痛快だ。(完全にネタバレ?誰もが想定するストーリー展開なので許して・・・)

スカッとする映画の一つ、きっと子供と一緒に見ると楽しいだろう。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 MEE-SHEE: THE WATER GIANT
製作年度 2005年
上映時間 94分
監督 ジョン・ヘンダーソン
出演 ブルース・グリーンウッド 、ダニエル・マグダー 、ジョエル・トベック 、レナ・オーウェン 、フィリーダ・ロウ、ロバート・ブルース

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2007年9月19日 (水曜日)

「ラストデイズ」

1994年に自ら命を絶った“ニルヴァーナ”のヴォーカル、カート・コバーンの死にインスパイアされた『エレファント』のガス・ヴァン・サント監督が、時代の頂点を極めたロックアーティストの孤独と苦悩、そして最期の2日間を繊細に描き出す。主演のマイケル・ピットが劇中で自作の曲を披露するほか、『サラ いつわりの祈り』のアーシア・アルジェントらが共演。“ソニック・ユース”のサーストン・ムーアが音楽コンサルタントを務めているのも話題だ。

久しぶりに途中で観るのを放棄。時間の無駄と思ってしまった。レンタル代が勿体無い。

おすすめ度  ?????

原題 LAST DAYS
製作年度 2005年
上映時間 97分
監督 ガス・ヴァン・サント
出演 マイケル・ピット 、ルーカス・ハース 、アーシア・アルジェント 、キム・ゴードン 、ハーモニー・コリン 、リッキー・ジェイ

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2007年9月18日 (火曜日)

「ククーシュカ・ラップランドの妖精」

ロシアで国民的人気を誇る、アレクサンドル・ロゴシュキン監督による痛快人間ドラマ。異なる国の男性2人を受け入れるチャーミングな女性役に、ラップランド出身のアンニ=クリスティーナ・ユーソ。フィンランド生まれのヴィル・ハーパサロとロシアの名優、ヴィクトル・ヴィチコフが共演し、敵対する兵士を好演する。一人の女と二人の男が織りなす微妙な人間関係が笑いを誘う秀作。サンタクロースで有名なラップランドの大自然の中でのスローライフも一見の価値あり。

韓国映画「トンマッコルにようこそ」をご存知だろうか?

韓国兵と北朝鮮そしてアメリカ兵がけがれのない村「トンマッコル」で出逢うという映画・・・
この映画は、ロシア兵と フィンランド出身の兵が一人のラップランドの娘に助けられ、一緒に生活するというストーリーだ。「トンマッコル・・・」は3つの国だが、こちらは2つ。「トンマッコル」は村だが、こちらは家だ。家といっても小屋だが・・・とても良く似た映画なのだ。

不思議なのは、3人の会話が最後まで噛み合わないことだろう。言葉が違うため、お互いの会話が全く理解できない。しかし、次第に信頼感が芽生えていく様子が面白い。
不思議な映画だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 KUKUSHKA/THE CUCKOO
製作年度 2002年
上映時間 104分
監督 アレクサンドル・ロゴシュキン
出演 アンニ=クリスティーナ・ユーソ 、ヴィッレ・ハーパサロ 、ヴィクトル・ブィチコフ

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2007年9月17日 (月曜日)

「パフューム」

 世界45か国で発売され、1500万部の売上げを記録したパトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化。『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァが監督を務め、美しい女性の香りを手に入れるため、恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語を描く。驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない主人公を演じるのは『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のベン・ウィショー。

印象的なのは、やはり最後のシーンだ。男が究極の香水をつけると ・・・目を疑ってしまうような、驚きの結末に注目。しかし・・・それはないだろ〜。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 PERFUME: THE STORY OF A MURDERER
製作年度 2006年
上映時間 147分
監督 トム・ティクヴァ
出演 ベン・ウィショー 、ダスティン・ホフマン 、アラン・リックマン 、レイチェル・ハード=ウッド 、アンドレス・エレーラ 、サイモン・チャンドラー

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2007年9月16日 (日曜日)

「ウンビリョン-麗しの峰めぐり逢い」

チャングムで有名になったイ・ヨンエの比較的初期の映画だ。時系列でいうと、
1995 PaPaパパ(ドラマ)
1995 アスファルトの男(ドラマ)
1999 ウンビリョン(この映画)
2000 JSA
2001 ラスト・プレゼント
2001 春の日に過ぎ行く
2001 火花(ドラマ)
2003 宮廷女官〜チャングムの誓い(ドラマ)
2005 親切なクムジャさん・・・と続く。

彼女は小学生の頃から雑誌の表紙や製菓会社のモデルとして活躍。大学生の頃は、「酸素のような女性」として知られていたようだ。日本では、JSAあたりから知られるようになり、「宮廷女官〜チャングムの誓い」で爆発的にファンを増やした。その後、「親切なクムジャさん」でチャングムとは対極の怖い女を演じて驚かせた。

さて、この映画だが、友人の妻(イ・ヨンエ)を慕う売れない小説家の片思いの話しだ。出会いから友人との結婚、別れ、そして再会し、二人が新しい人生に向かうまでを描く。

この映画、じれったい〜。

思いを募らせるも、告白できない主人公にイライラ・・・意を決して告白しようとすると、勘違いされたり・・・旦那が死んで(あっ、バラしてしもうた)フリーになったんだから、はよ、告白せいや。と引っ張られ、最後は中途半端な終り方、2500万年後に逢いましょう・・・てか、いい加減にせいよ〜(プリプリ!)
しかし、最後のエンドロールで再出発を匂わしてもいる。どっちやねん!(プリプリ!)

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 1999年
上映時間 60分
監督 ユン・ソクホ
出演 イ・ヨンエ 、イ・チャンフン 、ホン・イルグォン 、メン・サンフン

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2007年9月14日 (金曜日)

「ブラッド・ダイヤモンド」

1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。

面白かった。舞台がアフリカのせいだろうか、とても新鮮だった。何よりも、無造作に殺戮を繰返す内戦の痛ましさが心に響く。家族を引き裂かれた漁師の一家が中心だが、1つのピンク・ダイヤをきっかけに密売人のディカプリオ、記者のジェニファー・コネリーが微妙に絡んでいく。
最後の終り方も秀逸だ。

おすすめ度  ★★★★★

原題 BLOOD DIAMOND
製作年度 2006年
上映時間 143分
監督 エドワード・ズウィック
出演 レオナルド・ディカプリオ 、ジェニファー・コネリー 、ジャイモン・フンスー 、マイケル・シーン 、アーノルド・ヴォスルー 、カギソ・クイパーズ

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2007年9月13日 (木曜日)

「ストーン・カウンシル」

“フランスのスティーヴン・キング”と呼ばれ、次々と原作の映画化が決まるジャン=クリストフ・グランジェの同名小説を、フレンチスリラーの新鋭ギョーム・ニクルーが映画化したミステリー。モンゴルで100年に1度生まれる“神の子”のために闘うモニカ・ベルッチがたくましい精神をもった女性を演じ、新たな魅力を発揮。

何と言っても主演のモニカ・ベルッチが美しい。今回は着飾った女性でなく、普段着の彼女が観られる。最近の彼女の活躍はめざましいものがある。「ダニエラという女」(2005)少し前だと、「ブラザーズ・グリム」や「マトリックス」の「リローデッド」と「レボリューションズ」にも出ていた。「マレーナ」(2000)で世界的に注目された彼女のその後は順風満帆だ。

映画の幻想的な雰囲気を高める、ミステリアスな心理学者にふんするカトリーヌ・ドヌーヴの怪演にも注目。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 LE CONCILE DE PIERRE/THE STONE COUNCIL
製作年度 2005年
上映時間 103分
監督 ギョーム・ニクルー
出演 モニカ・ベルッチ 、カトリーヌ・ドヌーヴ 、モーリッツ・ブライブトロイ 、サミ・ブアジラ 、エルザ・ジルベルスタイン 、ニコラ・タウ

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2007年9月12日 (水曜日)

[サンシャイン2057」

『ザ・ビーチ』『28日後... 』の監督と脚本家を務めたダニー・ボイルとアレックス・ガーランドによるSFスリラー。太陽の崩壊で地球滅亡の危機にひんした近未来を舞台に、究極の任務に向う宇宙船クルーに襲いかかる予期せぬ事態を、最新のVFXを駆使して描く。『麦の穂をゆらす風』のキリアン・マーフィ、『SAYURI』のミシェル・ヨー、『ラスト サムライ』などで国際的な注目を集める真田広之ら豪華キャストの出演も話題を呼んでいる。

期待が大きかったので、少しがっかり!ウ〜ン・・・どうして宇宙ものってこんなにつまらなくなるんだろう。そして絶対に説明不足だ。太陽が力が無くなって、核爆弾を打ち込むと再生するって設定だが、そんな設定は小学生でも首をかしげるだろう。地球を救うのは、たった7人でかよって突っ込みたくなるし・・・
そして彼等の宇宙船は2隻目であり、1隻目は失敗したという設定。その宇宙船から通信があり、途中に探しに行くのだが、そこには生き残った一人が・・・おぞましい。

文句ばかり言っても始まらない。
良いところは、真田広之だ。しかもキャプテン!日本人が宇宙船のキャプテンという設定は、時代を感じる。10年前でもあり得ない話だ。真田が堂々と演技するのを観るのは、ちょっと誇らしい。
   
おすすめ度  ★★★☆☆

原題 SUNSHINE
製作年度 2007年
上映時間 108分
監督 ダニー・ボイル
出演 キリアン・マーフィ 、真田広之 、ミシェル・ヨー 、クリス・エヴァンス 、ローズ・バーン 、トロイ・ギャリティ

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2007年9月11日 (火曜日)

「雨音に君を想う」

台湾ドラマ「アウトサイダー〜闘魚〜」で一躍ブレイクし、日本でも人気急上昇中の華流スター、ディラン・クォの映画初主演となる純愛物語。裏社会に生きる孤独な青年と不治の病に冒された女性の恋を描く。ディラン演じる青年と恋に落ちるヒロインを、香港の人気アイドル、フィオナ・シッが熱演。監督と脚本を手掛けたのは、『ファイティング・ラブ』のジョー・マ。愛や幸せに縁遠かった2人の切ない恋の行方が涙を誘う。

音楽家だったが脳卒中で倒れ車椅子生活の兄とその娘の面倒をみているのがヒロインだ。兄嫁はお金を持って逃げたという設定。ある日、娘が母を探しに出掛け、道に迷う。その娘を助け、連れ帰ることで二人が出会う。そこから始まる甘く切ないストーリー・・・最後に、彼女に贈るプレゼントが涙を誘う。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 摯愛/EMBRACE YOUR SHADOW
製作年度 2005年
上映時間 102分
監督 ジョー・マ
出演 フィオナ・シッ 、ディラン・クォ 、チャン・コッキョン 、チャン・チンユー

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2007年9月10日 (月曜日)

「ラブソングができるまで」

80年代に人気絶頂だった元ポップスターと失恋で書くことをやめてしまった作家志望の女性が、ラブソングを作ることになることに。『ブリジット・ジョーンズの日記』のヒュー・グラントが元ポップスターを、『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモアが作家志望の女性を演じる。監督は『トゥー・ウィークス・ノーティス』のマーク・ローレンス。

ほのぼのとしたラブコメディだ。元ポップスター役ではじけるヒュー・グラントの魅力と、ロマンチックなラブストーリーの行方に注目。最後のシーンが感動的・・・

おすすめ度  ★★★★☆

原題 MUSIC AND LYRICS
製作年度 2007年
上映時間 104分
監督 マーク・ローレンス
出演 ヒュー・グラント 、ドリュー・バリモア 、ブラッド・ギャレット 、クリステン・ジョンストン 、キャンベル・スコット 、ヘイリー・ベネット

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2007年9月 8日 (土曜日)

「ハンイバル・ライジング」

ベストセラー作家トマス・ハリスの生み出した“世界で最もインテリジェントなシリアルキラー”ハンニバル・レクターの過去に迫るシリーズ最新作。監督は『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー。原作者のトマス・ハリス自身が脚本を手がけ、レクター博士が“人喰いハンニバル”となるまでを描く。主人公ハンニバルを演じるのは『ロング・エンゲージメント』のギャスパー・ウリエル。シリーズの原点ともいうべき衝撃の展開に息をのむ。

「羊たちの沈黙」(1990)「ハンニバル」(2001)「レッド・ドラゴン」(2002)に続くハンニバル・レクターシリーズの続編のような映画だが、仕上がりは、全くの別物になっている。

戦争で別荘の山小屋に一時避難したレクター卿一家。しかし、戦禍に巻き込まれ、両親は亡くなってしまう。生き残った兄妹が潜んでいたところに、逃げてきた6人?の男達が現れる。居座り始めた彼等は、飢えのため、妹のミーシャが殺され、食べられてしまう・・・

ストーリーは大人になったハンニバルが妹を殺した男達に復讐するというもの。ハンニバルを演じるギャスパー・ウリエルが怪しい魅力を放っている。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 HANNIBAL RISING
製作年度 2007年
上映時間 121分
監督 ピーター・ウェーバー
出演 ギャスパー・ウリエル 、コン・リー 、リス・エヴァンス 、ケヴィン・マクキッド 、スティーヴン・ウォーターズ 、リチャード・ブレイク

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2007年9月 7日 (金曜日)

「ファミリー」

長年疎遠だった父娘が命を賭けて家族の再生を目指す人間ドラマ。3年ぶりに出所した娘とその父親がぎこちなく心を通わせていく様子を丁寧に描き出す。陰のある主人公を体当たりで演じたのは、スエ。その父親役に『友へ チング』などのベテラン俳優チュ・ヒョン、弟役を『奇跡の夏』などの名子役、パク・チビンが演じている。彼らの抑制の効いた演技も素晴らしく、悲しい運命に立ち向かう家族のきずなに涙する。

スエはこの映画が初主演だが、2005年に「ウェディング・キャンペーン」、2006年には「夏物語」と秀作に主演している期待の若手俳優だ。今後の活躍に注目したい。チュ・ヒョンは、言うまでもなく韓国で最も有名なおじさんだ。この二人の息の合った演技が微笑ましい。

ストーリーは、途中で結末が解ってしまうが、そこにいき着くまでが長く感じてしまったのが残念、。主人公スエについてもめっちゃ強いとか・・・メリハリがあれば、もっと魅力的になったはず。スエがなぜ、悪の世界に入ったのかも説明不足。設定が中途半端で惜しいと感じた。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 A FAMILY
製作年度 2004年
上映時間 96分
監督 イ・ジョンチョル
出演 スエ 、チュ・ヒョン 、パク・チビン 、パク・ヒスン 、オム・テウン 、チョン・ウク

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2007年9月 6日 (木曜日)

「明日へのチケット」

『木靴の樹』のエルマンノ・オルミ、『桜桃の味』のアッバス・キアロスタミ、『麦の穂をゆらす風』のケン・ローチといったカンヌ映画祭パルムドール受賞監督3人が共同監督を務めたヒューマンドラマ。ローマへ向かう特急列車を舞台に、さまざまな人種と階級の人々が繰り広げる物語が描かれる。オムニバス形式ではなく、脚本の段階からアイデアを出し合って3つの物語が混ざり合う1本の長編を作りあげた。

変な映画である。舞台はすべて特急列車の中、最初は飛行機が欠航し、列車でかえる老齢の教授。一周忌で故郷に帰る太ったおばさんとボランティアの青年。サッカーの試合を観戦するためローマに行く3人の若いスーパーの店員。この3組が同じ列車内で繰り広げるドラマだ。

3人の監督が、特急列車というお題をもらって考えた「笑点」のような実験的な映画ではないか?
座ぶとんを獲得したのは・・・最後のストーリーだ。前の二つだけだったら、ちょっとさみしい。しかし、3つの全くニュアンスの異なる物語だからこそ、不思議な感覚が全体に漂うのは確かだ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 TICKETS
製作年度 2005年
上映時間 110分
監督 エルマンノ・オルミ 、アッバス・キアロスタミ 、ケン・ローチ
出演 カルロ・デッレ・ピアーネ 、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 、シルヴァーナ・ドゥ・サンティス 、フィリッポ・トロジャーノ 、マーティン・コムストン 、ウィリアム・ルアン

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2007年9月 5日 (水曜日)

「トカゲの可愛い嘘」

互いに惹(ひ)かれ合いながら、なかなか一緒にいられない男女のおとぎ話のような恋物語。20年の間に3度も別れを繰り返す不器用な男女の純愛を描く。ひたすら初恋の人を思い続ける主人公を演じるのはチョ・スンウ。いつももっともらしい嘘をついて相手を煙に巻くヒロイン役を、カン・ヘジョンがチャーミングに演じている。

映画の日記を書いていて嬉しいことは何か。それは、あまり評判になっていない映画の感動作に出会った時、それを紹介できることだ。有名な大作をおすすめしても、誰でも知っていること。有名でない映画を紹介して、観てもらうことで、同じように感動を分かち合えることが、一番の喜びだと思う。幸せを分けてあげる感覚・・・ちょぴり、優越感に浸れるしね。

そんな映画に出会った。それがこの映画「トカゲの可愛い嘘」だ。知ってた?知らないでしょ。たぶん・・・

主人公のチョ・スンウは、『マラソン』で知能発達障害者の役を好演した若手俳優。その相手役のカン・ヘジョンは、『トンマッコルへようこそ』に出てたあのちょっと頭の弱い女の子である。この配役だけを観ても、期待に胸が膨らむが、実際の映画も良かった。詳しく紹介するとネタバレになって、面白くなくなるので、少しだけ・・・

ある日、お寺に預けられた女の子が転校して来た。その女の子は黄色の合羽をいつも着て、ポケットにはトカゲがいた。そして彼女に触れる人間には、必ず不幸が訪れていた。だから、誰にも触れさせない。そんな彼女を好きになった主人公の男の子だが、間もなく、引っ越しをしてしまう。10年後、予備校に通う彼が、勉強のために、昔住んででいた村に戻る。その目的は彼女に会うためだ。再会し、絆を深める二人。しかし、それからまもなく、彼女は姿を消した。8年が経ち、銀行に勤める主人公の前に、ある日突然、彼女が現れる・・・・・・ここまでが中盤。
あまくせつないラブ・ストーリーだが、後半からさらにぐんと盛り上がる。彼女のうその理由が明かされる美しく切ないラストシーンは涙を誘う。

おすすめ度  ★★★★★

原題 DOMABAM/LOVE PHOBIA
製作年度 2006年
上映時間 117分
監督 カン・ジウン
出演 チョ・スンウ 、カン・ヘジョン 、カン・シニル 、チョン・ソンファ 、イ・ジェヨン[俳優] 、パク・コンテ

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2007年9月 3日 (月曜日)

「めぐみ」

北朝鮮による拉致問題を、横田めぐみさんの拉致事件と残された家族の視点から描いた衝撃のドキュメンタリー。『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督が製作総指揮を務め、めぐみさん拉致疑惑の真相を究明するために闘い続けた横田夫妻らの姿を追う。日朝間の政治的な問題にも触れながら、拉致という非人道的な行為によって傷つけられた親子間の愛を浮き彫りにする。30年以上にも渡って、娘の生存を信じながら活動を続ける横田夫妻の姿が胸を打つ。

現在進行形の衝撃のドキュメンタリーだ。一向に進展しない拉致問題。めぐみさんの生死もはっきりしない。当事者の苦悩は押してしるべしだ。映画の出来というより、せめて知っておくべき問題である。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 ABDUCTION: THE MEGUMI YOKOTA STORY
製作年度 2006年
上映時間 90分
監督 クリス・シェリダン 、パティ・キム
出演 横田滋 、横田早紀江 、増元照明 、横田哲也

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「どろろ」

昭和42年「週刊少年サンデー」で発表された手塚治虫の最高傑作とも言われている怪奇漫画を実写映画化したアクション時代劇。体の48か所を魔物に奪われた百鬼丸が、体を取り戻すために男装した泥棒“どろろ”とともに魔物退治の旅に出る。主演の百鬼丸役に『涙そうそう』の妻夫木聡、どろろ役に『県庁の星』の柴咲コウを迎え、初の本格的なアクションを披露する。男女間の微妙な心情を強調したドラマや総製作費20億円以上を投入した驚異の映像が見もの。

マンガを読んでいたのでストーリーは見当がついた。妻夫木聡がかっこいい。『涙そうそう』ではベタな感じであまりかっこいいとは思わなかった。しかいこの百鬼丸は良かった。柴咲コウはちょっと浮いてた感じ。数々の魔物には笑ったが、何といっても手足はもちろん目も耳も無い百鬼丸の体をどう表現するのかがポイントだ。10年前だったら、きっとおもちゃのような表現しかできなかっただろう。今のCG技術があってこその映画だ。

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 2007年
上映時間 138分
監督 塩田明彦
出演 妻夫木聡 、柴咲コウ 、瑛太 、杉本哲太 、土屋アンナ 、麻生久美子

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2007年8月31日 (金曜日)

「ゴーストライダー」

同名のマーベル・コミックの人気キャラクターを実写化したアクション娯楽大作。悪魔に魂を売り渡し、苦悩する男の戦いの日々をつづる。自称コミックファンのオスカー俳優ニコラス・ケイジが人間臭いダークヒーローを熱演。最高のバイクアクションと、個性的な登場人物たちが魅力的。

コミックを実写化した娯楽映画だから「スーパーマン」や「スパイーダーマン」のようなものだ。ストーリーも分かりやすくて、単純に楽しい。悪魔役の『イージー・ライダー』のピーター・フォンダも年を取ったが我々世代には、とても憎い演出だが、事前に知っていないと解らないだろう。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 GHOST RIDER
製作年度 2007年
上映時間 110分
監督 マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演 ニコラス・ケイジ 、エヴァ・メンデス 、ウェス・ベントリー 、サム・エリオット 、ドナル・ローグ 、ピーター・フォンダ

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2007年8月30日 (木曜日)

「孔雀」

『さらば、わが愛/覇王別姫』『紅いコーリャンの』カメラマンとして名高いクー・チャンウェイの初監督作にして、第55回ベルリン映画祭審査員特別賞・銀熊賞受賞作。文化大革命が終わり時代が激変する中、田舎町に暮らすある家族の年代記を描く。奔放で感性豊かな長女役に、中国ではポスト“チャン・ツィイー”の呼び声も高いチャン・チンチュー。待ち望んでも開かない孔雀の羽のように、皮肉な運命に揺れる一家の姿がやるせない。

両親と3人の兄弟が暮らす日常を描く。デブで知能発達障害の兄、奔放な長女、ちょっとずるい弟の3人3様の生きざまが面白い。家族揃って廊下で食事する風景が随所にあり、興味深い。チャン・チンチューがポスト“チャン・ツィイー”だって・・・それは無い。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 PEACOCK/孔雀
製作年度 2005年
上映時間 136分
監督 クー・チャンウェイ
出演 チャン・チンチュー 、ファン・リー 、ルゥ・ユウライ 、フォアン・メイイン 、チャオ・イーウェイ

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「レオポルド・ブルームへの手紙」

アイルランドの文豪、ジェイムズ・ジョイスの最高傑作「ユリシーズ」を基に英国の新鋭、メヒディ・ノロウジアン監督が舞台を米国に移して撮った感動作。『恋に落ちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズや『リービング・ラスベガス』のエリザベス・シューが罪を背負って生きる息子と母親に扮し、秀逸な演技を見せる。人間は弱くて非力だが、時には素晴らしい奇跡を起こすこともできるという希望を与えてくれる一本。

レオポルド・ブルームが主人公に送る手紙と実際の主人公の過去が交錯して???もう一度観ないとよく理解できない映画だ。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 LEO
製作年度 2002年
上映時間 103分
監督 メヒディ・ノロウジアン
出演 ジョセフ・ファインズ 、エリザベス・シュー 、ジャスティン・チャンバース 、デボラ・カーラ・アンガー 、メアリー・スチュアート・マスターソン 、ジェイク・ウェバー

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2007年8月28日 (火曜日)

「ユア・マイ・サンシャイン」

実話を基に作られた、純朴な青年と愛を信じられない女性が起こす愛の奇跡を描いた感動作。暗い過去から逃げ回り、最終的にはHIVに冒される女性と、彼女を愛し抜く男の純情を優しく見つめる。難しいヒロイン役に挑んだのは『スキャンダル』のチョン・ドヨン。その夫を演じた『甘い人生』のファン・ジョンミンは、本作のために15キロも体重を増やして臨んだ。劇中で2人が歌う「ユア・マイ・サンシャイン」の曲に、無償の愛の尊さが込められている。

ちょっと、ちょっと。チョン・ドヨンがエロい。こんな演技もするのねん。後半、エイズの暗い話でお涙ちょうだい・・・だと思っていたら、結構暗くなくて救われた。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 YOU ARE MY SUNSHINE
製作年度 2005年
上映時間 122分
監督 パク・チンピョ
出演 チョン・ドヨン 、ファン・ジョンミン 、ナ・ムニ 、ソ・ジュヒ 、ユン・ジェムン 、リュ・スンス

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「紙屋悦子の青春」

『美しい夏キリシマ』『父と暮らせば』などで知られる黒木和雄監督の遺作となる人間ドラマ。現代演劇の旗手・松田正隆の同名戯曲を原作に戦争に引き裂かれる恋と、庶民の日常を淡々と描く。主演は『サヨナラCOLOR』の原田知世。共演の永瀬正敏、松岡俊介、小林薫、本上まなみらが戦時下の青春、庶民の心情を体現する。食卓での団欒(だんらん)や夫婦げんか、お見合いの不器用な会話など何気ない日常描写を通し、戦争の不条理、無意味さを訴えかける。

この映画ってお金かかってないよ。だって、舞台はどこかの屋上での老夫婦の会話シーンと兄夫婦と暮らす家だけだもん。たんたんと会話するシーンがえんえんと続く・・・かえって新鮮かも。微妙〜。

おすすめ度  ★★★★☆

製作年度 2006年
上映時間 111分
監督 黒木和雄
出演 原田知世 、永瀬正敏 、松岡俊介 、本上まなみ 、小林薫

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2007年8月27日 (月曜日)

「世界最速のインディアン」

60歳を超えてもライダーとしての夢を追い続けた実在の人物、バート・マンローをモデルに作られた感動の人間ドラマ。誰にも期待されていなかった年老いたライダーが、世界最速記録を更新するまでの紆余曲折をユーモアたっぷりに見せる。『ハンニバル』などの名優アンソニー・ホプキンスが、風変わりだが愛すべき老人を含蓄のある演技で堂々と演じている。夢を追い続けることの素晴らしさや、人生を楽しむコツが随所に散りばめられている。

はじめ、この映画は「足の速いインデイアン」の映画だと思っていた。実際は、オートバイの名前。しかも、アンソニー・ホプキンスだ。かっこいい。心臓が悪い、よれよれの主人公が、明るく夢を追い続ける姿に感動する。回りの人達も自然に彼を支える様も心暖まる。

おすすめ度  ★★★★★

原題 THE WORLD'S FASTEST INDIAN
製作年度 2005年
上映時間 127分
監督 ロジャー・ドナルドソン
出演 アンソニー・ホプキンス 、クリス・ローフォード 、アーロン・マーフィ 、クリス・ウィリアムズ 、ダイアン・ラッド 、パトリック・フリューガー

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2007年8月25日 (土曜日)

「あなたになら言える秘密のこと」

心に深い傷を負い、誰にも言えない秘密を抱えて生きる孤独な女性の再生のドラマ。『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)で演技に開眼したサラ・ポーリーとイサベル・コイシェ監督が再び手を組み、ただ黙々と生きていた女性が少しずつ生きる喜びを思い出していくまでを丁寧につづる。ほとんどをベッドに寝たきり状態のキャラクターを演じた、オスカー俳優ティム・ロビンスによる迫真の演技は一見の価値あり。過酷な現実の中に見える一条の光に胸を揺さぶられる。

ほとんどが海上に浮かぶ油田の掘削所での物語り。無口な看護士の主人公(サラ・ポーリー)と火傷と骨折状態のティム・ロビンスの会話が中心だ。少しづつ、打ち解けてお互いの秘密を話し出す二人。その秘密は、凄まじい内容だった。

不思議な雰囲気を持っている映画だ。言葉少ない会話にどんどん引き込まれていく。アクションもスピード感もスリルもないが、強烈だ。そこがすごいと思う。

映画の日本語タイトルが悪い・・・ルイスなら「秘密」だけにする。
この映画、おすすめです。

おすすめ度  ★★★★★

原題 LA VIDA SECRETA DE LAS PALABRAS/THE SECRET LIFE OF WORDS
製作年度 2005年
上映時間 114分
監督 イザベル・コイシェ
出演 サラ・ポーリー 、ティム・ロビンス 、ハビエル・カマラ 、エディ・マーサン 、スティーヴン・マッキントッシュ 、ジュリー・クリスティ

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2007年8月24日 (金曜日)

「パープル・バタフライ」

『ふたりの人魚』のロウ・イエ監督がアジアの宝石、チャン・ツィイーを主演に迎えて描くスペクタクルロマン。相手役には『ロスト・メモリーズ』などへの出演で、アジアで人気の高い仲村トオル。1930年代という激動の時代を生きた宿命の恋人たちの悲しみを、日中を代表する俳優2人が確かな演技で見せてくれる。愛と大儀の狭間で揺れ動く彼らの人間的な感情が観る者の琴線にふれ、生きることの意義を問いかける。

チャン・ツィイーファンとしては、全ての映画を観たと思っていたのに、この映画を見逃していた。しかし、良く解らない映画だ。1930年代という激動の時代というのは、理解できるが、その先がない。チャン・ツィイーの演技が見られただけ、幸せだが・・・

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 PURPLE BUTTERFLY/紫胡蝶
製作年度 2003年
上映時間 128分
監督 ロウ・イエ
出演 チャン・ツィイー 、仲村トオル 、リィウ・イエ 、フェン・ヤンチェン 、リー・ビンビン

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2007年8月22日 (水曜日)

「デア・ピョンヤン」

大阪育ちで在日二世の梁英姫が、10年に渡り自身の家族にカメラを向けたドキュメンタリー。さまざまな苦難を乗り越えてきた両親や、北朝鮮に渡った兄たちの日常を通して、それぞれの抱える問題を浮き彫りにしていく。世代間の考え方の違いや、いまだ国交のない日本と北朝鮮の関係、そして在日問題。山積みの難問を前にしながらも、ひたすら明るく元気に生きるヤン家の人々の姿に励まされる。

印象的なのは、在日の主人公が若くして、帰国事業で北に渡った3人の兄の家族に、両親と共にマンギョンボン号に乗ってで逢いに行く。その、北朝鮮の映像だ。マスコミの取材映像と違い、公安の監視がないためか、北朝鮮の現状がとても良くわかる。平壌は、豊かでは無いが、餓死者が出るほど飢えた世界ではなかった。(平壌だけかも知れないが)3人の兄達夫婦に、悲愴感はあまりなかった。一人の孫は、ピアノを習いとても上手かった。ニュース等では、コッチョビ(孤児)等の最貧層の映像等、印象深いが、この映画からは、平壌で暮らす中間層の生活が伺える。

救われるのは、明るく元気な父の生き様だ。在日朝鮮人として、キム・イルソンを信じ、総連幹部として一生懸命に生きた父の人生と、北朝鮮に批判的な主人公との考え方がぶつかる。

北朝鮮を批判するのは簡単だが、この父のような人を私達は説得できるのだろうか・・・

おすすめ度  ★★★★☆

原題 DEAR PYONGYANG
製作年度 2005年
上映時間 107分
監督 ヤン・ヨンヒ

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2007年8月17日 (金曜日)

「トランスフォーマー」

やっと観ました。トランスフォーマー。

製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、監督にはマイケル・ベイという、ハリウッドを代表する大御所監督がタッグを組み、未知なる地球外生命体と人間との攻防を描いたSFアクショ ン超大作。あらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)する能力を持つ“金属生命体”の暴走により、地球に人類存亡の危機が訪れる。世界最大のVFX工房ILMを中心に、『M:I:III』『スパイダーマン』シリー ズを手がけた世界屈指のクリエイターらが集結し、前人未到の映像世界を作り上げた。

みんなマジンガーZに見えるのはルイスだけ? 日本のおもちゃのパクりのようなロボットたちが笑える。ストーリーはイマイチなのは仕方がないとして、全編、息をつかせぬぐらいスピード感があって面白かった。うるさいぐらい・・・

まっ、こんなもんだろう。予想通り。

おすすめ度  ★★★★☆


原題 TRANSFORMERS
製作年度 2007年
上映時間 144分
監督 マイケル・ベイ
出演 シャイア・ラブーフ 、タイリース・ギブソン 、ジョシュ・デュアメル 、アンソニー・アンダーソン 、ミーガン・フォックス 、レイチェル・テイラー

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2007年8月 6日 (月曜日)

「デジャヴ」

初めて体験する事象だが身に覚えがあるデジャヴ(=既視感)感覚をモチーフにしたサスペンスアクション。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどを手掛けた、敏腕プロデューサーとして知られるジェリー・ブラッカイマーが製作を担当、盟友トニー・スコット監督とコンビを組み、デジャヴを過去からの警告と解釈した大胆なドラマを作り上げた。主演はオスカー俳優のデンゼル・ワシントン。先の読めないスリリングな展開や未曾有のスケールで放たれるアクションなど、一級のエンタテインメントを満喫できる。

フェリー爆破事件で500人以上の犠牲者が出る。同じ頃、爆破の1時間も前に殺された美しい黒人女性(ポーラ・パットン)の遺体が見つかった。見た目は、爆破事件の犠牲者と同じだ。主人公の捜査官(デンぜル・ワシントン)は、この女性が事件のキーだと確信する・・・
中盤は、政府の秘密で開発したシステムで過去(4日前)を洗う。女性が何故殺されたのかを突き止める。主人公は現実を変えようとメモを過去に送るも失敗する。
後半、犯人は捕まるが、女性が殺された事に変わりはない。爆破事件の犠牲者もだ。主人公は過去を変えるべく、4日前に自分がタイムスリップする事を決断、しかしそれは危険な賭けでもあった。病院で蘇生され、彼女の殺された現場に行き、間一髪で彼女を助ける。そして、彼女と協力して、フェリーの船着場に向かう・・・

面白い発想だと思った。過去の映像が見えるシステムってのが嘘っぽいが、スピード感がある展開が○だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 DEJA VU
製作年度 2006年
上映時間 127分
監督 トニー・スコット
出演 デンゼル・ワシントン 、ポーラ・パットン 、ヴァル・キルマー 、ジム・カヴィーゼル 、アダム・ゴールドバーグ 、エルデン・ヘンソン

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2007年8月 3日 (金曜日)

ドラマリスト

【今年観た韓国ドラマ】

ホジュン(32巻)
さよならバンクーバー(8巻)
火の鳥(13巻)
プラハの恋人(9巻)
朱蒙チュモン(2巻・継続中)

【今年観たアメリカ・テレビドラマ】

プリズン・ブレイク2(6巻)
LOST2(12巻)
チャーリー・ジェイド(10巻)
デッド・ゾーン3(3巻)
24 シーズン5(12巻)
THE4400-2(3巻)
ALIAS-3(11巻)
デスパレードな妻たち1(11巻)
デスパレードな妻たち2(5巻・継続中)

プリズン・ブレイク、LOST、デッドゾーン、THE4400の次がなかなか出ない。(早く出せ〜)
今は、デスパレードな妻たち2を観賞中だ。結構はまってる。
韓国ドラマは、ホジュンが良かった。まさに、チャングムの男版である。
今、朱蒙チュモンを見始めたが、リリースのスピードが遅い。(早く出せ〜)

ドラマは長くて疲れる。ちょっと小休止して映画に戻ろう・・・

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2007年7月31日 (火曜日)

「オーロラの彼方へ」

1969年、ニューヨーク上空に珍しいオーロラが出現した日、消防士フランクは救助を終え、妻ジュリアと6歳の息子ジョンの待つ家へと戻ってきた。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。ちょうどその日のオーロラのように。だが、その2日後、フランクは殉職する。息子ジョンは深い哀しみに暮れる。それから30年。再びニューヨークにオーロラが出現した日、ジョンはふと父が愛用していた無線機を見つける。そしてそこから男の声が聞こえてくる……。まるでそれは父と話しているようだった。

無線機で過去と現在がつながる話は面白い。タイムトラベルものではあるが、タイムマシンとかでなく、無線機というのが、何か旧式な手法のようで、臨場感があるのかもしれない。
他にも、中国映画「スカイ・オブ・ラブ」、韓国映画「リメンバー・ミー」が、同じ古い無線機で
過去とつながるストーリーだ。この二つの映画も超おすすめである。星5つ!

共通しているのは、無線機ということと、リンクする過去が数十年前ということだ。つまり親との絡みということになる。そういえば、「バック・ツウ・ザ・フィーチャー」の一作目も両親の若い頃へのタイムトリップだった。

おすすめ度  ★★★★★

製作年度 2000年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 117分
監督 グレゴリー・ホブリット
製作総指揮 リチャード・サパースタイン 、ロバート・シェイ
脚本 トビー・エメリッヒ
音楽 マイケル・ケイメン
出演 デニス・クエイド 、ジム・カヴィーゼル 、ショーン・ドイル 、エリザベス・ミッチェル 、アンドレ・ブラウアー 、ノア・エメリッヒ、メリッサ・エリコ 、ダニエル・ヘンソン 、ジョーダン・ブリッジス

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2007年7月30日 (月曜日)

「ゲド戦記」

アメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズを、スタジオジブリが映像化したファンタジー・アニメだ。宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗がメガホンを取り、少年アレンと大賢人ゲドの旅を通じて混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。V6の岡田准一、菅原文太ら新旧の実力派が存在感ある声の演技を披露するほか、主題歌と挿入歌も担当し
た手嶌葵の圧倒的な美声にも心奪われる。

他のジブリ作品を想像して見ると期待を裏切られた感想を持つだろう。
何故なら、この作品、前半部分が解りにくい。何故、少年アレンは、父親を殺したのか?国を捨て(追われ?)たのか、説明がない。大賢人ハイタカは、何故大賢人と呼ばれるようになったか、説明がない。壮大な物語りを、期待するものの、意外とスケールが小さいのである。
しかし、後半は面白かったし、楽しめた。

この映画の評価は、あまり芳しくないが、それは、期待が大きすぎるからだと思う。

感動巨編、超大作というのはちょっとおこがましいが、「命」をテーマにしたファンタジーアニメとして見れば、なかなか良いのでは。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 TALES FROM EARTHSEA
製作年度 2006年
上映時間 115分
監督 宮崎吾朗
声の出演 岡田准一 、手嶌葵 、菅原文太 、田中裕子 、香川照之 、風吹ジュン

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2007年7月26日 (木曜日)

「7月24日通りのクリスマス」

異国情緒あふれる長崎の街を舞台に、妄想の恋に生きる女性が本物の恋を探して奮闘する純愛ラブストーリー。芥川賞作家の吉田修一による原作を、『電車男』の村上正典監督と脚本家の金子ありさが女版『電車男』ともいうべきロマンティックな物語に作り上げた。憧れの先輩に『子ぎつねヘレン』の大沢たかお、シンデレラのように変ぼうを遂げるヒロインに中谷美紀。あこがれの恋を実らせようと奮闘するヒロインの姿がかわいらしい。

ポルトガルのリスボンのい街と長崎はよく似ている。港町で、坂が多く、市電が走る風景まで・・・そして、7月24日通り。途中、長崎とリスボンが交錯し、本当に似ている事がわかる。

ラストシーンのライトアップしたクリスマスツリーがきれいだ。(そういえば、彼は照明デザイナーだった)
そして本物の7月24日通りを・・・ハッピーエンドが嬉しい。

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 2006年
上映時間 108分
監督 村上正典
出演 大沢たかお 、中谷美紀 、佐藤隆太 、上野樹里 、阿部力 、劇団ひとり

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2007年7月25日 (水曜日)

「私の頭の中の消しゴム」

日本映画「明日の記憶」が話題になっているが、同じアルツハイマー病をテーマにした韓国映画である。麻生太郎が失言した「アルツハイマーの人でもわかる・・・」というアルツハイマーである。とんでもない暴言だ。麻生太郎にはこの映画を観て反省してほしい。

『四月の雪』でペ・ヨンジュンと共演したソン・イェジンと、『MUSA 武士』のチョン・ウソンによる不朽の愛の名作。韓国映画界におけるラブストーリーの女王と美形カリスマ俳優が、不治の病と闘いながら、きずなを深めていくカップルを熱演する。“若年性アルツハイマー”という重いテーマを扱いつつも、最後まで希望を捨てないエンディングは秀逸。今までの韓国映画とは一線を画す、美男美女による格調高い恋愛ドラマ。
ソン・イェジンは大好きな女優だが、彼女の最高傑作がこの映画だと断言できる。
タイトルもいい。

おすすめ度  ★★★★★

製作年度 2004年
上映時間 117分
監督 イ・ジェハン
出演 チョン・ウソン 、ソン・イェジン 、ペク・チョンハク 、パク・サンギュ 、クォン・ビョンギル 、キム・ヒリョン

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2007年7月24日 (火曜日)

「デスパレードな妻たち」

アメリカで人気のテレビドラマ。シーズン1は全23話だ。ちなもに、デスパレードとは崖ップチの・・・という意味。

ある木曜日。ウィステリア通りに暮らす一人の主婦メアリー・アリス・ヤングが自殺。第一発見者は隣に暮らす主婦マーサ・フーバー。
パンッという聞き慣れない音に、野次馬根性からのぞいたヤング家で、血まみれになって倒れているメアリー・アリスを発見したのだ。
翌週の月曜日。メアリー・アリスは埋葬され、ヤング家にはメアリー・アリスをしのび、ウィステリア通りの住人が集まった。
元キャリア・ウーマンのリネット・スカーボ、玉のこしに乗った元モデルのガブリエル・ソリス、完ぺきすぎる主婦ブリー・バン・デ・カンプ、バツイチで童話作家のスーザン・メイヤーの4人は特にメアリー・アリスと親しかったが、誰一人として、メアリー自殺の理由に思い当たるものはいなかった。

主人公は4人の妻たちだが、それぞれ個性があって面白い。ちょっと紹介しよう。

■スーザン・メイヤー(テリー・ハッチャー)
夫の浮気が原因で離婚。娘ジュリーと暮らす童話作家。そそっかしいが憎めない。
■ブリー・バン・デ・カンプ(マーシア・クロス)
完璧に家事をこなす主婦。一男一女の母。「手抜き」をしない彼女に家族は窒息寸前。
■リネット・スカーボ(フェリシティ・ハフマン)
優秀なキャリアウーマンだったが、妊娠をきっかけに仕事を辞めて家庭に。ふたごの男の子を筆頭に4人の子を持つ。子育てでストレスは溜る一方。
■ガブリエル・ソリス(エヴァ・ロンゴリア)
ニューヨークで活躍していた元モデル。美貌と抜群のスタイルでリッチなカルロスを射止めて結婚。庭師のアルバイト。ジョンと浮気中だ。

この4人の家族を中心に物語りは進行するのだが、仲間だったメアリー・アリスの自殺に始まり、マーサ・フーバーの殺人などの事件が絡んでいくという展開だ。
テレビドラマだから仕方がないが、とにかく、展開が遅い〜。ゆっくりと、1話ごとにベールが剥がされていく感じだ。

時間のない人は避けたほうがいいかも。

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2007年7月23日 (月曜日)

「追憶の上海」

レスリー・チャンといえば、2003年、香港の高級ホテルから投身自殺を図り、帰らぬ人となった。この映画は、彼が一時引退し、復帰後の傑作、93年の「さらば、わが愛/覇王別姫」は国際的に高い評価を受け香港を代表する国際スターとして認められた後の映画だ。油が乗っていた時期の映画だといえる。

生い立ちは、父は紡績工場の経営者で10人姉弟の末っ子として生まれ、高校を卒業後イギリスへ留学。帰国して受けた歌謡コンテストで準優勝し、歌手の道を進む。映画デビューは78年、「君に逢いたくて 紅樓春上春」。84年、吉川晃司のカバー曲“モニカ”での大ヒットで一躍トップスターに。その後は俳優としても「男たちの挽歌」など良作に恵まれ。89年に歌手を引退。90年には俳優業も休止してカナダに移住するが、その後復帰。96年には歌手活動も再開した。

レスリー・チャン 主演の映画ということで観たが、内容は暗い映画だった。良かったのは、昔の上海の街が堪能できたこと。オールド上海を舞台にした映画は見逃せない。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 紅色恋人/A TIME TO REMEMBER
製作年度 1998年
上映時間 97分
監督 イエ・イン
出演 レスリー・チャン 、メイ・ティン 、タオ・ツァオルー 、トッド・バブコック

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2007年7月20日 (金曜日)

「あの子を探して」

大好きなチャン・イーモウ監督作品。舞台は中国の小学校。1ヵ月間学校を離れることになったカオ先生の代わりに、村長から代用教員に指名された少女ウェイ。可愛いけれど、やんちゃで生意気な28人の生徒たち。“生徒が一人もやめなかったら褒賞金をあげる”というカオ先生の言葉を信じて、子供たちを懸命に見張り続けるが、ある日、いつもウェイを困らせていた少年チャンが都会へ出稼ぎに出てしまった……。ヴェネチア映画祭で監督自身2度目のグランプリを受賞。

チャン・イーモー監督の永遠の名作「初恋のきた道」が制作されたのも1999年だ。この二つの映画はセットのようなものかも知れない。チャン・イーモーは、87年の「紅いコーリャン」で監督デビューし、同作品はベルリン映画祭でグランプリを受賞した。近年は「HERO」「LOVERS」と娯楽超大作を立て続けに手掛け、エンターテインメントの分野でも力を発揮できる懐の深さを証明した。他の代表作に「菊豆(チュイトウ)」、「紅夢」、「上海ルージュ」、「初恋のきた道」、「単騎千里を走る」などがある。

おすすめ度  ★★★★★

製作年度 1999年
製作国・地域 中国
上映時間 106分
監督 チャン・イーモウ
製作総指揮 −
原作 −
脚本 シー・シャンシェン
音楽 サン・バオ
出演 ウェイ・ミンジ 、チャン・ホエクー 、チャン・ジェンダ 、カオ・エンマン

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2007年7月19日 (木曜日)

「不都合な真実」

アメリカで公開されるやいなや、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなった話題作。アメリカの元副大統領アル・ゴアが、温暖化へと突き進む地球を憂い、温暖化によって引き起こされる数々の問題を説く。監督は「24 TWENTY FOUR」や「ER緊急救命室」など、人気TVドラマのエピソード監督として手腕を振るってきたデイビス・グッゲンハイム。地球の危機を訴えるアル・ゴアの真摯(しんし)な姿勢とユーモラスな話術が作品の魅力を高めている。

この映画は、温暖化に向かう人類への警鐘であり、バイブルとなるだろう。本人いわく、一瞬だけアメリカ大統領になったアル・ゴアが、1000回以上の講演で訴えて来た内容を中心にまとめたドキュメンタリーだ。地球温暖化による様々な影響を分かりやすく映像や図、写真、アニメ等を使って本人が説明する。正確に、淡々とびっくりするデータが示されていく・・・
驚くのは、温暖化のスピードの早さと、海面の上昇による水没する陸地だ。大好きな上海はすべて海中に沈んでしまう。
また、アフリカでは干ばつにより湖が枯れて飢餓が生まれ、内戦に結びついているという話は衝撃的である。しかし、アル・ゴアはいう。危機的な状況ではあるが、まだ間に合うと。
京都議定書に署名していないのは、アメリカとオーストラリアだ。しかし、各州単位では、温暖化に対策を講じるところが増えてきたと。

くそブッシュでなく、アル・ゴアが大統領だったら・・・と思わずにいられない。

おすすめ度  ★★★★★

原題 AN INCONVENIENT TRUTH
製作年度 2006年
上映時間 96分
監督 デイヴィス・グッゲンハイム
出演 アル・ゴア

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2007年7月18日 (水曜日)

「11:14」

ちょっと不思議な?面白いサスペンス映画。
男が飲酒運転で郊外のドライブウェイを運転している。すると、男が目の前に、一瞬のうちにはねてしまう。時計は11時14分だ。男は、死体をトランクに入れ、隠蔽しようとするがそこにパトカーが・・・結局見つかり逮捕されるが、パトカーには2人の手錠をされた男女がいた。
スタートはこんな感じ。時間は遡って、3人の悪ガキが、三菱のバンに乗って遊びに出る。対向車にモノを投げたり、本を燃やして投げたり、やりたい放題。しかし、ついに若い女性をはねてしまう。しかも、窓からペニスを出して小便をしていた一人は、その衝撃でペニスがちぎれてしまう。(痛そう〜)時間は遡って、スーパーで働く女(ヒラリー・スワンク)に友人が訪ねて来る。男は、恋人シェリーが妊娠して明日にお金がいるという。強盗を偽装してお金をくれと女に頼む。最初はこばむのだが、結局は従うことに・・・
てな訳で、「最初の飲酒運転の男」「悪ガキ3人組」「スーパーの2人」「シェリーのパパ」「シェリーの嘘」が11:14分に向けてストーリーが進むって訳だ。

最後は、すべてが結びついて納得のジ・エンド。そういえば、この映画の出演者は、み〜んな悪?

おすすめ度  ★★★★★

原題 11:14
製作年度 2003年
上映時間 86分
監督 グレッグ・マルクス
出演 ヒラリー・スワンク 、パトリック・スウェイジ 、レイチェル・リー・クック 、ヘンリー・トーマス 、バーバラ・ハーシー 、ブレイク・ヘロン

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2007年7月17日 (火曜日)

「ストライク・ダウン」

子供を誘拐する犯罪をテーマにしたサスペンス映画。
幸せな刑事の家族が、ある日子供と母が狙われ、抵抗した母は殺されてしまう。しかし、自警団と称する者が、次々と犯罪者を殺していく。刑事は、共感するも、その担当者にされてしまう・・・
妻を殺した犯人が見つかり、刑事は射殺しようとするが、自警団に先を超されてしまう。しかし、調べてみると、犯人を殺そうとした人間はもう一人いた・・・

途中で犯人が分かってしまった。どんでんがえしも無く、サプライズのないサスペンスは気の抜けたビールのようで、面白くない。

おすすめ度  ★★☆☆☆

原題 THE GUNMAN
製作年度 2004年
上映時間 92分
監督 ダニエル・ミリカン
出演 ショーン・パトリック・フラナリー 、ジョーイ・ローレン・アダムス 、アライナ・カランジ 、ミミ・ロジャース 、ジェフ・スピークマン 、ダニエル・ミリカン

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2007年7月16日 (月曜日)

「愛の傷」

久しぶりの韓国映画。しかもヒット!

超エリート弁護士(キム・ミンジョン)は、講演を依頼されカンタン大学にバスで赴く。前日見合いをした女が押し掛けて同行する。バスの中で、女は5年前につき合った人について質問する。そして回想シーンで、5年前に赴任したコジュ島の話が始まる。1年の赴任中に知り合った島の娘との愛。しかし、娘(キム・ユミ)の母と義理の祖母の人生は過酷なものだった。結婚を親に反対されソウルに戻った男は数年後、島を訪れるが、病気の母は亡くなり、祖母と娘はもういなかった。男は、今回の講演は特別なものだという。さて、その意味は?

最後の講演に感動した。うまい演出である。ヒロインのキム・ユミも可愛かったが、色男のキム・ミンジョンもいい味出してる。久しぶりにいい映画に出会った。

おすすめ度  ★★★★★

原題 THE WINDMILL PALM GROVE
製作年度 2005年
上映時間 108分
監督 ユ・サンウク
出演 キム・ユミ 、キム・ミンジョン 、チョ・ウンスク 、イ・アヒョン 、イ・ギョンヨン

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2007年7月13日 (金曜日)

「マリー・アントワネット」

有名な悲劇の王妃マリー・アントワネットの物語を、1人の女性の成長期としてとらえた宮廷絵巻。幼くして故郷を離れ、異郷フランスの王室で必死に生きた女性の激動の人生を丁寧に物語る。監督は『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラ。『スパイダーマン』シリーズのキルステン・ダンストが孤独を抱えて生きる女性を愛くるしく演じている。実際のヴェルサイユ宮殿で撮影された豪華な調度品や衣装の数々は必見。

マリー・アントワネットの映画は他にもある。
ヒラリー・スワンクの「マリー・アントワネットの首飾り」(2001)チャールズ・シャイア監督。
ミシェル・モルガンの「マリー・アントワネット」(1956)ジャン・ドラノワ監督。
ノーマン・シアラーの「マリー・アントワネットの生涯」W・Sヴァン・ダイク二世。
ドキュメンタリー「マリー・アントワネット・恋する王妃」等だ。

オーストリアの王室の娘として生まれ、15才でフランスの王室に